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6518東証スタンダード電気機器

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三相電機株式会社6518

モータ・ポンプ事業(単一セグメント)

モータ・ポンプの製造販売を核とする単一事業セグメント。半導体製造装置向けが主力。

期間今期前期増減率
売上高(連結・通期)18,292百万円16,029百万円
営業利益(連結・通期)794百万円69百万円
売上高営業利益率(連結・通期)4.3%0.4%
経常利益(連結・通期)863百万円136百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結・通期)568百万円118百万円
1株当たり当期純利益(連結・通期)124.32円25.98円
総資産(連結・期末)19,976百万円18,508百万円
純資産(連結・期末)12,605百万円11,898百万円
自己資本比率(連結・期末)63.1%64.3%
営業活動によるキャッシュ・フロー1,711百万円302百万円
現金及び現金同等物期末残高3,350百万円2,506百万円

事業詳細

三相電機グループはモータおよびポンプ事業の単一セグメントで構成される。主力製品は産業用モータ・ポンプおよび半導体製造装置用ポンプ。国内外(日本・中国・その他)に販売し、当連結会計年度(2026年3月期)の売上高は18,292百万円。生成AI関連需要拡大を背景に半導体製造装置用ポンプの受注が想定を上回り、販売価格見直しおよび原価低減施策と相まって大幅な収益改善を実現。子会社4社(岡山三相電機、上海三相電機、サンソー精工、新宮三相電機)が部品加工・製造を担う。

直近の概況

生成AI関連需要を追い風に売上高14.1%増・営業利益は前期比約11倍に急回復。

2026年3月期(連結)は売上高18,292百万円(前期比14.1%増)、営業利益794百万円(前期69百万円から急回復)、経常利益863百万円(前期比532.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益568百万円(前期比380.0%増)を達成。生成AI関連需要拡大を背景とした半導体製造装置用ポンプの受注増加が主因。販売価格見直しおよび原価低減施策も寄与。営業CFは1,711百万円と前期302百万円から大幅改善し、現金残高も3,350百万円に増加した。

主要プロダクト

product
産業用モータ

工場設備・産業機械向けに幅広く供給される汎用モータ。カスタム対応力を強みとし、設計から製造・販売まで一貫した生産体系を持つ。

product
半導体製造装置用ポンプ・産業用ポンプ

生成AI関連需要拡大を背景に半導体製造装置メーカーからの受注が拡大。2026年3月期は想定を上回る受注を獲得し、業績回復の主要因となった。主要顧客は株式会社荏原製作所。

product
モータ・ポンプ応用ユニット製品

モータとポンプを組み合わせた複合製品。新規市場開拓および顧客満足度向上を目的に製品企画・開発を推進しており、ユニット製品の市場拡大に注力している。

成長ドライバー

  • 生成AI関連需要拡大を背景とした半導体製造装置用ポンプの受注増加(2026年3月期は想定超過)
  • 半導体製造装置市場の中長期的成長期待(データ社会移行・生成AI普及)
  • 販売価格見直しおよび原価低減施策の継続実施による収益性改善
  • モータ・ポンプ応用ユニット製品の製品企画・開発による新規顧客開拓
  • 生産体制強化および原材料・部材の安定調達に向けた取り組みの継続
  • 2027年3月期予想:売上高18,800百万円(前期比2.8%増)、営業利益1,300百万円(同63.6%増)と更なる成長を見込む

リスク

  • 半導体製造装置メーカーの在庫調整再燃や自動車・スマートフォン向け従来用途の軟調継続リスク
  • 電磁鋼鈑・銅線・アルミニウム等の原材料価格高止まりによるコスト圧迫
  • 為替変動(円安進行)に伴う海外子会社(上海三相電機)からの調達コスト上昇リスク
  • 地政学リスク(中東情勢・米国通商政策・中国経済減速)による需要・調達への影響
  • 主要顧客集中リスク(荏原製作所が売上高の一定割合を占める)
  • エネルギー価格の高止まりによる製造コスト上昇リスク

最終更新: 2026年6月22日