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6333東証プライム機械

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ポンプ事業

帝国電機の単一報告セグメント。キャンドモータポンプを世界展開する中核事業。

期間今期前期増減率
連結売上高(ポンプ事業単一セグメント)29,091百万円30,546百万円(うちポンプ事業29,289百万円)
連結営業利益4,983百万円6,055百万円
売上高営業利益率17.1%19.8%
連結経常利益5,444百万円6,296百万円
親会社株主に帰属する当期純利益4,341百万円3,811百万円
連結総資産40,204百万円42,396百万円
有形固定資産(地域別合計)7,952百万円8,754百万円
減価償却費(連結)947百万円961百万円
研究開発費(連結)568百万円524百万円

事業詳細

キャンドモータポンプ、定量ポンプ、その他ポンプを製造・販売する当社グループの中核事業。完全無漏洩構造を特長とし、石油化学プラント・半導体・電力・冷凍空調等の安全性最優先現場に採用される。国内製造を基盤に、米国・中国・インド・欧州・台湾・シンガポール・韓国の子会社を通じてグローバルに販売・アフターサービスを展開。2024年12月31日付で電子部品事業(株式会社平福電機製作所)が事業停止したことにより、当連結会計年度より「ポンプ事業」の単一報告セグメントに変更された。

直近の概況

米国・中国の需要減速と子会社事業停止で減収減益。純利益は特別利益で増益。

2026年3月期は売上高29,091百万円(前期比4.8%減)、営業利益4,983百万円(同17.7%減)と減収減益。主要市場の米国では関税政策・金融環境の影響で設備投資が鈍化、中国では経済低迷により大型プロジェクトが抑制され、ケミカル機器キャンドモータポンプ・アフターサービスが減少した。一方、東南アジア・インド・欧州は堅調。粗利率の低下が利益を圧迫した。投資有価証券売却益868百万円および平福電機製作所の固定資産売却益140百万円の計上により、親会社株主帰属純利益は4,341百万円(同13.9%増)と増益。2024年12月31日付で電子部品事業(平福電機製作所)が事業停止し、当期よりポンプ事業の単一セグメントに移行した。

主要プロダクト

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ケミカル機器キャンドモータポンプ

石油化学・化学プラント向けの主力製品。完全無漏洩構造により安全性最優先現場に採用される。2026年3月期は主要市場である米国・中国での販売が減少し、売上高の押し下げ要因となった。

product
半導体機器キャンドモータポンプ

半導体製造プロセス向けキャンドモータポンプ。生成AIの普及を背景としたデータセンター向け半導体設備投資需要の拡大により、2026年3月期においても成長分野として堅調に推移した。

product
定量ポンプ

化学・製薬・食品等の工程において精密な液体定量供給を行うポンプ製品。

product
電力関連機器ポンプ・その他ポンプ

電力・原子力・冷凍空調等の分野向けポンプ製品。米国・インドにおける原子力向け大型案件の獲得が成長ドライバーとして機能している。

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アフターサービス

世界各地の販売・サービス子会社を通じて提供するポンプの保守・修理・部品供給サービス。2026年3月期は米国・中国においてアフターサービスが減少し、売上高の減少要因の一つとなった。

成長ドライバー

  • 東南アジア・インド・欧州市場の堅調な需要継続
  • 生成AI普及を背景とするデータセンター向け半導体機器キャンドモータポンプ需要の拡大
  • 米国市場の回復傾向(2027年3月期予想で増収見込み)
  • 高水準の受注残継続による売上の下支え
  • 電子部品事業停止によるポンプ事業への経営資源集中配分
  • 米国・インドにおける原子力向け大型案件の獲得
  • 脱炭素化に向けた設備投資需要の拡大(石油化学業界のCO₂排出ゼロへの取り組み加速)
  • 為替影響による増収効果(2027年3月期予想)

リスク

  • 中国経済の低迷継続による大型プロジェクト減少・ケミカル機器キャンドモータポンプ販売の軟調(次期も低迷見込み)
  • 米国関税政策の不確実性による化学業界の設備投資需要鈍化
  • 中東情勢の緊迫化による世界経済への影響とグローバル需要の不透明感
  • 原材料価格の上昇および人件費・研究開発費等の販管費増加による利益圧迫
  • 日本における有機溶剤等一部資材の調達難
  • 粗利率の低下傾向(2026年3月期売上高営業利益率17.1%、前期19.8%から低下)
  • 為替変動リスク(グローバル展開に伴う為替換算調整勘定の変動)
  • 前期特別利益(投資有価証券売却益868百万円)の反動減による2027年3月期純利益の減益見込み

最終更新: 2026年6月26日