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株式会社大田花き

7555東証スタンダード卸売業

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株式会社大田花き7555

花き卸売事業(単一セグメント)

日本最大の花き卸売会社として東京・大田市場を中核に全国展開

期間今期前期増減率
売上高(連結・2026年3月期実績)3,661百万円3,857百万円
営業利益(連結・2026年3月期実績)54百万円276百万円
経常利益(連結・2026年3月期実績)120百万円330百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結・2026年3月期実績)82百万円221百万円
自己資本比率(連結・2026年3月期末)63.7%62.0%
1株当たり当期純利益(連結・2026年3月期)16.17円43.57円
売上高営業利益率(連結・2026年3月期)1.5%7.2%
1株当たり純資産(連結・2026年3月期末)1,026.45円1,022.28円

事業詳細

株式会社大田花きを中心に連結子会社・持分法適用関連会社で構成される花き卸売事業の単一セグメント。卸売市場法に基づき東京都中央卸売市場大田市場において花き卸売業を営むほか、九州・東北地方での卸売・問屋業、倉庫賃貸、種苗販売・洋らん卸売等を展開。受託品・買付品・その他の3区分で販売を行い、生産者・輸送業者・生花店を結ぶサプライチェーンのオルガナイザーとして機能する。2026年4月には東京都中央卸売市場板橋市場の卸会社「株式会社東日本板橋花き」を100%子会社化し首都圏商圏を拡大。

直近の概況

菊相場崩落と節約志向で売上・利益が大幅減、板橋花き子会社化で来期V字回復を見込む

2026年3月期は、前年度3月に中国産安価な菊が市場外で大量流通したことで主要商材の菊相場が崩れ、4月から年間を通じて低相場が継続。生活必需品高騰による節約志向やブライダル・葬儀の小規模化も重なり、売上高は3,661百万円(前期比5.1%減)、営業利益は54百万円(同80.2%減)と大幅悪化。一方、2026年4月1日付で株式会社東日本板橋花きを100%子会社化し首都圏商圏を拡大。2027年3月期は売上高4,378百万円(同19.6%増)、営業利益125百万円(同128.5%増)を予想している。

主要プロダクト

service
花き受託販売(委託取引)

卸売市場法に基づく委託販売。生産者から預かった花きをセリまたは相対取引で仲卸・買参人に販売し、手数料収入を得る。売上高の大部分を占める基幹業務。

service
花き買付販売(買付取引)

国内外の生産者・産地から花きを自社買付し、市場内外で販売する取引形態。相場変動リスクを負う一方、品揃えの充実や安定供給に寄与する。

service
その他販売(情報・付帯サービス等)

花き流通に付随する情報サービス、物流支援、倉庫賃貸、種苗販売・洋らん卸売等の周辺事業。本体卸売業を補完し収益の多様化に貢献する。

platform
花き卸売プラットフォーム(大田市場・板橋市場)

東京都中央卸売市場大田市場を主要拠点とし、2026年4月に板橋市場の卸会社を子会社化。首都圏における花き流通の中核インフラとして生産者・仲卸・小売を結ぶ。

成長ドライバー

  • 株式会社東日本板橋花き(東京都中央卸売市場板橋市場)の100%子会社化による首都圏販売ネットワークの強化と売上規模の拡大
  • 積極的なDX化による業務合理化・コスト削減の推進
  • 低温開花性品目の導入や運送会社との連携による安定物流網の構築
  • 葬儀件数の増加傾向による需要下支え(少子高齢化に伴う葬儀需要の拡大)
  • 30歳未満の若年層によるコト消費・トキ消費としての花需要の堅調な拡大
  • 九州大田花きの卸売市場認定による委託取引拡大と収益構造の改善

リスク

  • 中国等からの安価な輸入花き(特に菊)の市場外流通による主要商材の相場崩落リスク
  • 物価高騰による消費者の花への支出抑制(嗜好品としての需要減退リスク)
  • 天候不順・気候変動による需給バランスのミスマッチと相場変動
  • 中東情勢悪化による燃油・石油由来資材の調達難とコスト上昇
  • 円安および現地賃上げによる輸入コスト上昇と不安定な輸入状況
  • 物流コスト上昇・物流網の逼迫(物流業界の環境悪化)
  • 婚礼組数の減少・式典規模縮小傾向の継続による冠婚葬祭需要の低迷
  • 国内農業生産人口の減少による供給制約と生産コスト上昇

最終更新: 2026年6月26日