経営環境変化による需要減退
インテリジェントオートメーション事業・アドオートメーション事業は、顧客企業のIT投資・広告投資・マーケティング投資への投資マインド上昇を成長の前提としている。国内外の経済情勢や景気動向の悪化により顧客の投資マインドが減退した場合、両事業の売上に直接的な影響が及ぶ。当社グループはリスク管理委員会を通じて事業リスクの総括管理を行っているが、外部環境の変動を完全に制御することは困難である。
Tungsten社契約終了リスク
主力商品「BizRobo!」を構成する技術の一部は、Tungsten Automation Japan株式会社とのリセラー契約(有効期間:2027年12月31日まで)に基づくライセンス供与に依存している。同社の取引方針変更等によりソフトウェアライセンスの供給が停止・終了した場合、インテリジェントオートメーション事業の業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。契約期限が2027年末に設定されており、更新交渉の行方が事業継続の鍵を握る。
戦略投資の計画未達リスク
RPA・AIなどオートメーション技術のライセンス調達や新規事業・サービス開発への積極的な戦略投資を推進しているが、これらの投資が当初計画どおりの成果を上げられない場合、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。投資実行前に参入事業・サービスの需要や競争環境の事前調査・投資計画精査を行い、経営会議等で進捗モニタリングを実施しているが、成果の確実な保証はない。
M&A・資本提携の失敗リスク
事業拡大・人員確保を目的としてM&Aや資本業務提携を継続的に実施する方針であり、財務・税務・法務・ビジネス等の詳細なデューデリジェンスを実施しているが、投融資先の事業状況が当社に与える影響を確実に予測することは困難な場合がある。投融資額の回収不能や減損処理が必要となった場合、財政状態および経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
競合激化による競争力低下
RPA・ハイパーオートメーション業界は国内マーケットの拡大に伴い参入企業が増加しており、競争激化やその対策コストの増大が見込まれる。アドオートメーション事業においても複数の競合が存在する。競争環境の悪化は当社グループの収益性および市場シェアに影響を及ぼす可能性がある。
技術革新への対応遅延
RPA・ハイパーオートメーション業界では新技術の開発および新サービスの導入が頻繁に行われており、変化が激しい。エンジニアへの新技術習得を継続的に推進しているが、何らかの理由で技術革新への対応が遅れた場合、提供サービスの競争力が低下するリスクがある。また、予定外の技術要素への投資が必要となった場合、財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。
固定資産・のれんの減損リスク
当社グループは有形固定資産・ソフトウェア・のれん等の固定資産を保有しており、経営環境の変化等による収益性低下で投資額の回収が見込めなくなった場合、減損損失が発生し財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。M&Aを積極的に推進する方針のもとでのれん残高が積み上がる構造にあり、業績悪化局面での減損リスクは相対的に高い。
エンジニア確保の困難
「BizRobo!」の導入支援・コンサルティング・エンジニアリングを担うエンジニアが十分に確保できない場合、適時対応が困難となり、取引キャンセル等の機会損失が生じる可能性がある。RPA・AI分野のエンジニア需要は業界全体で高まっており、採用競争の激化が人材確保をさらに困難にするリスクがある。
情報セキュリティ・システム障害
システムダウン・ウイルス侵入・不正アクセス等が発生した場合、情報システムの停止や顧客情報を含む内部情報の消失・漏洩・改ざんが生じるリスクがある。また、クライアントの機密情報・個人情報を扱う機会があり、不測の事態による情報流出は社会的信用の失墜につながる。アクセス権限設定・パスワード管理等の対策を講じているが、予測不能な脅威を完全に排除することは困難である。
代表者・主要役員への依存
代表取締役・髙橋知道氏は事業戦略策定や業界人脈の活用において、取締役・大角暢之氏はインテリジェントオートメーション事業の知識・経験および新ビジネスモデル創出において、それぞれ当社グループの事業展開に重要な役割を果たしており、現時点での両氏への依存度は高いと認識されている。何らかの理由により両氏の業務遂行継続が困難となった場合、事業展開に重大な影響を及ぼす可能性がある。経営管理体制の強化・経営幹部育成により依存度低減に努めているが、代替体制の構築は道半ばである。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

