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セレンディップ・ホールディングス株式会社

7318東証グロース輸送用機器

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セレンディップ・ホールディングス株式会社7318

モノづくり事業

M&Aで傘下に収めた中堅・中小製造業の経営近代化を推進するコアセグメント

期間今期前期増減率
売上高(2025年3月期通期)23,430百万円18,523百万円
セグメント利益(2025年3月期通期)702百万円484百万円
セグメント資産(2025年3月期末)27,617百万円18,734百万円
減価償却費(2025年3月期通期)1,120百万円1,226百万円
売上高(2026年3月期3Q累計)33,824百万円14,344百万円

事業詳細

事業承継型M&AによってグループインしたモノづくりB2B企業群(自動車内外装部品・精密部品・FA装置・試作品・美容機器)を束ねるセグメント。主要顧客はトヨタ自動車、㈱アイシン、トヨタ紡織など自動車大手。プロ経営者派遣とPMIによる「経営の近代化」で企業価値を回復・向上させ、グループ全体の売上高の約93%を占める中核事業。北米・アジアにも生産拠点を有し、グローバルに製品を供給する体制を構築している。

直近の概況

サーテックカリヤ・グループのM&A実行により3Q累計売上高が前年同期比135.8%増と急拡大

2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月〜12月)において、サーテックカリヤ・グループ(8社)を株式取得により子会社化し、第3四半期より連結損益計算書に取り込んだ。この結果、当セグメントの売上高は33,824百万円(前年同期比135.8%増)、セグメント利益は1,555百万円(同231.1%増)と大幅増収増益。なお、株式取得関連費用296百万円を当セグメントに計上。また、2026年1月1日付でセレンディップSPC1号(セレンディップ・オートモーティブ)を中間持株会社として三井屋工業とエクセルを統合する組織再編を実施した。

主要プロダクト

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オートモーティブサプライヤー(自動車内外装部品)

三井屋工業㈱が担う。主力製品はラゲージルーム内装部品、フェンダーライナー・リアホイルハウスライナー等外装部品。トヨタ自動車と直接取引するTier1サプライヤーで、新車種の企画段階から開発参画。吸遮音性と軽量化を両立した自社オリジナル素材(発泡PP材)が強み。山形県米沢市に東北工場を有し、スマートファクトリー構想を具現化。

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オートモーティブサプライヤー(自動車精密・金属部品)

ユニクレア㈱(旧佐藤工業と旧イワヰが2025年4月合併・商号変更)が担う。主力製品はATのプレート・バルブボデー(主要顧客:㈱アイシン)および自動車ボディ・シート部品の金属加工。板厚の半分以下の穴を抜く高度な精密プレス加工技術と、ハイテン材加工に強みを持つ大型プレス機設備が特長。

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自動車内装部品(樹脂成型)

エクセル・グループが担う。3次元ブロー成型をコア技術とし、自動車部品ダクト等の樹脂成型品を開発・製造。乗用車・トラック・PHEVに採用実績があり、FCEVへの対応も進める。米国・タイを中心にグローバルに製品を供給する体制を構築。50年以上の歴史を持つ高い技術力・開発力が強み。

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FA装置製造

天竜精機㈱が担う。主力製品はコネクタ自動組立機・電池関連自動組立機(個別受注生産品)とクリームはんだ印刷機(量産品)。全従業員の約40%が設計部に所属し、多様な顧客ニーズに柔軟・迅速に対応。2018年に印刷条件フルデジタル設定のクリームはんだ印刷機を開発。2026年3月期は主要顧客の設備投資回復遅れにより受注確定に遅れが生じているが、一部で回復の兆しが見られる。

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ビューティーテック(業務用美容機器)

㈱レディーバードが担う。2024年3月25日付で全株式取得・連結子会社化。業務用脱毛機器を中心とするコストパフォーマンスの優れた美容機器及びエステ商材の開発・製造・販売を行う。大手サロンの倒産・再編が相次ぐ中、個人サロン向けのマーケティング・営業活動を強化し受注を獲得している。

成長ドライバー

  • 事業承継型M&Aによる非連続的成長(2026年3月期3QにサーテックカリヤG(8社)をグループイン)
  • 自動車メーカーの国内生産高水準維持による安定的な受注基盤(主要顧客:トヨタ自動車、㈱アイシン、トヨタ紡織)
  • プロ経営者派遣・PMIによる「経営の近代化」推進(バックオフィス生産性向上・製造現場IT活用・ムリムダムラ排除)
  • グループ間シナジーによる試作品製作の販路拡大および受注の順調な進捗
  • セレンディップ・オートモーティブ(旧SPC1号)を中間持株会社とした三井屋工業・エクセルの統合によるロールアップ型M&A戦略の加速

リスク

  • 米国通商政策(関税)の影響による自動車輸出・国内生産への下押しリスク
  • FA装置製造における主要顧客の設備投資回復遅延による受注確定の遅れ
  • M&A実行に伴うLBOファイナンスの有利子負債増加と財務体質悪化リスク(自己資本比率21.0%)
  • 自動車業界のCASE対応(電動化・自動運転)に伴う既存製品の需要構造変化リスク
  • ビューティーテック市場における大手サロンの倒産・再編による市場縮小リスク

最終更新: 2026年6月24日