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株式会社オーハシテクニカ

7628東証プライム卸売業

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株式会社オーハシテクニカ7628

事業内容

株式会社オーハシテクニカは1951年創業の自動車関連部品専門サプライヤーで、当社および子会社13社・関連会社2社で構成されるグループを形成する。エンジン関連部品、車体組立用部品、ブレーキ関連部品、EV関連部品等の自動車関連部品を中心に、製造・販売・加工技術開発・物流業務を一体的に展開する。

国内では当社が販売・加工技術開発を担い、製造子会社3社が製造を担当。海外は米州・中国・アセアン・欧州・台湾の12社が事業を展開し、日系自動車メーカーを主要顧客とするグローバル体制を構築している。

東京証券取引所プライム市場上場。

ビジネスモデル

自社製造(ファクトリー)と外部調達先活用(ファブレス)を組み合わせた「ファクトリー&ファブレス」モデルが収益の根幹。圧入プロジェクション接合技術等の独自加工技術を開発・提案し、日系自動車メーカーへの部品供給で収益を得る。

グループ製造部門比率は現状約27%で、設備投資により40%への引き上げを目指す。売上高40,918百万円のうち国内が約49%、米州が約34%を占め、グローバル分散型の収益構造を持つ。

企業の強み

当社独自の「圧入プロジェクション接合技術」は部品の高強度化・大口径対応・高精度化・軽量コンパクト化を実現し、大手自動車メーカー各社での採用が拡大している。EV・HEV搭載部品への適用も進んでおり、2025年8月には製造子会社に「技術開発部」を新設しグループ内開発機能を集約する機構改革を実施した。

日本、米州(米国・メキシコ)、中国(5法人)、アセアン(タイ2社)、欧州(英国)、台湾の計14拠点を有し、日系自動車メーカーのグローバル生産に追随できる供給体制を構築している。2026年3月期において中国を除く全地域で増収を達成し、地域分散によるリスク低減効果が実証されている。

2026年3月期末の純資産は41,059百万円、総資産48,134百万円に対し負債は7,075百万円と極めて低水準。現金及び現金同等物は17,603百万円を保有し、中期経営計画期間6年間で設備投資95億円・研究開発費9億円・ESG関連投資7億円を自己資金中心で賄う財務余力を有する。

エンヴァリスの着眼点

1Q売上高11,503百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益894百万円(同62.8%増)、経常利益1,023百万円(同48.8%増)と大幅増益。通期予想(売上43,000百万円、営業利益2,550百万円)に対する進捗率は売上26.7%、営業利益35.1%と1Q時点で高水準に達しており、価格改定と生産性向上による売上総利益率改善が寄与している。

中国セグメントは現地メーカー間の販売競争激化と得意先の生産減少により売上高426百万円(前年同期比21.1%減)、セグメント損失14百万円と苦戦継続。一方で広州拠点への機能集約が完了し、上海子会社(大橋精密件(上海)有限公司)の清算を決定(2027年3月期業績への影響は軽微と会社は説明)しており、構造改革は前進している。

2027年3月期の年間配当予想は45.00円(第2四半期末22.50円、期末22.50円)。加えて譲渡制限付株式報酬制度に基づく自己株式処分(2026年8月7日、15,570株)および株式給付信託(J-ESOP)導入に伴う自己株式処分(2026年8月21日、100,000株)を決定し、経営陣・従業員インセンティブと株主価値共有の強化を進めている。

成長戦略

Mission2025+2のもと開発・製造・調達・グローバル機能強化とEV対応・中国事業再構築を推進

開発・製造・調達・グローバル機能の強化を通じ、価格改定と生産性向上による売上総利益率改善を実現。2027年3月期1Qは各機能強化の効果が営業利益62.8%増に反映された。

圧入プロジェクション接合技術の電動車搭載部品への適用拡大を各セグメントで推進し、新規受注品の売上寄与が日本・米州・アセアン・欧州で確認されている。

広州拠点への機能集約を完了し、上海子会社の清算を決定。現地競争激化への対応として製販一体の経営効率化を進めており、2027年3月期業績への影響は軽微と会社は説明。

米州セグメントで工場拡張工事を進め、新規受注品の売上寄与と関税転嫁による売上単価上昇もあり1Q売上高は前年同期比19.2%増、セグメント利益は83.7%増と大幅改善。

最終更新: 2026年8月6日