ノーリツ鋼機株式会社7744
ものづくり(部品・材料)
センクシア加入で急拡大した建材・精密部材ものづくり事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(2026年12月期第1四半期) | 9,687百万円 | 2,831百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 事業EBITDA(2026年12月期第1四半期) | 2,262百万円 | 561百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 事業EBITDAマージン(2026年12月期第1四半期) | 23.4% | 19.8%(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 売上収益(2025年12月期通期) | 11,744百万円 | - | — |
| 事業EBITDA(2025年12月期通期) | 2,778百万円 | - | — |
| 事業EBITDAマージン(2025年12月期通期) | 23.7% | - | — |
| のれん(2026年3月31日時点、連結合計) | 114,921百万円 | 50,333百万円(2025年12月31日) | ↑ |
| センクシア取得に係るのれん | 64,412百万円 | - | ↑ |
事業詳細
ペン先部材・コスメ部材・金属部材等の研究開発・生産・販売を行う既存事業(テイボー株式会社、浜松メタルワークス株式会社、株式会社soliton corporation)に加え、2026年2月にセンクシア株式会社(建材機器の製造・販売)がグループ加入。建築構造部材・フロア部材分野でのNo.1/Only1製品群を擁し、クリーンルームやデータセンター需要にも対応。部品・材料セグメントの周辺領域を大幅に拡張した。
直近の概況
センクシア加入で売上収益が前年同期比242.1%増と急拡大
2026年2月2日付でセンクシア株式会社を取得対価68,278百万円(現金57,853百万円+免責的債務引受10,425百万円)で100%子会社化。取得日以降の同社売上収益は6,721百万円、四半期利益は937百万円を計上。既存のペン先カテゴリは国内顧客の生産調整の影響を受けつつも回復傾向、コスメカテゴリは中国需要の回復、MIMカテゴリは輸送機器部品が順調に伸長。セグメント全体の事業EBITDAマージンは23.4%と前年同期(19.8%)から3.5ポイント改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- センクシア株式会社のグループ加入(2026年2月)による建材機器事業の本格寄与と部品・材料セグメントの大幅な規模拡大
- センクシアが対応するクリーンルーム・データセンター需要および半導体産業の設備投資増大に伴う持続的需要拡大
- MIMカテゴリにおける輸送機器部品向け需要の継続的拡大および新規顧客開拓の進展
- コスメカテゴリにおける中国市場の需要回復
- テイボー事業における筆記カテゴリ需要の緩やかな回復基調
- 原価低減への継続的取り組みによる収益性改善
リスク
- 国内顧客の生産調整継続によるペン先カテゴリの需要低迷リスク
- 中国市場の需要停滞継続によるコスメカテゴリへの影響
- 材料費・燃料費の高騰による収益圧迫(原価低減努力を上回るコスト上昇)
- MIM事業における難易度の高い製造への挑戦に伴う歩留まり悪化リスク
- センクシア買収資金調達に伴う短期借入金(50,000百万円)の返済負担および金利上昇リスク
- センクシア取得に係るのれん64,412百万円の減損リスク(取得資産・負債の公正価値は暫定値であり測定期間中に修正の可能性あり)
- 中東情勢等マクロ環境の不透明化による需要への影響(今後注視が必要)
最終更新: 2026年3月19日

