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シチズン時計株式会社

7762・東証プライム・精密機器

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シチズン時計株式会社7762

時計事業

シチズングループの最大収益源であるコア事業。ウオッチ・ムーブメントを世界展開。

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期累計)54,847百万円41,529百万円(2026年3月期第1四半期)↑
セグメント利益(営業利益)(2027年3月期第1四半期累計)7,138百万円4,404百万円(2026年3月期第1四半期)↑
売上高前年同期比増減率+32.1%—↑
セグメント利益前年同期比増減率+62.1%—↑
売上高予想(2027年3月期通期・修正後)223,000百万円201,000百万円(前回発表予想)↑
セグメント利益予想(2027年3月期通期・修正後)29,000百万円25,500百万円(前回発表予想)↑

事業詳細

ウオッチ(CITIZENブランド、BULOVAブランド等)およびムーブメントの製造・販売を行うシチズングループの中核セグメント。国内外の幅広い流通チャネル(百貨店・専門店・EC・トラベル流通等)を通じてグローバルに展開。日本・スイス・タイ・中国等に生産拠点を持ち、北米・欧州・アジアに販売子会社を配置。中期経営計画の下、ブランド提供価値の向上と高付加価値製品の強化に経営資源を戦略的に配分するコア事業と位置づけられている。

直近の概況

北米中心に大幅増収増益。通期予想も上方修正。

2027年3月期第1四半期は売上高54,847百万円(前年同期比32.1%増)、営業利益7,138百万円(同62.1%増)と大幅増収増益。国内は『アテッサ』『ザ・シチズン』が堅調、北米はCITIZEN・BULOVA両ブランドで百貨店・トラベル流通・自社ECが好調、欧州は機械式時計とプロマスターが牽引、アジアはタイ・インド等で堅調。ムーブメントも機械式・アナログクオーツともに大幅増収。これを受け通期業績予想を売上高201,000百万円から223,000百万円へ、営業利益25,500百万円から29,000百万円へ上方修正した。

主要プロダクト

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CITIZENブランド ウオッチ

国内では『アテッサ』が堅調に推移したほか、プレミアムブランドの『ザ・シチズン』が販売を牽引。海外では北米・欧州でグローバルサブブランド『シチズン エル』『プロマスター』などが百貨店流通・トラベル流通・自社EC経由で好調に推移。

product
BULOVAブランド ウオッチ

北米において百貨店流通・トラベル流通が販売を牽引したほか、自社ECも大きく販売を伸ばし、大幅な増収となった。

product
ムーブメント

機械式ムーブメントが各地域で好調に推移したほか、アナログクオーツムーブメントも堅調を維持し、大幅な増収となった。

product
Frederique Constant / La Joux-Perret(スイス機械式)

機械式時計は製品ラインナップ拡充などに伴い欧州で販売が好調に推移し、高付加価値製品強化戦略の一翼を担う。

成長ドライバー

  • 北米市場でのCITIZEN・BULOVAブランドの販売拡大(百貨店・トラベル流通・自社EC好調)
  • 自社EC比率の向上と高価格帯モデルへの製品ミックス改善による販売単価上昇
  • 機械式時計・機械式ムーブメントの需要拡大(欧州・アジア一部市場で好調)
  • グローバルサブブランド(プロマスター・アテッサ等)の海外市場での販売拡大
  • 欧州における機械式時計の製品ラインナップ拡充
  • アジア(タイ・インド等)における販売の底堅い推移
  • ブランド提供価値の向上と高付加価値製品強化に向けた中期経営計画に基づく経営資源配分

リスク

  • 米国子会社CWUSに対する過年度関税問題(2018〜2021年分の追加請求358百万円を当第1四半期に特別損失計上、2022年以降の追加請求発生の可能性)
  • 中国市場の景気低迷長期化による売上減少リスク(アジア全体の個人消費回復の力強さ欠如)
  • 世界的な物価高・消費マインド低下による需要抑制リスク
  • 為替変動リスク(北米・欧州売上の円換算への影響、想定為替レートを1USD=155円、1EUR=180円に変更)
  • 国内インバウンド需要の不確実性
  • 米国関税政策の影響による北米市場での物価上昇・消費マインド悪化リスク
  • アナログクオーツムーブメント市場の構造的縮小(ファッションウオッチ市場縮小)

工作機械事業

CNC自動旋盤を主力とするグループのコア事業の一つ

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期累計)25,650百万円18,994百万円(2026年3月期第1四半期累計)↑
営業利益(2027年3月期第1四半期累計)3,214百万円1,512百万円(2026年3月期第1四半期累計)↑
営業利益率(2027年3月期第1四半期累計)12.5%8.0%(2026年3月期第1四半期累計)↑

事業詳細

シチズンマシナリー㈱を中核に、タイ・フィリピン・ベトナム・中国等のアジア拠点で生産し、欧州・中国・英国・イタリアの販売子会社を通じてグローバルに展開するCNC自動旋盤事業。医療・半導体・自動車・航空宇宙など多様な産業向けに精密加工ソリューションを提供する。中期経営計画2027ではグループ成長を牽引するコア事業と位置づけられている。

直近の概況

半導体・医療関連の需要拡大で大幅増収増益、想定を上回る伸長

当第1四半期は国内で半導体関連販売が増加、自動車関連も緩やかに回復。米州は半導体・医療関連が堅調、欧州は時計関連・航空機関連が回復基調、アジアは中国の半導体関連が大きく伸長した。結果、売上高は256億円(前年同期比35.0%増)、営業利益は32億円(前年同期比112.5%増)と大幅な増収増益となり、通期業績予想も上方修正(売上高104,000百万円、営業利益13,500百万円)された。

主要プロダクト

product
CNC自動旋盤(シチズンブランド)

半導体・医療・自動車関連など幅広い産業向けに提供される精密加工ソリューション。

product
CNC自動旋盤(ミヤノブランド)

新市場開拓に向けたグローバル販売戦略のもとで展開されるCNC自動旋盤ブランド。

成長ドライバー

  • 中国を中心とするアジア市場での半導体関連需要の旺盛な拡大
  • 欧州市場での時計関連・航空機関連の回復基調
  • 米州市場における半導体関連・医療関連販売の堅調な推移
  • 国内における半導体関連の販売増加と自動車関連の緩やかな回復
  • 中期経営計画2027に基づく生産能力増強と販売体制強化
  • ミヤノブランドのグローバル販売戦略推進による新市場開拓

リスク

  • 国内自動車関連市場の力強さを欠く回復ペース
  • 国内外における設備投資への慎重姿勢の再燃リスク
  • 米国関税政策の影響による製造業の設備投資抑制
  • 工作機械市況の循環的な変動(受注調整局面)
  • 中国経済の景気低迷長期化による半導体・製造業向け需要の減少リスク

デバイス事業

自動車部品・電子デバイス等を手掛ける安定収益補完セグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、当第1四半期累計)17,631百万円14,758百万円↑
セグメント利益(営業利益、当第1四半期累計)1,348百万円401百万円↑
売上高前年同期比増減率+19.5%—↑
セグメント利益前年同期比増減率+235.9%—↑
2027年3月期通期業績予想(売上高)68,000百万円66,000百万円(前回予想)↑
2027年3月期通期業績予想(営業利益)4,500百万円4,000百万円(前回予想)↑

事業詳細

自動車部品、水晶デバイス、セラミックス、小型モーター、プリンター、健康機器、LEDを生産・販売する。国内外の自動車メーカーや電子機器メーカーを主要顧客とし、小型金属加工技術・セラミックス技術等の製造強みを活かした部品供給事業。コア事業(時計・工作機械)の補完的位置づけとして安定収益の確保を目指す。2027年3月期第1四半期は増収増益で推移。

直近の概況

小型モーター・セラミックス・プリンターが牽引し増収増益

2027年3月期第1四半期は、自動車部品が自動車メーカーの生産回復力不足により前年並みとなった一方、小型モーターは市況復調と医療関連の堅調により増収、セラミックスは光通信向けサブマウント製品の好調により増収、プリンターはフォトプリンターの安定需要により増収となった。この結果、セグメント全体では売上高17,631百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1,348百万円(同235.9%増)と増収増益を達成。通期業績予想も上方修正され、売上高68,000百万円(前回比+2,000百万円)、営業利益4,500百万円(前回比+500百万円)に見直された。

主要プロダクト

product
自動車部品

自動車メーカーの生産動向に業績が連動する主力製品。当第1四半期は自動車メーカーの生産回復が力強さを欠き、前年並みの販売にとどまった。

product
セラミックス(サブマウント製品等)

光通信向けなどのサブマウント製品の販売が好調に推移し、増収に寄与している。

product
小型モーター

市況が緩やかに復調したほか、医療関連などの販売が堅調に推移し、増収となった。

product
プリンター(フォトプリンター等)

フォトプリンターが安定した需要を背景に販売が伸長し、増収となった。

product
水晶デバイス・LED・健康機器

水晶デバイス、LED、健康機器等をラインナップし、事業ポートフォリオの一部を構成する。

成長ドライバー

  • セラミックス(光通信向けサブマウント製品)の販売拡大継続
  • 小型モーターの市況復調および医療関連需要の堅調推移
  • フォトプリンターの安定需要を背景とした堅調推移
  • 自動車メーカーの生産回復による自動車部品需要の拡大期待
  • 2027年3月期通期業績予想の上方修正(売上高68,000百万円、営業利益4,500百万円)

リスク

  • 自動車メーカーの生産動向・EV化シフトによる既存製品需要の変動リスク(当第1四半期は生産回復力不足で前年並み)
  • 小型モーターにおける需要回復ペースの不確実性
  • プリンター事業における大口受注の反動減など受注変動リスク
  • 水晶デバイス・LED等における市況悪化や競合激化リスク
  • 為替レート変動(想定為替レート変更:USD150→155円、EUR175→180円)による影響

電子機器他事業

自動車部品・小型モーター・セラミックス・プリンター等を擁する多品種デバイスセグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、2027年3月期1Q)17,631百万円14,758百万円(2026年3月期1Q)↑
売上高前年同期比増減率+19.5%—↑
セグメント利益(営業利益、2027年3月期1Q)1,348百万円401百万円(2026年3月期1Q)↑
セグメント利益前年同期比増減率+235.9%—↑
2027年3月期通期売上高予想(修正後)68,000百万円66,000百万円(前回予想)↑
2027年3月期通期営業利益予想(修正後)4,500百万円4,000百万円(前回予想)↑

事業詳細

旧「電子機器他事業」を再編・統合して発足した報告セグメント。自動車部品、水晶デバイス、セラミックス、小型モーター、プリンター(POS・バーコード・フォト)、健康機器、LEDを主要製品とし、国内外の幅広い産業・消費者向け市場に展開する。当第1四半期は小型モーター・セラミックス・プリンターが増収に寄与し、自動車部品は前年並みで推移した。

直近の概況

小型モーター・セラミックス・プリンター好調で増収増益

当第1四半期は自動車部品が前年並みとなった一方、小型モーターは市況回復と医療関連の堅調な販売、セラミックスは光通信向けサブマウント製品の好調、プリンターはフォトプリンターの安定需要により、セグメント全体で売上高17,631百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1,348百万円(同235.9%増)と増収増益となった。これを受け、通期業績予想は前回発表(売上高66,000百万円、営業利益4,000百万円)から売上高68,000百万円(+2,000百万円)、営業利益4,500百万円(+500百万円)へ上方修正された。

主要プロダクト

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プリンター(POS・バーコード・フォトプリンター)

フォトプリンターは安定した需要を背景に販売が伸長し、プリンター全体として増収に寄与した。

product
自動車部品

自動車メーカーの生産回復が力強さを欠いたため、当第1四半期の販売は前年並みで推移した。

product
セラミックス

光通信向けなどのサブマウント製品の販売が好調に推移し、セグメント内で増収に貢献した。

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小型モーター

市況が緩やかに復調したほか、医療関連などの販売が堅調に推移し、増収となった。

product
健康機器(血圧計・体温計)

血圧計・体温計等の健康機器を国内外で展開。当四半期の個別動向の詳細開示はなし。

product
水晶デバイス・LED

水晶デバイスおよびLED製品を提供。今回の決算短信では個別の詳細動向の開示はなし。

成長ドライバー

  • セラミックス(光通信向けサブマウント製品)の旺盛な需要継続
  • 小型モーターの市況回復および医療関連販売の堅調推移
  • フォトプリンターをはじめとする主力製品の安定した需要
  • 自動車メーカーの生産回復に伴う自動車部品の需要増加期待
  • 健康機器(血圧計・体温計)の国内外での販売拡大

リスク

  • 自動車メーカーの生産回復が力強さを欠く状況が継続するリスク(自動車部品需要の停滞)
  • 小型モーター市況の回復ペースが想定を下回るリスク
  • 為替レート変動リスク(第2四半期以降の想定レートをUSD150→155円、EUR175→180円に変更)
  • 健康機器・情報機器市場における競合激化および需要変動リスク
  • セグメント再編に伴う旧区分との業績比較の困難性、個別製品カテゴリーの収益貢献の透明性低下

最終更新: 2026年8月14日