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株式会社ホープ

6195東証グロースサービス業

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株式会社ホープ6195

事業内容

株式会社ホープは「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」を企業理念に掲げ、全国1,741市区町村・47都道府県を主要顧客とする自治体特化型サービス企業。広告事業では自治体の広告枠を入札仕入れして民間企業に販売するSRサービスと、情報冊子マチレットを協働発行するSCサービスを展開。

ジチタイワークス事業では行政マガジン発行・BtoGソリューション・民間サービス比較プラットフォームを通じ官民連携を促進。その他セグメントでは企業版ふるさと納税支援・空き家対策アキソル・広報アプリマチイロを育成中。

2026年3月期の連結売上高は3,632百万円。

ビジネスモデル

広告事業では自治体の広告枠を一括入札仕入れし民間企業へ販売する仲介モデルで安定利益を創出(2026年3月期セグメント利益率23.7%)。ジチタイワークス事業では行政マガジン・BtoGソリューション・プラットフォームを通じ民間企業の自治体向けマーケティングを支援し成長収益を獲得。

両事業は自治体との長期リレーションを共有資産として活用する相互補完構造を持つ。

企業の強み

行政マガジン『ジチタイワークス』は全国1,741市区町村・47都道府県・地方議会議員へ無償提供しており、自治体職員への直接リーチ力を持つ。2006年のSRサービス開始以来20年近く蓄積した自治体との取引実績・ノウハウが参入障壁を形成し、BtoGソリューション等の拡大基盤となっている。

広告事業は2026年3月期に売上高1,784百万円・セグメント利益422百万円・利益率23.7%を達成。減収増益計画に対し概ね計画通りの結果を出し、1人当たり売上総利益9,888千円を実現。入札価格妥当性検証によるPDCAサイクルを運用し、収益性改善のノウハウを継続的に蓄積している。

ジチタイワークス事業は2026年3月期に売上高1,541百万円(前期比42.8%増)・セグメント利益447百万円(同44.2%増)を達成。BtoGソリューション等の堅調拡大に加え、株式会社地方創生テクノロジーラボの子会社化・株式会社ジチタイリンクの設立により事業基盤を拡充し、官民連携需要の取り込みを加速している。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期は売上高3,632百万円(前期比15.6%増)、営業利益345百万円(同18.2%増)と増収増益を達成した一方、親会社株主帰属当期純利益は264百万円(同26.1%減)に留まった。前期に計上した投資有価証券売却益113百万円(特別利益)の剥落と、当期の減損損失17百万円(オフィス統廃合に伴う)が主因であり、経常利益ベースでは17.4%増と事業収益力は着実に向上している点は評価できる。

当期は自己株式取得366百万円(前期比78%増)を実施し、期末自己株式数は2,723千株(前期984千株)に急増。純資産は1,150百万円から1,048百万円へ減少し、自己資本比率は53.8%から39.5%へ低下した。

一方で長期借入550百万円を新規調達しており、財務レバレッジが上昇している。資本生産性向上の観点からは評価できるが、財務余力の変化は引き続きモニタリングが必要。

2027年3月期通期予想は売上高3,880百万円(前期比6.8%増)、営業利益432百万円(同25.5%増)と増益を見込む。一方、第2四半期累計では営業損失74百万円・純損失77百万円を予想しており、上期赤字・下期回収の構造となっている。

また、2027年3月期より初めて配当を実施(年間8.40円、うち中間特別配当3.85円)する方針を公表しており、株主還元の開始は新たなポジティブ材料となる。

成長戦略

ジチタイワークス事業の花形化・広告事業の安定成長・新興事業の収益化を3本柱に中期成長を追求

BtoGソリューション等各サービスの売上拡大と行政マガジンのブランド強化を継続。2026年7月にジチタイワークスと地方創生テクノロジーラボを吸収合併し、伴走型コンサルティングとのシナジー最大化を図る。公務員専用プラットフォーム構築による自治体課題解決支援の多面的展開を推進。

減収増益計画のもと1人当たり生産性の維持・向上を最優先とし、マチレットの全国展開(子育て・空き家・エンディングノート・おくやみ等テーマ)を継続。利益創出事業として安定成長を維持し、グループ全体のキャッシュ創出基盤として機能させる。2026年3月期は計画通りの着地を達成。

政府が企業版ふるさと納税制度を令和9年度まで延長決定したことを踏まえ、中期的な成長拡大を目指す。空き家対策支援の総合プラットフォームであるアキソルは早期の収益モデル確立を目標とする。2026年3月期はセグメント損失27百万円と損失幅が拡大しており、収益化が課題。

中期経営計画に基づき自己株式取得を継続実施(2026年3月期に366百万円取得)し資本生産性を改善。2027年3月期より連結DOE3%または連結配当性向20%のいずれか高い水準を目安とした定常配当を開始。2027年3月期年間配当8.40円(中間特別配当3.85円含む)を予定。

最終更新: 2026年7月19日