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株式会社リブセンス

6054東証スタンダードサービス業

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株式会社リブセンス6054

事業内容

株式会社リブセンスは2006年設立のインターネットメディア企業。アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」、不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」、面接最適化クラウド「batonn」等を運営する。

主要顧客は求人掲載企業(BtoB)であり、求職者・転職希望者・不動産売買検討者(BtoC)に情報を提供することで採用・取引成立をサポートする。東京証券取引所スタンダード市場上場(2023年10月移行)。

事業は単一セグメントで構成される。

ビジネスモデル

求職者・転職希望者に無料で求人情報・口コミ・スカウト等を提供し、集客した求職者を通じて採用企業から広告掲載料や採用成功報酬を収受する。「マッハバイト」は求人広告掲載料、「転職会議」は企業向け広告・採用支援、「転職ドラフト」は年収提示型スカウトおよび人材紹介手数料が主な収益源。

売上の過半をマッハバイトが占め、広告宣伝費と人件費が主要コスト構造となっている。

企業の強み

転職口コミサイト「転職会議」は2025年12月期に売上高1,180百万円(前期比+12.5%)を達成。新規顧客開拓と既存顧客の予算拡大の両輪で増収を継続しており、マッハバイト減収局面においても安定した成長を示した。

2025年12月期末の現金及び現金同等物は3,639百万円。総資産に占める現金比率が高く、有利子負債残高も極めて低水準(長期借入金返済後)であり、事業投資・M&Aに充当可能な財務余力を保持している。

ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」は2025年12月期に売上高594百万円(前期比+4.8%)。リブランディングによるブランド発信強化・新規コンテンツリリース・人材紹介打ち出し強化により、採用決定率の上昇と人材紹介サービス利用者数の増加を実現した。

エンヴァリスの着眼点

2026年12月期第1四半期の連結売上高は981百万円と前年同期比37.8%減。マッハバイトの収益性重視への方針転換により同サービスの売上高は前年同期比49.8%減の450百万円に急落した。

会社自身が中期経営計画最終年度(2027年度)の売上高目標を下回る見込みと開示しており、成長シナリオの根本的な見直しが必要な局面にある。

2026年12月期第1四半期の営業損失は51百万円と前年同期の100百万円から改善。調整後EBITDAも49百万円の赤字と前年同期93百万円から縮小した。

ただし第2四半期累計の業績予想は売上高2,300百万円・営業損失200百万円と依然大幅な赤字を見込んでおり、通期の合理的な業績予想算定が困難として通期予想を非開示としている点は不透明感が高い。

不動産サービスセグメントは2026年12月期第1四半期に8百万円の損失(前年同期は18百万円の利益)に転落。イエシルの買取再販事業で決済が発生しなかったことが主因。

また前年同期に38百万円計上していた事業譲渡に伴うライセンス収入が当期は消滅し、経常損益の改善幅が営業損益の改善幅を下回る構造となっている。外部環境として不動産市況の動向がイエシル事業の収益に直接影響する点にも留意が必要。

成長戦略

収益性改善と中期経営計画推進で四半期黒字化を目指す

収益性の低い案件の条件変更・取引縮小を推進。2026年12月期第1四半期に低採算案件の整理が完了し、広告宣伝費を前年同期比59.6%削減。売上高は減少するが人材サービスセグメント利益は前年同期比+41.5%改善。ただし中期計画の売上目標は下回る見込み。

転職会議では口コミを基にしたAI Q&A機能、転職ドラフトではレジュメのリアルタイムフィードバック機能を拡充。AIと各事業の蓄積資産を掛け合わせたサービス強化により差別化を図る。転職会議+15.3%、転職ドラフト+29.2%の増収が継続中。

中期経営計画に基づき人材・不動産の2セグメント体制に移行し、各領域の強化・拡張を推進。M&Aを含む新規事業開発も視野に入れる。2027年度売上高目標は中期計画を下回る見込みと開示されており、計画の修正が示唆されている。

最終更新: 2026年7月17日