事業内容
コンドーテック株式会社は1953年創業の総合資材商社グループ(連結子会社11社)。産業資材(土木・建築資材等の製造・仕入販売)、鉄構資材(鉄骨加工業者向け建築関連資材)、電設資材(電気工事業者・家電小売店向け電設資材)、足場工事(工務店・中堅ゼネコン向け足場架払工事・機材販売・レンタル)の4セグメントを展開。
国内7ヶ所の工場を有しメーカー機能も併せ持つ。全国の販売拠点網と約5万点超の取扱商材を通じ、土木・建築・物流・船舶・電力・鉄道など多様な業界のインフラ関連資材需要に対応する。
2026年3月期の連結売上高は83,949百万円。
ビジネスモデル
自社工場生産品・OEM生産品が売上の約30%を占めるメーカー機能と、多数の仕入先からの安定調達機能を組み合わせ、全国拠点での即納体制を通じて顧客に供給する。販売手段は商品販売に加え工事・レンタルにも多様化。
価格転嫁力と高付加価値製品の拡販により利益率を管理し、M&Aによるグループ拡大で売上規模と機能を継続的に拡充する。
企業の強み
全国に販売拠点を展開し各拠点で在庫を保有することで即納体制を整備。災害時の緊急資材供給にも対応可能。専門性を備えた営業担当者が多数在籍し、強力な営業力を有する。約5万点超の取扱商材と組み合わせることで、競合が短期間で模倣困難な顧客密着型の供給体制を構築している。
国内7ヶ所の工場を保有し、自社生産品・OEM生産品が売上の約30%を占める。建築用ターンバックル・アンカーボルト等の主力製品でJIS表示許可を全工場で取得し、全工場でISO9001・ISO14001を認証取得。製造・開発・販売の一体運営により、ユーザーニーズに応じた多様な製商品の差別化供給が可能。
2010年の三和電材子会社化以降、2019年足場工事参入、2021年アルミ商材追加、2024年上田建設、2025年鈴東・琉球ブリッジと継続的にM&Aを実施。基礎工事から建物完成・維持修繕までトータルサービス提供が可能なグループ体制を構築。
直近2026年3月期も新規子会社2社の業績寄与が産業資材セグメントの増収増益に貢献した。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2022年3月期66,139百万円から2026年3月期83,949百万円へ5期で27%拡大。2026年3月期は前期比6.0%増と加速しており、鈴東・琉球ブリッジの新規連結寄与が主因。
営業利益は4,644百万円(前期比+4.0%)と増益に転じたが、営業利益率は5.5%と2024年3月期(6.1%)から低下傾向が続く。外部要因として公共投資の底堅い推移・LED切替需要・省エネ基準改定に伴う設備投資増が増収を支援。
一方、人件費・賃借料・M&A子会社の販管費増加がコスト圧力として継続しており、売上総利益率の改善が販管費増を吸収しきれていない構図。自己資本比率は55.7%と前期同水準を維持し、財務健全性は確保されている。
成長戦略
オーガニック成長・周辺強化・M&Aの三位一体でROE10%以上・DOE4%以上を目指す
鈴東株式会社(2025年11月)・琉球ブリッジ株式会社(2025年12月)を子会社化し、産業資材セグメントの売上高拡大と沖縄エリアへの地理的カバレッジ拡充を実現。2027年3月期も引き続きM&Aを成長手段として位置づけており、企業価値増大を図る方針。
既存拠点を活用した新規販売先の開拓と休眠顧客の掘り起こし、新商材の提供・拠点展開などの成長戦略を継続推進。2026年3月期においても産業資材・電設資材セグメントで増収に寄与しており、M&A依存に偏らない有機的成長の基盤を維持している。
設備及び人的資本への継続的な投資によりDXの推進、物流機能や施工体制の拡充、生産性の向上を図る。2026年3月期は有形固定資産取得2,549百万円(大阪本社社屋建替等含む)と投資を拡大。中長期的な競争力強化と費用効率化の両立を目指す。
連結純資産配当率(DOE)4.0%以上を念頭に継続的な増配を実施。2026年3月期年間配当52円(前期46円)、2027年3月期予想58円と毎期増配を継続。ROE10.0%以上を目標として掲げ、M&A・設備投資による収益力向上と株主還元の両立を図る。
最終更新: 2026年7月19日

