サムコ 株式会社6387
半導体等電子部品製造装置の製造及び販売(単一セグメント)
薄膜形成・加工装置の製造販売を手掛ける単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年7月期第3四半期累計) | 7,414百万円 | 6,242百万円(前年同期) | ↑ |
| 営業利益(2026年7月期第3四半期累計) | 1,864百万円 | 1,394百万円(前年同期) | ↑ |
| 売上高営業利益率(2026年7月期第3四半期累計) | 25.1% | 22.3%(前年同期) | ↑ |
| 経常利益(2026年7月期第3四半期累計) | 1,965百万円 | 1,371百万円(前年同期) | ↑ |
| 四半期純利益(2026年7月期第3四半期累計) | 1,376百万円 | 969百万円(前年同期) | ↑ |
| 受注高(2026年7月期第3四半期累計) | 12,854百万円 | 6,577百万円(前年同期) | ↑ |
| 受注残(2026年7月期第3四半期末) | 10,564百万円 | 5,697百万円(前年同期末) | ↑ |
| 海外売上高比率(2026年7月期第3四半期累計) | 53.2% | 33.9%(前年同期) | ↑ |
| 通期売上高予想(2026年7月期) | 10,785百万円 | 9,342百万円(第46期通期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想(2026年7月期) | 2,631百万円 | 2,342百万円(第46期通期実績) | ↑ |
| 1株当たり四半期純利益(2026年7月期第3四半期累計) | 171.36円 | 120.61円(前年同期) | ↑ |
| 自己資本比率(2026年7月期第3四半期末) | 71.5% | 76.3%(前事業年度末) | ↓ |
事業詳細
サムコ株式会社は、CVD装置・エッチング装置・洗浄装置を中心とした半導体等電子部品製造装置の製造・販売を唯一の事業とする。化合物半導体(GaN、GaAs、InP、SiC等)、シリコン半導体、電子部品、ヘルスケア関連の各分野に装置を供給し、データセンター向け光デバイス・パワーデバイス・高周波デバイス等の製造工程を支える。協力会社への製造委託と自社による仕様・出荷検査を組み合わせた生産体制を採用し、国内直販と海外代理店を通じて販売する。
直近の概況
電子部品・化合物半導体分野が急拡大し、受注高は前年同期比約2倍に達する
2026年7月期第3四半期累計(2025年8月〜2026年4月)において、売上高7,414百万円(前年同期比18.8%増)、営業利益1,864百万円(同33.7%増)と大幅増収増益を達成。用途別では電子部品分野が2,645百万円(前年同期比151.6%増)、化合物半導体分野が2,487百万円(同52.9%増)と牽引。受注高は12,854百万円と前年同期比95.5%増と急拡大し、受注残は10,564百万円に積み上がった。海外売上高比率は53.2%と前年同期の33.9%から大幅上昇し、アジア向けが輸出の74.5%を占める。通期業績予想を上方修正し、期末配当予想も75円(前期60円)へ増配を発表した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- AIデータセンター向け光デバイス(半導体レーザー・InP系)需要の急拡大によるエッチング装置・CVD装置の受注増(エッチング装置受注高は当第3四半期累計で8,190百万円と前年同期比約2.1倍)
- 電子部品分野における量子デバイス用途および高周波フィルター用途の販売急拡大(当第3四半期累計で前年同期比151.6%増)
- 化合物半導体分野の継続的成長(通信関連等の光デバイス用途好調により前年同期比52.9%増)
- 生産機販売強化戦略による装置販売と部品・メンテナンスの相乗効果創出(部品・メンテナンス売上高は前年同期比20.5%増)
- 海外販売拡大(輸出比率が前年同期33.9%から53.2%へ上昇、アジア向けが輸出の74.5%を占め北米・欧州も拡大)
- 受注残10,564百万円の積み上がりによる今後の売上計上の可視性向上
リスク
- 半導体市場の設備投資サイクルによる売上高の月次・四半期変動リスク(シリコン半導体分野は当第3四半期累計で前年同期比65.2%減と急落が継続)
- 特定用途・顧客への依存リスク(電子部品・化合物半導体・データセンター向け需要の変動が業績に直結し、ヘルスケア関連分野は前年同期比65.8%減)
- 地政学リスク・各国通商政策変更の影響(貿易障壁の高まりや先行き不透明感が継続、海外売上高比率53.2%と高水準)
- 協力会社への製造委託に依存した生産体制における供給リスクおよびコスト管理リスク
- 中期目標(装置製造原価率45%未満・売上高営業利益率25%以上)達成に向けた原価低減・コスト管理の継続的な取り組みが必要
- 受注残急増(10,564百万円)に対応した生産能力・納期管理リスク
最終更新: 2025年10月20日

