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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社

6090東証スタンダードサービス業

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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社6090

先端研究開発支援事業

CE-MS法によるメタボローム受託解析を核とする単一事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高(第3四半期累計)1,107百万円1,266百万円(前年同期)
営業利益(第3四半期累計)208百万円353百万円(前年同期)
経常利益(第3四半期累計)209百万円342百万円(前年同期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(第3四半期累計)165百万円304百万円(前年同期)
売上総利益(第3四半期累計)699百万円847百万円(前年同期)
総資産2,287百万円2,374百万円(前期末)
純資産1,884百万円1,908百万円(前期末)
自己資本比率82.4%79.6%(前期末)
減価償却費(第3四半期累計)83百万円75百万円(前年同期)
1株当たり四半期純利益29.35円51.53円(前年同期)
通期売上高予想1,420百万円1,454百万円(前期実績)
通期営業利益予想210百万円249百万円(前期実績)

事業詳細

顧客から受領した測定試料をCE-MS法(キャピラリー電気泳動・質量分析)によりメタボローム解析し、結果を報告書として納品する受託解析サービスを提供。製薬企業・アカデミア・食品企業・化学企業を主要顧客とし、バイオマーカー探索・作用機序解明・機能性素材開発・バイオものづくり生産性向上など幅広いライフサイエンス研究開発ニーズに対応。2026年6月期第1四半期より、従来の「先端研究開発支援事業」と「ヘルスケア・ソリューション事業」の2セグメントを統合し、単一セグメントに再編。国内に加え米国子会社HMT-Aを通じ欧米市場にも展開する。

直近の概況

売上高・利益ともに大幅減少、通期業績予想を下方修正

2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)の売上高は1,107百万円(前年同期比12.6%減)、営業利益は208百万円(同41.1%減)と大幅に悪化。国内アカデミア分野の大型案件減少(前年同期比112百万円減)と海外売上の低迷が主因。一方、バイオものづくり支援サービスは上市後好調で年間目標100百万円を第3四半期までに達成。機能性素材開発支援サービスは第4四半期に大型臨床試験売上を予定。2026年5月13日付で通期業績予想を修正し、売上高1,420百万円(前期比2.4%減)、営業利益210百万円(同15.8%減)に引き下げた。

主要プロダクト

service
ライフサイエンス研究支援サービス(LSS)

製薬企業・アカデミア・化学企業等を対象に、バイオマーカー探索・作用機序解明等を目的としたメタボローム受託解析を提供。当第3四半期累計では国内アカデミア分野の大型案件減少により前年同期比22.5%減の771百万円となった。

service
機能性素材開発支援サービス(FDS)

機能性表示食品制度の普及を背景に、食品・化学企業の機能性素材開発における有効性評価・臨床試験支援を提供。当第3四半期累計は第4四半期に大型臨床試験売上が予定されているため端境期となり、前年同期比16.1%減の228百万円にとどまった。

service
バイオものづくり支援サービス(BMS)

バイオエコノミー推進政策を背景に、微生物・細胞を用いた物質生産プロセスの代謝解析・最適化を支援する新サービス。2025年7月の上市後好調に受注が推移し、当第3四半期累計で年間売上目標の100百万円をすでに達成。製薬・食品・化学企業分野での売上増に貢献した。

service
中分子高感度網羅解析サービス

従来のCE-MS法では検出困難な中分子化合物を高感度で網羅的に解析するサービス。既存解析サービスの付加価値向上を目的として開発・提供されている。

成長ドライバー

  • バイオものづくり支援サービス(BMS)の好調な受注推移:2025年7月上市後、第3四半期累計で年間目標100百万円を達成済み
  • バイオエコノミー推進政策(政府目標:2030年に100兆円市場)を背景としたバイオものづくり関連研究開発需要の増加
  • 機能性素材開発支援サービスにおける第4四半期の大型臨床試験売上計上予定による下期回復期待
  • 機能性表示食品制度の普及に伴う機能性素材開発支援サービスへの需要拡大
  • 製薬企業分野でのライフサイエンス研究支援大型案件獲得とBMSによる売上増(前年同期比24百万円増)
  • ハイスループット技術開発・ロボット導入・AI解析による生産性向上と解析キャパシティ拡大

リスク

  • 国内アカデミア分野の大型案件減少リスク:当第3四半期累計で前年同期比112百万円の売上減少を招いており、案件の受注タイミングに業績が大きく左右される
  • 海外売上の低迷継続リスク:海外売上は引き続き低調に推移しており、欧米市場の回復が見通せない状況
  • 大型案件の受注タイミングリスク:機能性素材開発支援サービスの大型臨床試験売上が第4四半期に集中する構造であり、四半期間の業績変動が大きい
  • 通期業績予想の達成リスク:第3四半期累計の進捗率(売上高78.0%、営業利益99.4%)から、第4四半期に売上313百万円・営業利益2百万円の計上が必要であり、達成には大型案件の確実な売上計上が前提
  • 研究開発費・人件費の増加による利益圧迫:賃上げ等による人件費増が継続しており、販管費の高止まりが利益を圧迫
  • 設備投資・減価償却費の増加:最新測定機器の導入により減価償却費が前年同期比8百万円増加し、製造原価を押し上げる
  • 自己株式取得による純資産の減少:当第3四半期累計で90百万円の自己株式取得を実施し、純資産が前期末比24百万円減少

最終更新: 2025年9月22日