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サムコ 株式会社

6387東証プライム機械

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サムコ 株式会社6387

半導体等電子部品製造装置の製造及び販売(単一セグメント)

薄膜形成・加工装置の製造販売を手掛ける単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(2026年7月期)10,800百万円9,342百万円
営業利益(2026年7月期)3,004百万円2,342百万円
売上高営業利益率(2026年7月期)27.8%25.1%
経常利益(2026年7月期)3,110百万円2,373百万円
当期純利益(2026年7月期)2,230百万円1,697百万円
受注高(2026年7月期)17,133百万円9,104百万円
受注残高(2026年7月期末)11,457百万円5,124百万円
輸出販売高比率(2026年7月期)59.8%38.4%
1株当たり当期純利益(2026年7月期)277.73円211.30円
自己資本比率(2026年7月期末)72.6%76.3%
通期売上高予想(2027年7月期)14,500百万円10,800百万円
通期営業利益予想(2027年7月期)3,880百万円3,004百万円

事業詳細

サムコ株式会社は、CVD装置・エッチング装置・洗浄装置を中心とした半導体等電子部品製造装置の製造・販売を唯一の事業とする。化合物半導体(GaN、GaAs、InP、SiC等)、シリコン半導体、電子部品、ヘルスケア関連の各分野に装置を供給し、データセンター向け光デバイス・パワーデバイス・高周波デバイス等の製造工程を支える。協力会社への製造委託と自社による仕様・出荷検査を組み合わせた生産体制を採用し、国内直販と海外代理店を通じて販売する。

直近の概況

AI関連需要拡大で通期売上・利益とも大幅増、受注残も倍増

2026年7月期は、AIデータセンター向け光通信関連を中心とした化合物半導体分野の旺盛な設備投資需要を背景に売上高10,800百万円(前期比15.6%増)、営業利益3,004百万円(同28.2%増)と大幅増収増益となった。エッチング装置が主力製品として前期比27.3%増の7,004百万円、電子部品分野は前期比59.2%増と急拡大。受注残高は11,457百万円(前期比123.6%増)と大きく積み上がり、次期業績の可視性が向上。輸出比率も59.8%へ上昇し海外展開が加速。次期(2027年7月期)は売上高14,500百万円(前期比34.3%増)、営業利益3,880百万円(同29.1%増)を見込む。

主要プロダクト

product
CVD装置

データセンター向け半導体レーザーの加工用途やMEMSの加工用途などで販売。2026年7月期売上高は1,440百万円(前期比20.0%減)、構成比13.3%。

product
エッチング装置

化合物半導体分野の半導体レーザー加工、シリコン半導体分野の欠陥解析、電子部品分野の高周波フィルター加工などで販売。2026年7月期売上高は7,004百万円(前期比27.3%増)、構成比64.9%と主力製品。

product
洗浄装置

化合物半導体分野の半導体レーザー加工でのフォトレジスト除去用途、電子部品分野の量子デバイス加工での洗浄用途などで販売。2026年7月期売上高は832百万円(前期比21.4%増)。

service
部品・メンテナンス

生産用装置の販売拡大に伴うメンテナンスや部品の需要拡大により、2026年7月期売上高は1,523百万円(前期比12.5%増)。

成長ドライバー

  • AIデータセンター向け光デバイス(半導体レーザー・InP系)需要拡大によるエッチング装置・CVD装置の受注増(受注残高11,457百万円、前期比123.6%増)
  • 電子部品分野における高周波フィルター・MEMS用途の販売拡大(前期比59.2%増)
  • 化合物半導体分野の継続的成長(前期比45.9%増、データセンター向け光通信関連が中心)
  • 半導体製造装置市場における先端ロジック・メモリー向け設備投資の当初想定を上回る成長
  • 海外販売拡大(輸出比率が前期38.4%から59.8%へ上昇)
  • 生産機販売強化戦略による装置販売と部品・メンテナンスの相乗効果(部品・メンテナンス売上高前期比12.5%増)
  • 光電融合技術への関心高まりによるAI関連需要の中長期的拡大期待

リスク

  • 半導体市場の設備投資サイクルによる売上高変動リスク(シリコン半導体分野は前期比52.7%減)
  • 特定用途・顧客への依存リスク(主要顧客スカイワークスフィルターソリューションズジャパンへの売上高1,083百万円が総売上の約10%を占める)
  • 地政学リスク・通商政策変更の影響(中東情勢緊迫化やサプライチェーン混乱、貿易分断化のリスクが継続、輸出比率59.8%と高水準)
  • 協力会社への製造委託に依存した生産体制における供給リスク・コスト管理リスク
  • 受注残急増(11,457百万円、前期比123.6%増)に対応した生産体制拡充・納期管理リスク
  • ヘルスケア関連分野の縮小継続(前期比55.2%減)による事業ポートフォリオの偏り
  • 為替変動リスク(次期業績予想の前提レートは1米ドル=155.00円)

最終更新: 2026年9月14日