ホソカワミクロン株式会社6277
粉体関連事業
ホソカワミクロングループの主力事業で連結売上高の約76%を占める中核セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年9月期中間期) | 30,538百万円 | 28,488百万円(2025年9月期中間期) | ↑ |
| セグメント利益(2026年9月期中間期) | 2,504百万円 | 2,951百万円(2025年9月期中間期) | ↓ |
| 受注高(2026年9月期中間期) | 31,005百万円 | 31,481百万円(2025年9月期中間期) | ↓ |
| 受注残高(2026年9月期中間期) | 36,329百万円 | 38,363百万円(2025年9月期中間期) | ↓ |
| 売上高(2025年9月期通期) | 58,677百万円 | — | — |
| セグメント利益(2025年9月期通期) | 6,456百万円 | — | — |
事業詳細
粉砕・分級装置、混合・乾燥装置、粒子設計・造粒装置、集塵装置等の製造販売に加え、複合ナノ粒子を中心とした新素材開発・商品化、微粉体受託加工サービスを提供するグループの中核事業。化学・電子材料・食品・医薬・エネルギー等の幅広い産業を顧客とし、日本・欧州・米国・アジアを含むグローバル拠点網を通じて展開。大気汚染防止装置・精密空調制御装置等も日本市場向けに提供。
直近の概況
欧州の受注遅延で収益率が低下し、中間期セグメント利益は前年同期比15.1%減。
2026年9月期中間期の売上高は30,538百万円(前年同期比7.2%増)と増収となったが、欧州地域において受注の遅れから売上減少に見舞われ収益率が低下した結果、セグメント利益は2,504百万円(前年同期比15.1%減)と減益。食品向けは堅調に推移し、地政学リスク増大に伴う関連産業向け設備投資案件の増加も見られた。一方、日中関係悪化によるレアアース関連材料の入手難や、中東情勢緊迫化によるエネルギー高・石油化学製品の品薄感が今後の業績への影響として懸念される。メンテナンスサービス事業は引き続き拡大傾向を示した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- アフターマーケット(メンテナンスサービス)分野の継続的強化・拡大
- 食品市場向け需要の堅調な推移
- 地政学リスク増大に伴う関連産業向け設備投資案件の増加
- SDGs・サステナビリティ関連案件の取り込み(リグニン再利用プロセス、rCBなど)
- 二次電池電極材料向け大型案件の受注
- IIoT・DX技術を活用したデジタル・ソリューションの付加価値提供
- グローバル拠点網の拡充(ヨルダン、オーストリア、インド等への新設)
リスク
- 欧州地域における受注遅延・売上不足による収益率低下の継続
- 中東情勢緊迫化(イランへの軍事攻撃)による大型案件の投資判断延期傾向の顕在化
- エネルギー価格急騰・石油化学製品の供給不安による原材料調達コスト上昇
- 日中関係悪化によるレアアース関連材料の入手難
- ドイツ製造業の景気低迷による欧州市場の需要停滞
- 米国通商政策(追加関税)による大型案件の投資判断延期および受託加工事業への影響
- 受注残高の減少(前年同期比5.3%減)による今後の売上高への下押し圧力
- 中国の過剰供給調整・内需低迷による受注環境の悪化
最終更新: 2025年12月19日

