株式会社山大7426
住宅資材事業
木材・建材の卸売・加工を担う山大の主力セグメント(売上構成比約71%)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客、通期) | 2,919百万円 | 2,941百万円 | ↓ |
| 営業損失(通期) | △56百万円 | △152百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 2,605百万円 | 2,543百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 5百万円 | 106百万円 | ↓ |
| 減損損失(通期) | 25百万円 | 785百万円 | ↑ |
事業詳細
住宅建築用木材・建設資材の卸売・小売販売、木材のコンピュータカット(プレカット)加工・防腐加工・人工乾燥加工・製材等を手掛ける。自社製材工場「ウッド・ミル」で製造する国産人工乾燥杉製材品「宮城の伊達な杉」を主力ブランドとし、地場工務店・大型木造物件向けにプレカット受注を営業戦略の柱として展開。2024年11月に内装建材販売のビィ・エル・シー株式会社を子会社化し連結対象に加えたが、同社は継続的な営業損失により当期に減損処理を実施した。
直近の概況
営業損失は前期比96百万円改善も、子会社ビィ・エル・シーで減損損失を計上
2026年3月期の住宅資材事業の売上高は2,919百万円(前期比0.7%減)と微減にとどまった一方、営業損失は56百万円(前期152百万円)と大幅に改善した。ただし、2024年11月に子会社化したビィ・エル・シー株式会社が継続的な営業損失を計上し、固定資産の減損損失12百万円およびのれんの減損損失13百万円(計25百万円)を当セグメントで認識した。全国の木造住宅新設着工戸数は42万戸(前期比9.5%減)と軟調に推移し、物価高騰・資源価格上昇が引き続き収益を圧迫している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 改正木材利用促進法(2021年10月施行)による非住宅建築の木造化需要拡大
- 高性能木材加工機フンデガーK2i1250を活用したATAハイブリッド構法・CLT等の非住宅大型木造建築分野への営業強化
- ナイス株式会社との業務提携によるプレカット事業の連携強化および国産材の安全供給体制の構築
- 「宮城の伊達な杉の家を創る会」との連携による地産地消ブランドの販売推進
- 高性能羽柄加工機の増設による生産体制の強化と市場ニーズへの柔軟な対応
リスク
- 新設住宅着工戸数の軟調推移(2026年3月期の木造住宅着工は42万戸・前期比9.5%減)による需要構造的縮小
- 原油等資源価格・仕入資材価格の高騰による製造原価率の上昇
- 中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の更なる高騰および建材の供給制限リスク
- 子会社ビィ・エル・シー株式会社の継続的な営業損失と追加減損リスク
- 住宅資材業界における競争激化と職人不足による施工能力の制約
最終更新: 2026年6月29日

