競争激化による業績悪化
孔版印刷機・インクジェットプリンターに加え、複写機やレーザービームプリンターとの競合が存在する。性能面・価格面での競争が激化した場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。主力の事務用印刷機器関連製品市場における競争環境の変化が最大のリスク要因となる。
技術革新への対応遅れ
孔版印刷技術・インクジェット技術に対抗する技術革新が生じた場合、製品競争力が著しく低下するリスクがある。技術革新の流れを予測できず魅力ある新製品を開発できない場合、将来の成長と収益性が低下し業績・財務状況に悪影響を及ぼす。コアビジネスの技術基盤が陳腐化するリスクは事業継続に直結する。
為替レート変動リスク
売上高の半分程度が海外顧客向けであり、米ドル・ユーロに対する円高が業績に悪影響を及ぼす可能性がある。現地通貨建て売上・費用・資産は円換算時の為替レートにより価値が変動するため、為替変動は収益に直接影響する。特に主要通貨に対する円高局面では業績・財務状況への影響が大きい。
海外カントリーリスク
中国・タイに製造拠点、世界各地に販売子会社を有しており、政情不安・反日感情・労働争議・テロ・自然災害・感染症蔓延等の不測の事態が発生するリスクがある。大規模な事態が発生した場合、生産活動・販売活動の停止や現地資産の喪失につながる可能性がある。情勢把握に注意を払い損害防止に努めているが、完全な回避は困難である。
業績不振子会社の存在
販売子会社の中に販売不振等により継続的に経常損失を計上している業績不振の子会社が存在する。経費削減・販路再構築・陣容見直し等の改善策を実施しているが、計画どおりに業績が改善しない場合、グループ全体の業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。
情報漏洩リスク
顧客の個人情報・技術ノウハウ・機密情報を保有しており、漏洩した場合は損害賠償責任・社会的責任を負うとともに企業競争力が削がれる。個人情報保護規程・企業機密管理規程の制定やプライバシーマーク取得等の対策を講じているが、完全な防止は保証できない。情報漏洩は業績・財務状況への悪影響に加え、企業ブランドへの重大な打撃となる。
製品欠陥・製造物責任
茨城県・山口県・中国・タイの製造拠点で品質管理に最大限の配慮を置いているが、製品に重大な欠陥が発生しないという絶対の保証はない。リコールや製造物責任賠償につながる欠陥は多額のコストを生じるとともに、企業評価に重大な影響を与え売上減少につながる可能性がある。製造物責任保険に加入しているが、全損害をカバーできない場合もある。
原材料調達・中東情勢リスク
製品を構成する原材料・部品にはナフサから生成される化成品や樹脂が多く用いられており、中東情勢の緊迫化により原油・ナフサの供給に影響が生じていると認識している。今後の情勢次第では製造原価の上昇・経費増加・製品販売やサービス供給への影響が生じる可能性がある。地政学的リスクが直接的なコスト構造に波及するリスクとして注視が必要である。
法的規制・コンプライアンス
日本国内のみならず世界各国において、事業許認可・独占禁止・通商・環境・情報統制等の多岐にわたる法的規制を受けている。将来的に事業継続に影響を及ぼすような法的規制が課せられた場合、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。遵法経営規程・コンプライアンス行動指針の制定やホットライン設置等の対策を講じているが、一社員の行動から信用を失うリスクも存在する。
人材確保リスク
継続的な事業発展には専門技術人材・経営戦略人材の確保が不可欠であるが、日本国内の少子高齢化・労働人口減少により計画どおりの人材確保が困難になるリスクがある。人材確保が進まない場合、長期的に事業展開・業績・成長見通しに影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

