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ミクロン精密株式会社

6159東証スタンダード機械

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ミクロン精密株式会社6159

ミクロン精密株式会社(単一セグメント:研削盤製造・販売)

心なし研削盤・内面研削盤の製造販売を行う単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(第3四半期累計)2,749百万円4,137百万円(前年同四半期累計)
営業利益(第3四半期累計)30百万円464百万円(前年同四半期累計)
売上高営業利益率(第3四半期累計)1.1%11.2%(前年同四半期累計)
経常利益(第3四半期累計)919百万円716百万円(前年同四半期累計)
親会社株主に帰属する四半期純利益(第3四半期累計)609百万円478百万円(前年同四半期累計)
売上総利益率(第3四半期累計)37.3%37.3%(前年同四半期累計)
自己資本比率83.3%87.4%(2025年8月期末)
総資産17,146百万円15,565百万円(2025年8月期末)
純資産14,308百万円13,633百万円(2025年8月期末)
1株当たり四半期純利益130.64円98.53円(前年同四半期累計)
通期売上高予想5,467百万円5,782百万円(2025年8月期実績)
通期営業利益予想381百万円612百万円(2025年8月期実績)

事業詳細

心なし研削盤(センタレスグラインダ)及び内面研削盤(インターナルグラインダ)とその周辺装置の開発・設計・製造・販売・アフターサービスを一貫して実施。国内山形県の本社工場で受注生産を行い、米国・タイ・中国の現地法人を通じて世界28か国以上に販売。自動車部品やモータシャフト等の高精度部品加工向けに強みを持ち、2005年に米国Caterpillar社のグローバルサプライヤに選定。2020年には経済産業省認定グローバルニッチトップ企業に選定されている。

直近の概況

売上高・営業利益は大幅減少も、為替差益580百万円が経常利益を押し上げ

2026年8月期第3四半期累計(2025年9月~2026年5月)の売上高は2,749百万円(前年同四半期比33.5%減)、営業利益は30百万円(同93.3%減)と大幅に悪化。一方、営業外収益に為替差益580百万円が計上されたことで経常利益は919百万円(同28.5%増)、親会社株主帰属純利益は609百万円(同27.3%増)と増益を確保。貸借対照表では投資有価証券が1,419百万円増加し総資産が拡大。契約負債が735百万円増加(1,182百万円)しており、今後の売上計上に向けた受注積み上がりが示唆される。通期業績予想は売上高5,467百万円・営業利益381百万円で変更なし。

主要プロダクト

product
心なし研削盤(センタレスグラインダ)

センタレス方式による高精度外径研削盤。自動車部品・モータシャフト等の量産加工向けに強みを持ち、北米・アジア・中南米を中心にグローバルに販売。受注生産体制で山形県本社工場にて製造。

product
内面研削盤(インターナルグラインダ)

ワーク内径の高精度仕上げ加工に用いる研削盤。センタレスグラインダと並ぶ主力製品群を構成し、国内外の精密部品メーカー向けに販売。

product
研削盤周辺装置

研削盤本体に付随するローダー・アンローダー等の自動化周辺装置。顧客の生産ライン自動化ニーズに対応し、システムとして提供することで付加価値を高める。

service
部品・アフターサービス

納入済み研削盤向けの補修部品販売およびメンテナンスサービス。景気変動の影響を受けにくい安定的な収益源であり、前期実績では売上高の約19%を占める。

成長ドライバー

  • 外需の高水準推移:不透明な国際情勢下においても外需は高い水準で推移しており、海外向け販売が引き続き売上を支える
  • 契約負債の積み上がり:第3四半期末の契約負債が1,182百万円(前期末比735百万円増)と大幅増加しており、今後の売上計上への転換が期待される
  • 為替差益による収益補完:円安基調を背景に為替差益580百万円を計上し、営業利益の大幅減少を経常利益段階で補完
  • 投資有価証券の価値増大:投資有価証券が3,251百万円(前期末比1,419百万円増)に拡大し、財務基盤の厚みが増加
  • Caterpillar社グローバルサプライヤ選定に基づく継続的な北米需要
  • 全社的なコスト削減活動の推進:売上総利益率37.3%を維持し、販管費も前年同四半期比993百万円(同比84百万円減)に圧縮

リスク

  • 売上高の急減:第3四半期累計売上高が前年同四半期比33.5%減の2,749百万円と大幅に落ち込み、通期予想5,467百万円達成には第4四半期に2,718百万円の売上計上が必要
  • 営業利益の極端な低水準:第3四半期累計営業利益が30百万円(営業利益率1.1%)にとどまり、通期予想381百万円の達成には第4四半期に351百万円の営業利益が必要
  • 為替変動リスク:経常利益が為替差益580百万円に大きく依存しており、為替動向の変化が業績に直接影響するリスク
  • 米国通商政策(関税)の動向:主要輸出先である北米・中南米向け売上への影響リスクが継続
  • 内需の低迷:国内工作機械需要は引き続き低調であり、国内売上の回復が見込みにくい状況
  • 中東情勢による資材調達困難:中東情勢の影響により一部調達困難な資材が発生しており、製造・納期に影響するリスク
  • 特定顧客への依存:上位顧客への売上集中による顧客集中リスク
  • 原材料高騰:原材料費の上昇が製造原価を押し上げ、収益性を圧迫するリスク

最終更新: 2025年11月20日