外食業界への業績依存
2025年2月期において売上高の70.0%を外食業界向けが占めており、外食産業の景況悪化や競合激化による価格競争が発生した場合、メンテナンス依頼の減少を通じて業績が悪化するリスクがある。物販・介護施設・ホテル・病院等への多角化を進めているが、計画どおりに新規市場での顧客獲得ができない場合には業績への影響が拡大する可能性がある。
特定取引先への業績依存
2025年2月期において、外食業界・物販・介護施設の販売先上位10社に売上高の44.2%、売上総利益の41.9%を依存している。当該販売先との失注・契約終了やメンテナンス需要の変動が生じた場合、業績に直接的かつ重大な影響を及ぼす可能性がある。良好な関係構築に努めているものの、集中リスクの解消には至っていない。
メンテキーパー外注依存リスク
当社グループはメンテナンス業務のほとんどを外注先であるメンテキーパーに委託しており、メンテキーパーの能力低下・経営悪化・対応不良が発生した場合、顧客クレームや損害賠償責任の負担、当社評判の低下につながるリスクがある。メンテキーパーの新規開拓の遅れや維持管理状況の悪化も業績に影響を及ぼす可能性があり、資質・スキル・資格・実績等を総合的に審査・管理することで対応している。
競合激化による競争力低下
メンテナンス市場では国内同業他社・施工業者・メンテナンスサービス業者との厳しい競合状況に置かれており、対応スピード・修繕技術・人材等の一部において当社グループより優位性を持つ競合他社が存在する可能性がある。メンテキーパーの競争力が低下した場合には、顧客獲得・維持が困難となり業績に影響を及ぼす可能性がある。
顧客のメンテナンス内製化
顧客が店舗・施設メンテナンスの内製化を強化し当社グループへの発注を削減した場合、売上・利益が直接減少するリスクがある。顧客の外注政策の変化は当社グループがコントロールできない外部要因であり、主要顧客の方針転換が生じた場合の業績への影響は大きい。逆に外注割合が高まれば売上・利益の増加要因となる。
気候変動による需要変動
外食産業における冷凍・冷蔵機器および空調設備は夏場(6〜8月)に負荷が高まり、緊急メンテナンス需要が増加する季節性がある。夏場の気候状況によってメンテナンス需要が変動するため、冷夏等の気候条件によっては当社グループの業績が下振れするリスクがある。気候変動の長期的な影響も需要構造を変化させる可能性がある。
基幹システムのダウンリスク
人的過失・自然災害・停電等によりメンテシステムがダウンした場合、メンテキーパー手配や請求業務が停止し、サービス提供に支障をきたすリスクがある。システムのバックアップ体制およびシステム会社による早期復旧体制を構築しているが、大規模災害等の想定を超える障害が発生した場合にはサービス水準の低下や業績への悪影響が生じる可能性がある。
現経営陣への依存リスク
創業者である内藤秀雄氏を含む現経営陣は、メンテナンス業務および付随する管理業務に関する豊富な経験・知識を有し、経営方針・利益計画の策定・執行やメンテキーパー管理において重要な役割を担っている。予期せぬ事情による当該取締役の離職が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性があり、特定取締役に依存しない組織体制の整備を進めている。
譲渡制限付株式による流動性低下
役員および従業員への譲渡制限付株式の付与を実施しており、今後も継続的に付与する方針であるため、当社株式の市場流動性が低下する可能性がある。中長期的な企業価値向上と株主との価値共有を目的とした制度であるが、流動性低下は投資家の売買機会を制約する要因となり得る。
激甚災害・感染症による事業継続リスク
役職員の大半が当社または子会社の本社に集中しているため、地震・台風・津波等の激甚災害やテロ・強毒性インフルエンザ等の感染症が発生した場合、事業活動の継続に支障をきたす可能性がある。また、大規模災害によりメンテキーパーが罹災した場合にはサービス提供が困難となり、発注減少等を通じて業績に影響を与える可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

