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トリニティ工業株式会社

6382東証スタンダード機械

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トリニティ工業株式会社6382

設備部門

塗装プラント・塗装機器を中核とする受注生産型の産業設備事業

期間今期前期増減率
売上高29,372百万円29,903百万円
セグメント利益4,156百万円3,879百万円
セグメント資産22,669百万円23,628百万円
減価償却費401百万円208百万円
持分法適用会社への投資額1,441百万円1,303百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,219百万円2,302百万円

事業詳細

設備部門は、塗装プラント・塗装機器・産業機械の設計・製造・販売を行う。主要顧客は豊田通商株式会社・株式会社豊通マシナリー・トヨタ自動車株式会社等の自動車関連企業であり、受注生産を主体とする。非自動車産業への拡販やカーボンニュートラル対応技術の提供も推進しており、グループ連結売上高の約75%を占める中核セグメントである。

直近の概況

塗装設備納入減少で減収も、セグメント利益は7.1%増益を達成

2026年3月期の設備部門は、塗装設備納入等の減少により売上高は29,372百万円と前期比531百万円(1.8%減)の減収となった。一方、セグメント利益は4,156百万円と前期比277百万円(7.1%増)の増益を達成し、収益性が改善した。持分法による投資利益が前期77百万円から380百万円へ大幅増加したことも連結経常利益の押し上げに寄与している。2026年4月27日に公表した中期経営計画(2026-2030)では、既存事業のプレゼンス維持・向上、海外機能の強化、新市場の開拓を成長戦略として掲げている。

主要プロダクト

product
塗装プラント・塗装設備

自動車メーカー向けを中心に、塗装工程全体をシステムとして提供する受注生産型の主力製品群。カーボンニュートラル対応技術の組み込みも推進している。

product
塗装機・塗装システム

塗装機器単体の収益拡大を戦略的に推進しており、非自動車産業向けを含む顧客基盤の多様化に貢献している。

product
熱処理炉・空調装置

塗装設備に付随する熱処理・空調関連機器を提供し、設備部門の製品ラインアップを補完する。

service
環境・デジタルソリューション

顧客のカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミー実現への貢献を目的とした環境対応技術・デジタルソリューションの提供を推進している。

成長ドライバー

  • 塗装機器単体の収益拡大戦略の推進(売上減少下でも利益率改善を実現)
  • 非自動車産業への拡販による顧客基盤の多様化
  • IoT・AI等デジタル技術を活用した新製品の開発・提供
  • カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー対応技術の提供による顧客ニーズへの対応
  • 中期経営計画(2026-2030)に基づく海外機能の強化および新市場の開拓
  • 持分法適用会社への投資拡大(1,441百万円)による収益貢献の拡大

リスク

  • 主要顧客である自動車業界の先行き不透明感(米国関税政策・中東情勢・物価上昇の影響)による設備投資抑制リスク
  • 自動車産業の電動化・生産変動による塗装設備需要の不確実性
  • 2027年3月期通期業績予想において営業利益2,000百万円(前期比37.3%減)と大幅減益を見込んでおり、設備部門への影響が懸念される
  • 労務費・原材料費の高騰による採算悪化リスク
  • 受注生産型ビジネスモデルに起因する売上計上の期ズレリスク
  • 地政学リスク(米国政策動向・中東情勢)による顧客の設備投資計画変更リスク

最終更新: 2026年6月18日