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アオイ電子株式会社

6832東証スタンダード電気機器

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アオイ電子株式会社6832

アオイ電子株式会社(電気・電子部品製造販売)

集積回路・機能部品を製造販売する単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(通期)38,323百万円34,974百万円
営業利益(通期)306百万円438百万円
経常利益(通期)728百万円419百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(通期)70百万円178百万円
売上高営業利益率0.8%1.3%
自己資本比率69.0%83.2%
総資産62,706百万円51,592百万円
純資産43,245百万円42,915百万円
営業キャッシュ・フロー878百万円1,450百万円
現金及び現金同等物期末残高17,346百万円16,701百万円
1株当たり当期純利益6.26円15.90円
年間配当金(1株当たり)54.00円54.00円

事業詳細

アオイ電子グループは、集積回路(IC、光学センサー、ウェハーレベルパッケージ、LED等)および機能部品(サーマルプリントヘッド、各種センサー等)の製造・販売を主事業とする。主要顧客は日亜化学工業、ミツミ電機、日清紡マイクロデバイスで顧客集中度が高い。連結子会社3社(ハイコンポーネンツ青森、青梅エレクトロニクス、ハヤマ工業)および持分法適用関連会社1社(ヴィーネックス)で構成される。三重県多気事業所において先端分野向け設備投資を積極的に推進中。

直近の概況

売上高は9.6%増も、原材料高騰・先行投資拡大で営業利益は30.2%減

2026年3月期は売上高38,323百万円(前期比9.6%増)と増収を達成したが、貴金属をはじめとする原材料価格高騰と先端分野への研究開発費増加により営業利益は306百万円(同30.2%減)に落ち込んだ。経常利益は受取技術料238百万円・為替差益102百万円等の営業外収益が寄与し728百万円(同73.8%増)と大幅増。一方、減損損失252百万円の計上により当期純利益は70百万円(同60.6%減)にとどまった。三重県多気事業所への設備投資(有形固定資産取得11,359百万円)に伴い長期借入金が急増し、自己資本比率は83.2%から69.0%へ低下。2027年3月期は減価償却方法を定率法から定額法へ変更(減価償却費1,430百万円減少効果)し、売上高44,000百万円・当期純利益230百万円を予想。

主要プロダクト

product
集積回路

IC、光学センサー、ウェハーレベルパッケージ、LED等を含む。2026年3月期売上高は33,874百万円(前期比3,192百万円増、10.4%増)。携帯情報端末向け部品や民生機器向け部品の受注増加が寄与。生成AI普及を背景としたデータセンター・先端半導体関連分野での需要も堅調。

product
機能部品

サーマルプリントヘッド、各種センサー等を含む。2026年3月期売上高は4,445百万円(前期比181百万円増、4.2%増)。サーマルプリントヘッドの在庫調整が進展し受注が増加した。

成長ドライバー

  • 携帯情報端末向け・民生機器向け集積回路の受注増加(集積回路売上高33,874百万円、前期比10.4%増)
  • サーマルプリントヘッドの在庫調整進展による機能部品受注回復(機能部品売上高4,445百万円、前期比4.2%増)
  • 生成AIの普及・AI技術高度化を背景としたデータセンター・先端半導体関連分野での堅調な需要
  • 三重県多気事業所における先端パッケージ等新事業分野への積極的な設備投資・研究開発投資の推進
  • 2027年3月期からの減価償却方法変更(定率法→定額法)による減価償却費1,430百万円の減少効果
  • 受取技術料の大幅増加(22百万円→238百万円)による経常利益への貢献

リスク

  • 貴金属をはじめとする原材料価格高騰による売上原価率の上昇圧力(売上原価率84.1%)
  • 日亜化学工業・ミツミ電機・日清紡マイクロデバイスへの顧客集中による売上変動リスク
  • 電気自動車(EV)市場の需要成長鈍化による車載向け部品の低調継続
  • 地政学的リスクの高まりおよびサプライチェーン再編に伴う事業環境の不確実性
  • 先行投資拡大に伴う長期借入金急増(474百万円→9,471百万円)による財務レバレッジ上昇と自己資本比率低下(83.2%→69.0%)
  • 三重県多気事業所への大規模先行投資(建設仮勘定8,978百万円)に伴う減価償却費・研究開発費増加による利益圧迫リスク
  • 減損損失計上リスク(当期252百万円計上)

最終更新: 2026年6月26日