パルステック工業株式会社6894
X線残留応力測定装置関連
ポータブル型X線残留応力測定装置の製造・販売を中核とする高収益セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・百万円) | 893百万円 | 839百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期・百万円) | 347百万円 | 363百万円 | ↓ |
| セグメント利益率(通期) | 38.9% | 43.3% | ↓ |
| 受注高(通期・百万円) | 745百万円 | 1,043百万円 | ↓ |
| 受注残高(通期末・百万円) | 133百万円 | 282百万円 | ↓ |
事業詳細
当社グループの主力セグメントであり、ポータブル型X線残留応力測定装置(μ-X360J等)の製造・販売および受託計測サービス・装置レンタルを展開する。国内外の展示会・学会出展やウェビナーを通じた認知度向上に注力し、輸送機器・半導体製造装置・医療機器関連メーカを主要顧客とする。米国子会社Pulstec USA, Inc.を通じた北米市場への展開も行っており、全セグメント中最高水準の利益率を誇る高付加価値事業。
直近の概況
売上高は前期比6.4%増の893百万円も、利益率は低下し受注高は大幅減
2026年3月期は納品が概ね順調に推移し、売上高は893百万円(前期比6.4%増)を達成した。一方、セグメント利益は347百万円(前期比4.4%減)となり、利益率は38.9%と前期の43.3%から低下した。受注面では受注高が745百万円(前期比71.4%)と大幅に減少し、受注残高も133百万円(前期比47.3%)と積み上がりが大きく縮小した。新規顧客からの引合いは活発であるとされており、デモ機貸出・計測サービス継続や展示会出展・インターネット販促を通じた早期受注獲得を目指している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新規顧客からの引合いが活発であり、デモ機貸出・計測サービス継続実施および展示会・学会出展・インターネット販促活動による早期受注獲得
- μ-X360Jを中心とした製品の認知度向上に向けたウェビナー開催・ショールームデモンストレーションの継続実施による新規顧客開拓
- 米国子会社Pulstec USA, Inc.および海外代理店との連携強化による北米・欧州・アジア等海外市場の拡大(2026年3月期の北米売上高は76百万円と前期49百万円から増加)
- 既存顧客へのサポート体制整備・保守メンテナンス拡充によるリカーリング収益の確保
- 半導体製造装置・医療機器・輸送機器関連メーカの設備投資需要回復に伴う受注拡大期待
リスク
- 電子機器・機械・自動車関連メーカの設備投資動向に業績が左右されやすく、先行き不透明な経済情勢下で受注環境が急速に冷え込むリスク
- 2026年3月期の受注高が前期比71.4%(745百万円)と大幅減少し、受注残高も133百万円(前期比47.3%)と縮小しており、翌期以降の売上貢献が限定的となるリスク
- 大型案件の受注時期・売上計上時期の集中・ズレによる期間業績の変動リスク
- 半導体等電子部品の調達難が継続した場合の製作期間長期化・失注リスク
- 人材確保難による受注活動・生産体制への支障リスク
- 米国の関税政策強化・地政学リスクの高まりによる海外販売への悪影響リスク
最終更新: 2026年6月18日

