武蔵精密工業株式会社 logo

武蔵精密工業株式会社

7220東証プライム輸送用機器

武蔵精密工業株式会社 logo
武蔵精密工業株式会社7220

日本

国内製造拠点を核にPT・L&S・2輪・新規事業を展開するセグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)41,541百万円39,913百万円
セグメント利益3,517百万円4,387百万円
セグメント資産154,863百万円141,559百万円
減価償却費2,373百万円2,441百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資)13,837百万円2,678百万円
本田技研工業及びその関係会社向け売上高23,094百万円23,627百万円

事業詳細

武蔵精密工業本体および国内子会社(武蔵キャスティング、武蔵ワイヤード、武蔵エナジーソリューションズ等)で構成。パワートレイン(PT)部品、リンケージ&サスペンション(L&S)部品、2輪車用駆動系部品を製造・販売するほか、Energy Solution事業(HSC)、Smart Industry事業を展開。主要顧客は本田技研工業株式会社及びその関係会社(2026年3月期売上高23,094百万円)。海外グループ会社へのセグメント間内部売上高は25,117百万円。

直近の概況

売上高は前期比4.1%増も、HSC先行投資費用増大でセグメント利益は19.8%減

2026年3月期の日本セグメントは、販売が堅調に推移し売上高41,541百万円(前期比4.1%増)を達成した。一方、Energy Solution事業(HSC)の増産体制構築に向けた先行投資費用が嵩み、セグメント利益は3,517百万円(同19.8%減)と大幅に減少した。設備投資額は13,837百万円と前期の2,678百万円から急増しており、山梨新工場建設および北米R&Dセンター開設が主因。10月には東京オフィスを開設し、戦略立案・グローバル展開の中核拠点として機能させている。

主要プロダクト

product
パワートレイン(PT)部品

BEV・HEV向けを含む自動車用パワートレイン部品を製造・販売。デファレンシャルアッセンブリィが主力製品であり、電動化対応部品の受注も堅調に推移している。

product
リンケージ&サスペンション(L&S)部品

自動車のサスペンションおよびリンケージ系部品を製造・販売。EV・HEV向け新規受注拡大が成長ドライバーとなっている。

product
2輪車用駆動系部品

主に本田技研工業グループ向けに2輪車用駆動系部品を製造・販売。国内外の2輪市場向けに供給している。

product
ハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)

Energy Solution事業の中核製品。AIデータセンター向けを中心に需要が急拡大しており、山梨県南アルプス市に新工場を建設中。北米展開加速のため2025年12月に米国テキサス州オースティンR&Dセンターを開設。増産体制構築に向けた先行投資が進行中。

platform
AI外観検査機・搬送システム(Smart Industry事業)

Smart Industry事業として、AI外観検査機および搬送システムを提供。検査機事業の収益力強化と搬送事業の成長加速に向けた取り組みを推進している。

成長ドライバー

  • Energy Solution事業(HSC)のAIデータセンター向け需要急拡大と山梨新工場稼働による生産能力増強
  • 北米市場展開加速(2025年12月オースティンR&Dセンター開設)によるHSCの海外事業拡大
  • EV・HEV向けデファレンシャルアッセンブリィおよびL&S部品の受注拡大(新規顧客獲得含む)
  • Smart Industry事業における検査機・搬送事業の収益力強化
  • 本田技研工業グループとの継続的な取引基盤(2026年3月期売上高23,094百万円)

リスク

  • Energy Solution事業の先行投資費用増大による短期的な利益圧迫(2026年3月期セグメント利益19.8%減)
  • 山梨新工場建設に伴う大規模資本支出(設備投資13,837百万円)と稼働遅延・需要未達リスク
  • 本田技研工業グループへの売上依存(日本セグメント売上高の過半を占める)
  • 海外向け部品のセグメント間内部売上高減少リスク(2026年3月期25,117百万円、前期26,033百万円から減少)
  • 米国関税政策の影響による主要顧客の生産調整リスク

最終更新: 2026年6月22日