株式会社オービス7827
木材事業
梱包用材等を製造・販売するオービスの主力セグメント(売上構成比約67%)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年10月期中間期) | 3,722百万円 | 3,754百万円(2025年10月期中間期) | — |
| 営業利益(2026年10月期中間期) | 114百万円 | 177百万円(2025年10月期中間期) | ↓ |
| 売上高(2025年10月期通期) | 7,443百万円 | — | — |
| 営業利益(2025年10月期通期) | 301百万円 | — | — |
| 前年同期比売上高成長率(2026年10月期中間期) | 99.2% | — | — |
| 前年同期比営業利益成長率(2026年10月期中間期) | 64.2% | — | ↓ |
事業詳細
ニュージーランド産松(ラジアータパイン)および国産スギを原材料として、広島県福山市の工場で製材を行い、梱包用材・パレット用材・ドラム用材・土木建設仮設用材・木材チップ等を製造・販売する。2018年6月稼働の福山工場を中核拠点とし、受注生産・短納期対応が特徴。外国産材から国産材への切り替えを加速させ、為替リスク低減と安定調達を図っている。
直近の概況
梱包マーケット低迷で原木消化量約5%減も、値上げ効果で売上は前年同期並みを維持
2026年10月期中間期(2025年11月〜2026年4月)において、米国通商政策・中国経済停滞による輸出梱包の荷動き弱含みに加え、完全週休二日制への移行が重なり、原木消化量は前年同期比約5%減少した。一方、国産杉への切り替え促進や遠方地域への商材活用など提案型営業と値上げ効果により、売上高3,722百万円(前年同期比99.2%)と前年同期実績とほぼ同水準を維持した。ただし営業利益は114百万円(前年同期比64.2%)と大幅に減少しており、コスト面での収益性低下が顕著となっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国産杉への切り替え加速による為替リスク低減と安定調達(仕入価格安定化)
- 提案型営業による新市場・新規顧客開拓および既存顧客の潜在需要掘り起こし
- 福山工場の生産効率向上に向けた設備投資(製材機械トラブル防止・短期復旧対応)
- 大手企業からスタートアップまで幅広い取引実績の蓄積による競争力強化
- 遠方地域への商材活用など地理的拡販による受注確保
リスク
- 米国関税政策・中国経済低迷による輸出関連荷動きの継続的鈍化
- 中東情勢緊迫化(ホルムズ海峡閉鎖懸念)による海上輸送費高騰
- 円安局面でのNZ丸太(輸入原材料)仕入コスト上昇と収益性低下
- 猛暑・異常気象による原材料の虫害発生・歩留率低下リスク
- 完全週休二日制移行に伴う生産能力・原木消化量の低下
- 運送コスト・港湾荷役費・消耗資材費の高止まりによるコスト圧迫
- 木材事業福山工場建設借入金に係る返済負担
最終更新: 2026年1月28日

