事業内容
株式会社インターネットインフィニティーは「健康な未来」をスローガンに、「創意革新と挑戦による超高齢社会における課題解決」をミッションとする東証グロース上場企業。ヘルスケアソリューション事業(売上高構成比約72%)と在宅サービス事業(同約28%)の2セグメントを展開する。
前者は短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」のFC展開(2026年3月末242店舗)、ケアマネジャー11万人超のネットワークを活用したシルバーマーケティング支援・仕事と介護の両立支援・介護DXソリューションを提供。後者は居宅介護支援・訪問介護・通所介護・施設介護を一貫提供する。
主要顧客は要支援・要介護高齢者、介護事業者、ビジネスケアラーを抱える企業など多岐にわたる。
ビジネスモデル
収益は大きく3層で構成される。①レコードブック事業では直営店の介護保険報酬収入に加え、FC加盟店からの加盟金・ロイヤルティ収入を得るアセットライト型モデルを採用。
②DXソリューション事業ではケアマネジャーネットワークを活用したマーケティング支援・仕事と介護の両立支援サービス(「わかるかいごBiz」)・介護保険請求ソフト等のサブスクリプション型収益を積み上げる。③在宅サービス事業では介護保険報酬を安定的に受領する。
各事業が相互補完的に機能し、収益の多様化と安定性を両立している。
企業の強み
2014年3月のFC展開開始以来、2026年3月末時点で直営22店舗・FC201店舗・名鉄レコードブック19店舗の計242店舗を全国展開。既存店稼働率は上昇傾向で推移し、直営店1店舗当たり売上高とロイヤルティ収入は前期比増加。アセットライト型FCモデルにより資本効率の高い店舗拡大を実現している。
2005年開設の専門Webサイト「ケアマネジメント・オンライン」に2026年3月末時点で11万人超のケアマネジャーが登録。このネットワークを活用したシルバーマーケティング支援・メディカルソリューション・仕事と介護の両立支援を展開しており、競合が短期間で模倣困難な固有の顧客基盤を形成している。
介護現場の直営・FC運営で蓄積した業務ノウハウ・データと、Webプラットフォームを組み合わせた独自のヘルスケアプラットフォームを保有。2025年4月にセントワークス株式会社を子会社化し、中規模介護事業者向けDXソリューション事業を本格展開。
介護保険請求ソフト「SuisuiRemon」等のシステム開発・販売も手掛け、介護DX需要を多面的に取り込む体制を構築している。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
2026年3月期は売上高5,893百万円(前期比14.2%増)、営業利益537百万円(同33.8%増)、経常利益589百万円(同43.3%増)、当期純利益320百万円(同25.4%増)と全段階利益で過去最高を更新。セントワークス連結化によるDXソリューション事業の売上高大幅増加と、在宅サービス事業の人事制度改革効果(サービス提供回数の回復)が主な増収要因。
市場環境として高齢化率の継続上昇と介護DX需要の加速が追い風となった。正光技建関連ののれん減損損失12百万円を特別損失に計上したが、影響は限定的。
2027年3月期は売上高6,100百万円(同3.5%増)、営業利益670百万円(同25.0%増)を予想。
成長戦略
レコードブックFC拡大・介護DX本格展開・在宅サービス深耕の三本柱
2026年3月期末に242店舗(直営22・FC201・名鉄19)を達成。FC本部機能強化による既存店稼働率向上と新規出店ペースの再加速を推進。2027年介護保険制度改正を見据えたオペレーション見直しと新規事業開発にも取り組む。
2025年4月に子会社化したセントワークスの介護保険請求ソフトを起点に、中規模介護事業者向けDXソリューションを拡大。仕事と介護の両立支援の受注拡大と、シルバーマーケティング支援の再拡大も並行推進。2040年問題解決に向けた中期的収益柱として育成する。
2026年6月1日を効力発生日として株式会社フルケアを存続会社、株式会社正光技建を消滅会社とする吸収合併を予定。中国地方を中心に経営資源を集約し、福祉用具貸与・住宅改修事業の効率的運営体制を構築して収益拡大を目指す。
株式会社カンケイ舎における人事制度改革を継続し、有資格者採用を強化。各サービスのサービス提供回数の回復・拡大を図るとともに、住宅型有料老人ホーム「フルール・ガーデン」の安定運営により収益基盤を強化する。
最終更新: 2026年7月19日

