株式会社シキノハイテック6614
電子システム事業
半導体検査装置・バーンイン関連機器を主軸とする車載向け依存度の高い事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 3,060百万円 | 3,020百万円 | ↑ |
| セグメント営業損益(2026年3月期通期) | -182百万円 | -29百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 2,802百万円 | 2,050百万円 | ↑ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 93百万円 | 96百万円 | ↓ |
| 設備投資額(2026年3月期通期) | 17百万円 | 78百万円 | ↓ |
事業詳細
半導体製造工場向けのバーンイン装置・バーンインボード・専用計測器等の開発・製造・販売を行う。主要顧客はソニーセミコンダクタソリューションズ、デンソー、ルネサスエレクトロニクス等の車載・産業向け半導体メーカー。魚津工場・福島事業所で生産し、直販体制を基本とする。車載用半導体の在庫調整局面の影響を直接受けやすい構造を持ち、AI・データセンター向けカスタムバーンイン装置等の非車載領域への多角化を推進中。
直近の概況
売上微増も営業損失が大幅拡大、車載低迷とイメージセンサー増が混在
2026年3月期の電子システム事業は売上高3,060百万円(前期比1.3%増)と微増となったが、セグメント営業損失は182百万円(前期は29百万円の損失)と大幅に悪化した。車載用半導体の在庫調整継続により半導体後工程商材・車載専用計測器の受注が低迷した一方、イメージセンサー向けカスタムバーンインボードの受注が大きく増加し、高電力LSI向けカスタムバーンイン装置の開発・製作も完了した。福島製造部は米国相互関税の影響も加わり受注が減少した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- イメージセンサー向けカスタムバーンインボードの受注拡大(2026年3月期に大幅増加を実現)
- 高電力LSI向けカスタムバーンイン装置の開発・製作完了による新規販売機会の創出
- AI・データセンター向けカスタムバーンイン装置・ボードの受注拡大
- 非車載計測機器の開発最終フェーズ進捗による新市場開拓
- 福島事業所における新規顧客向け開発の進捗(遅延はあるものの継続中)
リスク
- 車載用半導体の在庫調整長期化による主要顧客の設備投資抑制・凍結の継続
- 一部顧客によるバーンインレス化(テストコスト削減目的)の急速な進展
- 米国相互関税の影響による福島事業所の受注減少
- 半導体信頼性試験装置の資材費急騰による利益圧迫
- 新規顧客向け開発の遅延による受注伸び悩みリスク
- 車載市場の軟調継続(2027年3月期も車載向け軟調市況が見込まれる)
最終更新: 2026年6月23日

