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セガサミーホールディングス株式会社

6460・東証プライム・機械

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セガサミーホールディングス株式会社6460

エンタテインメントコンテンツ事業

コンシューマゲーム・映像・AM&TOYを展開するセガサミーの中核事業セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部)68,449百万円67,715百万円↑
セグメント売上高合計(含む内部)68,589百万円67,870百万円↑
セグメント経常利益5,862百万円5,022百万円↑
調整後EBITDA8,068百万円7,983百万円↑
前年同期比増減率(売上高)+1.1%-↑
前年同期比増減率(経常利益)+16.7%-↑

事業詳細

フルゲーム・F2Pなどのコンシューマゲーム、アミューズメント機器の開発・販売、アニメーション映画の企画・制作・販売、玩具等の開発・製造・販売を手掛ける。㈱セガ、㈱アトラス、Rovio Entertainment Ltd.、Sega Europe Ltd.等を擁し、「ソニック」「龍が如く」「ペルソナ」「アングリーバード」等の主力IPをグローバル展開。中期計画においてトランスメディア戦略(映像化・ライセンス・マーチャンダイジング)を推進する。

直近の概況

映像分野のヒット寄与等で増収増益、主力新作は下期投入へ

2027年3月期第1四半期は外部売上高68,449百万円(前年同期比+1.1%)、経常利益5,862百万円(同+16.7%)と増収増益。コンシューマ分野はフルゲームのリピート販売・ライセンス収入が想定どおり、AM&TOY分野はAM機器販売好調で想定超過。映像分野は劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が興行収入136億円超のヒットとなり配分収入に寄与。主力新作フルゲーム『STRANGER THAN HEAVEN』『ペルソナ4 リバイバル』は第3四半期以降に順次投入予定で、先行指標(ウィッシュリスト登録数・関連動画視聴数)は好調に推移。

主要プロダクト

product
コンシューマゲーム(フルゲーム)

当第1四半期はフルゲームのリピート販売が想定どおりに推移。2027年3月期の主力新作『STRANGER THAN HEAVEN』(2027年1月発売予定)、『ペルソナ4 リバイバル』(2027年2月発売予定)は第3四半期以降に投入予定で、5-6月のゲーム関連イベントでプロモーションを実施。ウィッシュリスト登録数等の先行指標は好調に推移。

product
F2P(フリー・トゥ・プレイ)ゲーム

F2P新作タイトルの投入による継続収益基盤の構築を推進中。

service
トランスメディア・ライセンス事業

Rovio Entertainment Ltdやトランスメディア展開に伴うライセンス収入が概ね想定どおりに推移。主力IPをはじめとする保有IPのグローバルな多面展開を推進し、IP価値向上とライセンス収入拡大を図る方針。

product
アニメーション映像事業

4月公開の劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が興行収入136億円超のヒットとなり配分収入を計上。加えてソニック映画第1、2弾の配分収入、アニメーション作品の配信許諾収入を計上。引き続きソニック映画の配分収入を見込む。

product
アミューズメント機器・AM&TOY

AM&TOY分野においてAM機器販売が好調に推移し、当第1四半期は想定を上回る結果となった。

product
Rovio(アングリーバード関連アプリ)

前期に大型減損を計上した後、当第1四半期はライセンス収入等が概ね想定どおりに推移。

成長ドライバー

  • 「ソニック」「アングリーバード」IPを中心としたトランスメディア戦略(映像化・キャラクターライセンス・マーチャンダイジング)の継続的進展
  • 主力IPのフルゲーム新作(『STRANGER THAN HEAVEN』『ペルソナ4 リバイバル』等)の第3四半期以降の投入とプロモーション強化による販売最大化
  • 劇場版アニメーション(『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』等)のヒットおよびソニック映画配分収入による映像分野の収益貢献
  • F2P新作タイトルの投入によるGaaS(ゲームアズアサービス)収益基盤の構築・拡大
  • AM機器販売の好調によるAM&TOY分野の収益拡大

リスク

  • Rovioのれん及びその他の無形資産の追加減損リスクおよびRovio事業の業績回復の不確実性
  • コンシューマゲームの主力新作(第3四半期以降投入)が計画を下回るリスク(販売不振・開発遅延)
  • ゲームコンテンツ仕掛品・ソフトウエア等の棚卸資産評価リスク(仕掛品残高89,557百万円と前期末比増加)
  • ゲーム開発コストの上昇(人件費高騰・開発期間長期化)および広告宣伝費増加による利益率低下リスク
  • 為替変動リスク(海外売上比率が高く、円高局面では売上・利益への影響が大きい)
  • インフレ進行等による経済環境悪化に伴うコンシューマゲーム市場の成長鈍化

遊技機事業

パチスロ・パチンコ機の開発・製造・販売を担うグループの基盤収益事業

期間今期前期増減率
外部売上高17,532百万円(2027年3月期第1四半期)11,049百万円(2026年3月期第1四半期)↑
売上高合計(セグメント間含む)17,558百万円(2027年3月期第1四半期)11,076百万円(2026年3月期第1四半期)↑
経常利益2,858百万円(2027年3月期第1四半期)△3,632百万円(2026年3月期第1四半期)↑
調整後EBITDA3,684百万円(2027年3月期第1四半期)△2,884百万円(2026年3月期第1四半期)↑

事業詳細

サミー株式会社を中核とし、パチスロ遊技機およびパチンコ遊技機の開発・製造・販売を行うセグメント。国内遊技機市場を主要市場とし、グループ全体の豊富なキャッシュフロー創出源として位置づけられる。エンタテインメントコンテンツ事業やゲーミング事業への成長投資を支える基盤事業として機能し、スマートパチスロ(スマスロ)規格の普及拡大と人気IPを活用した新タイトル投入により収益拡大を図る。2026年3月よりパチスロにおいてユニット販売を開始しており、新たな販売モデルの構築を進めている。

直近の概況

新作・追加販売が好調で第1四半期は増収増益、営業損失から利益転換

当第1四半期は『スマスロ ビッグドリーム THE GOLDEN PUSHER』の販売に加え、前期発売タイトルの追加販売も寄与し、外部売上高は前年同期比58.7%増の17,532百万円、経常利益は前年同期の△3,632百万円から2,858百万円へ大幅改善。2026年3月開始のユニット販売がパチスロ販売台数の約20%を占めるなど新販売モデルも進展。第2四半期以降は『スマスロ リコリス・リコイル』(2026年9月)、『e 七つの大罪3』(2026年8月)、第3四半期には『スマスロ 獣王』(2026年10月)等の新作投入を予定。一方、業界全体でパチスロの許認可取得は低水準で推移しているが、当グループでは足元で着実に許認可取得が進んでいる。

主要プロダクト

product
パチスロ機(スマートパチスロ含む)

当第1四半期は『スマスロ ビッグドリーム THE GOLDEN PUSHER』の新規販売に加え、前期発売の『スマスロ 化物語』『スマスロ 甲鉄城のカバネリ 海門(うなと)決戦』の追加販売が寄与。2026年3月よりユニット販売を開始し、当第1四半期のパチスロ販売台数の約20%がユニット販売となった。

product
パチンコ機(スマートパチンコ含む)

第2四半期には『e 七つの大罪3』(2026年8月)の投入を予定。パチスロと並ぶ収益源として人気IP及び自社IPを活用した新作を継続投入する方針。

成長ドライバー

  • スマートパチスロ(スマスロ)規格の普及拡大とユニット販売等の新ビジネスモデルの確立(当第1四半期はパチスロ販売台数の約20%がユニット販売)
  • 人気IP(リコリス・リコイル、獣王、七つの大罪、甲鉄城のカバネリ等)を活用した新タイトルの継続的な投入
  • 前期投入タイトル(スマスロ 化物語、スマスロ 甲鉄城のカバネリ 海門決戦)の追加販売による収益継続
  • 部材共通化・リユース等による原価改善と開発効率化による収益性確保
  • 業界とメーカーの共存共栄に向けた市場環境整備への取り組み

リスク

  • 前期ヒット作の反動減による売上・利益の大幅変動リスク(ヒットビジネス特性)
  • 長期的な遊技機市場の縮小傾向(店舗数・設置台数の減少)
  • 部材高騰等による原価増加リスク
  • 業界全体でパチスロの許認可取得が低水準で推移しており、計画タイトルの許認可取得の遅延・未達リスク
  • 長納期部材の調達リスクと専用部材の廃棄リスクによる棚卸資産評価損の発生
  • ユーザー嗜好の変化への対応遅れによる主力タイトルの投入時期延期リスク

ゲーミング事業

海外ゲーミング事業を担う「第3の事業の柱」。既存機器販売が堅調、GAN・Stakelogicは再生中。

期間今期前期増減率
外部売上高8,034百万円1,358百万円↑
売上高合計8,034百万円1,358百万円↑
経常利益(損失)△1,798百万円180百万円↓
調整後EBITDA△946百万円102百万円↓

事業詳細

海外におけるオンラインゲーミング関連事業、統合型リゾートの運営、ゲーミング機器の開発・製造・販売を手掛ける。既存ビジネス領域であるゲーミング機器販売は堅調に推移し、想定をやや上回る滑り出し。2026年3月期に買収したGAN Limited(米国、B2Bプラットフォーム)およびStakelogic B.V.(オランダ、B2B iGamingコンテンツ)の業績取込により前年同期比で増収となったが、両社の事業再生プログラム推進中で営業損失は拡大。持分法適用関連会社「パラダイスシティ」(韓国)は日本人VIP客・Mass客の堅調により想定どおりの利益貢献。

直近の概況

GAN・Stakelogic取込で増収も、統合影響で営業損失拡大。

2027年3月期第1四半期は外部売上高8,034百万円(前年同期比491.5%増)となったが、GAN及びStakelogicの業績取込影響により経常損失1,798百万円(前年同期は経常利益180百万円)、調整後EBITDAも△946百万円(前年同期102百万円)と悪化。一方、既存のゲーミング機器販売は堅調に推移し想定をやや上回り、パラダイスシティの持分法取込は想定どおりの利益貢献となった。

主要プロダクト

product
ゲーミング機器(ビデオスロットマシン)

『Railroad RICHES™』『Super Burst™』等の主力シリーズを中心に販売が伸長し、既存ビジネス領域の販売が堅調に推移したことで、当第1四半期は想定をやや上回る滑り出しとなった。

service
パラダイスシティ(統合型リゾート)

韓国の統合型リゾートで、引き続き好調な日本人VIP客及びMass客が牽引しカジノ売上は堅調に推移。新規開業ホテルの一過性初期費用発生や税還付額減少により持分法取込額は前年同期比で減少したが、想定どおりの利益貢献となった(12月決算のため3ヶ月遅れで計上)。

platform
GAN(B2Bオンラインゲーミングプラットフォーム)

米国拠点のB2Bオンラインゲーミングプラットフォーム。ビジネス成長の基盤となる新プラットフォームV2への移行を進め、事業の効率化と拡大を図る事業再生プログラムを推進している(12月決算のため3ヶ月遅れで計上)。

platform
Stakelogic(B2B iGamingコンテンツ)

オランダ拠点のB2B iGamingコンテンツ事業者。不採算事業からの撤退やラインナップの絞り込みを行う一方、実績のあるゲーミング機器IPのオンライン移植を進め、新たな収益基盤を構築中(12月決算のため3ヶ月遅れで計上)。

成長ドライバー

  • 北米市場でのゲーミング機器販売好調継続(Railroad RICHES™・Super Burst™シリーズ等の既存・新規タイトル拡大)
  • 韓国「パラダイスシティ」の日本人VIP客・Mass客の堅調によるカジノ売上の安定推移
  • 「オムニチャネル戦略」実現に向けた基盤構築(リース販売強化、新規顧客開拓、新規ライセンス取得)
  • GANの新プラットフォームV2移行による事業効率化・拡大
  • Stakelogicの不採算事業撤退・ラインナップ絞り込みと実績あるIPのオンライン移植による新収益基盤構築

リスク

  • GAN・Stakelogicの事業再生プログラムの進捗遅延・収益性低下リスク
  • のれん・無形資産の追加減損リスク(GAN・Stakelogicのれん残高計上、事業計画未達時の追加減損可能性)
  • 各国・地域の法令・レギュレーション遵守および当局承認の取得・維持に係るリスク(iGaming規制の変化を含む)
  • 「パラダイスシティ」の事業不確実性(訪日・訪韓客動向、新規開業ホテルの一過性費用、税還付額変動等)
  • 為替変動リスク(海外事業比率の高まりによる円高影響)

最終更新: 2026年8月7日