前澤給装工業株式会社6485
給水装置事業
水道用給水装置の製造・販売を担う前澤給装工業の主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 16,860百万円 | 17,070百万円(前連結会計年度参考値) | ↓ |
| セグメント利益 | 5,080百万円 | 5,381百万円(前連結会計年度参考値) | ↓ |
| セグメント利益率 | 30.1% | 31.5%(前連結会計年度参考値) | ↓ |
| セグメント資産 | 13,558百万円 | 13,073百万円(前連結会計年度参考値) | ↑ |
| 減価償却費 | 253百万円 | — | — |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 358百万円 | — | — |
事業詳細
道路に布設された配水管(水道本管)から家屋等の敷地内に上水道を引き込むための水道用給水装置(サドル付分水栓・止水栓・各種継手類など)を製造・販売する。水道事業体が発注する配水管布設替工事向けを主要販路とし、高い市場シェアを有する。主要原材料は銅であり、国際銅価格の動向がコスト構造に直接影響する。2026年3月期のセグメント売上高は16,860百万円、セグメント利益は5,080百万円で、全社売上高の53.2%、全セグメント利益合計の68.0%を占める中核事業。
直近の概況
銅価格高騰・住宅需要低迷で売上・利益ともに前期比減少
2026年3月期のセグメント売上高は16,860百万円、セグメント利益は5,080百万円となり、前連結会計年度比でそれぞれ1.2%減、5.6%減(参考値比較)。主要原材料である銅価格の高騰がコスト面で厳しい事業環境をもたらした。水道事業体向け配水管布設替工事への着実な製品納入を継続しつつ、耐震性・施工性に優れた製品の提案活動に注力。販売価格への原価上昇分の適切な反映にも努めたが、新設住宅需要の伸び悩みや資材価格・賃金上昇の影響が工事発注量に及び、増収には至らなかった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 老朽化した水道管の取替(更新需要):高度経済成長期に敷設された水道管の更新需要が継続的に発生
- 耐震化需要の拡大:「新水道ビジョン」に基づく耐震化製品ニーズの高まり
- 販売価格改定の継続:銅価格・エネルギー費・輸送コスト上昇分の適切な価格転嫁による収益確保
- 配水管布設替工事への安定的な製品納入:水道事業体からの継続的な受注確保
- 高い市場シェアの維持:業界内での競争優位性を背景とした安定的な売上基盤
リスク
- 主要原材料(銅)の価格高騰:国際銅価格の高止まりおよび円安によるコスト上昇リスク
- 新設住宅着工戸数の減少:人口減少に伴う新設需要の頭打ちによる売上への下押し圧力
- 水道事業体の予算制約:配水管布設替工事の発注量が行政予算に左右されるリスク
- 資材価格・賃金上昇の波及:コスト増加が水道事業体の工事発注量に影響するリスク
- エネルギー費・輸送コストの上昇:電気等エネルギー費および輸送コストの増加によるコスト圧迫
最終更新: 2026年6月24日

