景気変動による受注減少
工作機械・ロボット・半導体製造装置向けを主要市場とする当社グループは、景気動向の影響を受けやすく、国内外の景気低迷時には設備投資抑制により受注が大幅に減少するリスクがある。幅広い分野・地域への販売拡大で事業構造強化を図っているが、予測を超える受注減少が生じた場合には経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。
急速な技術革新への対応
冷却ファン・電源機器・サーボ製品を展開する市場では技術革新と顧客ニーズの変化が速く、既存製品の陳腐化リスクが高まっている。設計開発・生産技術向上・品質管理強化により業界No.1の性能・品質・信頼性を目指しているが、変化への対応が遅れた場合には競合他社に対する優位性が損なわれ、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
グローバル展開リスク
北米・ヨーロッパ・東アジア・東南アジアへの事業拡大において、地政学的要因・言語・習慣・法制・税制等の規制に起因する潜在的リスクが存在する。進出先の十分な事前調査と現地情勢の常時モニタリングを実施しているが、リスク顕在化への対処が困難な場合や多大な費用負担が生じた場合には、グローバル展開および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
情報セキュリティ・サイバー攻撃
事業上の重要情報や個人情報を保有する当社グループは、サイバー攻撃・インフラ障害等により重要データの消滅・改竄・漏洩・システムダウンが発生するリスクを抱えている。情報セキュリティ教育の全社員への定期実施、サイバー攻撃対策・メール攻撃訓練・ITガバナンス強化を実施しているが、想定を超える攻撃が発生した場合には関係者への補償・企業価値毀損・社会的信用失墜につながる可能性がある。
自然災害・感染症リスク
世界各国に生産・販売・調達・研究開発拠点を持つ当社グループは、巨大台風・大地震・河川氾濫・火山噴火・感染症流行等により施設被災・事業中断・生産出荷遅延が生じるリスクがある。危機管理委員会の設置・社員安否確認システム・防災計画・事業継続計画の策定により被害最小化に努めているが、自然災害による被害を完全に回避することはできず、事業活動の縮小等により経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
調達コスト・供給リスク
日本および海外から多くの部品・原材料を調達しており、予測を超える市況変動が生じた場合には業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。調達先の分散・製品設計変更・代替部品評価・社内生産への転換等を推進し、大幅な市況変動時には販売価格への反映も実施しているが、これらの施策が実施できない場合には経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
為替変動リスク
グローバルに事業を展開する当社グループは、外貨建資産・負債のバランスを考慮した調達・販売活動を行っているが、連結財務諸表作成時に各会計年度の平均レートで円換算するため、為替レートの変動が換算後の価値に影響を与える。円高・円安いずれの方向においても経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
知的財産権リスク
競合優位性維持のため技術・ノウハウの蓄積と知的財産権保有に努めているが、一部地域では法的制約により権利が十分に保護されず、第三者による不正使用が生じる可能性がある。また、見解の相違等により他社の知的財産権を侵害しているとみなされた場合、重要技術の使用不能・多額の損害賠償責任が生じ、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。
製造物責任リスク
厳格な品質管理体制を構築し国内外顧客に高品質製品・サービスを提供しているが、製品・サービスに欠陥が生じた場合には損害賠償責任を負うとともに対処費用が多額に発生する可能性がある。さらに欠陥に関する報道等により企業価値が毀損し社会的信用が失墜する事態に陥り、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
人権リスク
人権への配慮に関する社会的要求が一層増大するなか、当社グループは2025年4月に「山洋電気グループ人権方針」を制定し人権尊重の取り組みを推進している。しかしながら、サプライチェーン上の予期せぬ事態により人権問題が発生した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

