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小倉クラッチ株式会社

6408東証スタンダード機械

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小倉クラッチ株式会社6408

輸送機器用事業

自動車部品向けクラッチ・ソレノイド等を製造販売するコア事業

期間今期前期増減率
売上高28,866百万円31,648百万円
セグメント利益789百万円287百万円
セグメント資産26,490百万円27,447百万円
減価償却費1,361百万円1,356百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額)1,285百万円1,202百万円
セグメント利益率2.7%0.9%

事業詳細

カーエアコンやパワートレインをはじめとする自動車用部品業界向けにクラッチ・ソレノイド等を製造販売する。2026年3月期はグループ売上高の約69%を占める主力セグメント。米国・アジア・欧州・中国など広範なグローバル市場に展開し、オグラ・コーポレーション(米国)、オグラS.A.S.(欧州)、小倉離合機(東莞・長興)、オグラクラッチ・タイランド等の連結子会社が製造・販売を担う。

直近の概況

売上高は前期比8.8%減も、コスト改善でセグメント利益は174.1%増

2026年3月期の輸送機器用事業は、日本市場での売上増加(12,088百万円、前期11,477百万円)があったものの、米国(7,851百万円、前期9,125百万円)およびアジア(中国除く)(4,002百万円、前期5,599百万円)での大幅な売上減少により、セグメント全体の売上高は28,866百万円と前期比2,782百万円減(8.8%減)となった。一方、セグメント利益はコスト改善等により789百万円と前期比501百万円増(174.1%増)となり、収益性が大幅に改善した。

主要プロダクト

product
カーエアコン用クラッチ

内燃機関車向けカーエアコンシステムに使用されるクラッチ製品。EV化の進展により中長期的な需要縮小リスクを抱えるが、現状では主力製品の一つ。

product
パワートレイン系ソレノイド

EV・xEV対応製品として開発・提案を強化している製品群。動力系の電動化トレンドに対応した製品ラインとして位置づけられている。

product
モーター用保持ブレーキ

電動化対応製品として開発・提案を強化。EV・xEV市場の拡大に伴い需要増加が期待される製品。

product
スライドドア用クラッチ

動力系の変化に依存しない製品ラインとして位置づけられ、内燃機関車・EV問わず採用可能な製品。

product
燃料電池用ブロワ関連製品

水素・燃料電池車(FCV)向けに開発・提案を強化している製品群。次世代モビリティ対応製品として開発を推進。

成長ドライバー

  • EV・xEV対応製品(パワートレイン系ソレノイド、モーター用保持ブレーキ、燃料電池用ブロワ)の開発・提案強化
  • スライドドア用クラッチ等、動力系変化に依存しない製品ラインの拡充
  • グローバル販売網(米国・欧州・アジア・中国)を活用した積極的な販売活動
  • コスト改善・不採算商品撤退による利益体質への転換(2026年3月期にセグメント利益率2.7%へ改善)
  • 日本市場での売上増加(前期11,477百万円→当期12,088百万円)による国内基盤の強化

リスク

  • 自動車のEV化進展に伴うカーエアコン用クラッチ等の既存製品需要の中長期的縮小
  • 米国市場での売上減少(前期9,125百万円→当期7,851百万円、前期比14.0%減)
  • アジア(中国除く)市場での売上減少(前期5,599百万円→当期4,002百万円、前期比28.5%減)
  • 米国による関税政策の影響が輸出・現地生産コストに与えるリスク
  • 中国経済の景気減速による中国向け売上への影響(当期653百万円、前期697百万円)
  • 為替変動リスク(海外売上比率が高く、米ドル・ユーロ・中国元・タイバーツ建て取引)
  • 固定資産の減損リスク(当期連結全体で29百万円の減損損失を計上)

最終更新: 2026年6月25日