株式会社北川鉄工所6317
キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業)
旋盤用チャック等を中心にグローバル展開する工作機器専業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・2026年3月期) | 9,870百万円 | 9,031百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期・2026年3月期) | 221百万円 | 427百万円 | ↓ |
| 売上高前期比 | 9.3%増 | — | ↑ |
| セグメント利益前期比 | 48.3%減 | — | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 13,713百万円 | 13,100百万円 | ↑ |
事業詳細
旋盤用チャック、油圧回転シリンダ、NC円テーブル、パワーバイス、グリッパ等を製造・販売する。旋盤用チャックは国内市場シェアの過半を占める世界的ブランド製品。国内外に幅広い販売・製造拠点(㈱北川製作所、上海北川鉄社貿易有限公司、北川(瀋陽)工業機械製造有限公司、KITAGAWA MEXICO、KITAGAWA TRADING (THAILAND)、Kitagawa Technology India Private Limited、KITAGAWA EUROPE LTD.、KITAGAWA-NORTHTECH INC.)を有し、グローバルに事業展開している。
直近の概況
海外売上増収も国内減収・工場移設費用で利益は大幅減
2026年3月期通期は、中国・インドを中心にEMS(電子機器受託製造)関連の海外売上が増加し、売上高は9,870百万円(前期比9.3%増)と増収を達成した。一方、国内市場の減収、海外市場における価格競争の激化、および工場移設に伴う一時的な費用の発生等が利益を圧迫し、セグメント利益(営業利益)は221百万円(前期比48.3%減)と大幅な減益となった。次期(2027年3月期)は売上高10,800百万円、営業利益540百万円を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国・インド等アジア新興国向けEMS関連海外受注の拡大(2026年3月期に海外売上増加を実現)
- インドでの現地生産拡充による需要取り込みとコスト競争力強化
- メキシコ・ベトナム等重点市場でのエンジニアリング・アフターサービス強化によるグローバルシェア拡大
- 「モノ売り」から「コト売り」へのビジネスモデル転換(エンジニアリング・サービス付加による高付加価値化)
- 半導体・航空機・医療・エネルギー等成長産業向けへの高付加価値新製品・自動化パッケージの投入
- DXによる業務高度化およびローコストオペレーションの実現による収益向上
リスク
- 国内工作機械需要の低迷継続(中小企業を中心とした設備投資抑制)
- 工場移設・設備投資に伴う一時的費用の発生による利益圧迫
- 海外市場における価格競争の激化(特に中国・アジア市場)
- 米国通商政策(関税引上げ)や中国経済減速による海外需要への影響
- 為替変動リスク(急激な円高による輸出競争力の低下)
- 工作機械業界全体の需要回復の遅れ(内需の力強さを欠く状況の継続)
最終更新: 2026年6月25日

