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株式会社いつも

7694東証グロース小売業

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株式会社いつも7694

ECワンプラットフォーム事業(株式会社いつも 単一セグメント)

ブランド・メーカーのEC事業を総合支援する単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(連結)17,878百万円13,940百万円
営業利益(連結)269百万円74百万円
調整後EBITDA(連結)463百万円255百万円
経常利益(連結)249百万円43百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結)157百万円△98百万円
売上高営業利益率1.5%0.5%
総資産(連結)9,557百万円8,609百万円
自己資本比率(連結)26.4%27.4%
現金及び現金同等物期末残高928百万円2,932百万円
1株当たり当期純利益26.60円△16.61円
翌期売上高予想(連結)20,560百万円17,878百万円
翌期営業利益予想(連結)326百万円269百万円

事業詳細

「Eコマースで、日本の未来をリードする」をミッションに掲げ、Oneコマース(EC運営支援)、協業ブランドパートナー(公式EC代行・仕入販売)、共創・自創バリューアップ(D2C・自社ブランド販売)、ECプラットフォーム(ライブコマース「Peace you LIVE」運営)の4サービス区分で構成。Amazon・楽天市場・自社ECサイト・ソーシャルコマースまで多チャネルをワンストップで支援し、法人向け・消費者向け双方にビジネスを展開する。2026年3月期の売上高は17,878百万円、営業利益は269百万円。

直近の概況

2026年3月期は売上高28%増・営業利益262%増で黒字転換を達成

2026年3月期(連結)は売上高17,878百万円(前期比28.2%増)、営業利益269百万円(同262.3%増)、親会社株主帰属当期純利益157百万円(前期は△98百万円の損失)と大幅改善。協業ブランドパートナーサービスで複数の新規ブランドが大幅伸長し売上高13,091百万円を計上。一方、営業CFは△1,554百万円と大幅なマイナスで、売上債権増加1,551百万円・棚卸資産増加1,064百万円が主因。現金残高は2,932百万円から928百万円へ大幅減少。翌期(2027年3月期)は売上高20,560百万円(同15.0%増)、営業利益326百万円(同21.0%増)を予想。なお、当期より売上原価の一部(前期比較対象として2,175百万円相当)を販売費及び一般管理費へ組替える表示方法の変更を実施。

主要プロダクト

service
Oneコマースサービス

蓄積したECノウハウを活用し、ブランド・メーカーのEC運営を支援。ライブコマース単独の流通総額が100億円を突破。2026年3月期売上高は3,165百万円(前期比増収)。来期はAIエージェント実装による定型業務自動化と高付加価値コンサルティング領域へのシフトを推進予定。

service
協業ブランドパートナーサービス

当期ローンチした複数ブランドが大幅伸長し、ブランドポートフォリオが拡充。2026年3月期売上高は13,091百万円(前期比増収)。iDM(いつもデータマーケティング)による早い意思決定と再現性ある事業成果を実現。グループ全体売上高の約73%を占めるコア事業。

service
共創・自創バリューアップサービス

独占販売権を有する自然派コスメブランド「KohGenDo」が計画通り進捗した一方、スノーアパレルを主力とする連結子会社「ビーラン」は競合・天候影響で減収減益。2026年3月期売上高は1,422百万円。来期はビーランの抜本的構造改革とKohGenDoの中国市場販路拡大を推進予定。

platform
ECプラットフォームサービス(Peace you LIVE)

ライブコマースプラットフォーム「Peace you LIVE」における手数料収入が前期比増加。2026年3月期売上高は199百万円。TikTok Shopとの双方活用を深め、認知から購入・物流まで一気通貫支援する「成長連鎖モデル」の確立を目指す。

service
ソーシャルコマース総合支援(TikTok Shop)

「TikTok Shop」の広告運用・店舗構築・フルフィルメント・ライブコマース支援の3つ全ての公式パートナー認定を取得。日本トップクラスのクリエイターとの連携体制を強化。当期は体制構築・サービス開発費用を戦略的先行投資として継続計上。TikTok Shop日本市場GMVは2026年中に年間2,300億円規模到達と同社は予測。

成長ドライバー

  • 協業ブランドパートナーサービスにおける新規ブランドの継続的な獲得と既存ブランドの成長(2026年3月期売上高13,091百万円、前期比増収)
  • TikTok Shop公式パートナー3区分全取得によるソーシャルコマース総合支援の本格展開(日本市場GMVは2026年中に年間2,300億円規模到達と同社予測)
  • 「いつも.データマーケティング(iDM)」に生成AIを融合させた「iDM×AI」を戦略中核に据えたデータドリブン支援による生産性向上と契約単価上昇
  • Oneコマースサービスにおけるライブコマース流通総額100億円突破と、AIエージェント実装による高付加価値コンサルティングへのシフト
  • コスメブランド「KohGenDo」の中国市場における販路拡大推進によるグループ収益基盤の安定化
  • EC(物販)市場規模の継続的拡大(2026年見込み15.8兆円、2027年16.2兆円:富士経済調べ)

リスク

  • 協業ブランドパートナーサービスにおける在庫リスクの顕在化(仕入・販売型モデルのため棚卸資産が2026年3月期末3,030百万円と前期比1,053百万円増加、商品評価損9百万円を計上)
  • 営業キャッシュ・フローの大幅マイナス(2026年3月期△1,554百万円)と現金残高の急減(928百万円)による流動性リスク
  • ビーラン(共創・自創バリューアップ)における季節偏重収益構造と競合・天候影響による減収減益リスク
  • ソーシャルコマース領域への先行投資費用の継続計上による短期的な利益圧迫
  • 借入金残高の高水準維持に伴う財務負担(2026年3月期末の長期借入金1,843百万円、短期借入金1,000百万円、1年内返済予定長期借入金964百万円)
  • 売上原価から販売費及び一般管理費への表示方法変更による過去比較の複雑化と、同業他社との収益構造比較における留意点

最終更新: 2026年6月24日