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株式会社日本動物高度医療センター

6039東証グロースサービス業

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市場

事業環境の変化

飼育動物の頭数は人口動態・景気動向の影響を受け、一部調査では横ばいないし微減傾向にある。一方で動物の高齢化による疾病多様化やペット保険加入率の増加、1頭あたり診療費の増加により高度医療ニーズは高まっているが、事業環境が悪化した場合は事業展開および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは市場動向を注視しながら高度医療サービスの拡充を継続している。

市場

競合激化リスク

動物病院数は増加傾向にあり、近年は高度医療機器の導入や専門獣医師の確保を進める二次診療施設も散見され、一部地域では競争環境に変化が生じている。当社グループは多くの専門診療科を有する総合診療施設として複数科の連携による差別化を図っているが、差別化が不十分な場合や新規参入による競争激化で診療数が減少した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

人材確保・育成リスク

専門性の高い獣医師をはじめとする優秀な人材の確保・育成・定着は業容拡大の重要課題であり、採用できない場合や育成した人材が社外流出した場合は事業展開および業績に影響を及ぼす可能性がある。対応策として人事諸制度の改正、給与・賞与水準の向上、退職金制度の創設などの待遇改善に加え、研修・カンファレンス・症例報告会等を通じた育成と定着率向上に取り組んでいる。

テクノロジー

診療サービス過誤リスク

提供する動物医療サービスに過誤が生じた場合、損失に対する責任追及や社会的評価の低下によりサービスへのニーズが低下する可能性がある。当社グループは品質管理に細心の注意を払っているが、過誤が発生した場合は事業展開および業績に重大な影響を及ぼしうる。

財務

施設展開・設備投資リスク

新規施設の開設時は顧客が徐々に増加するため損益分岐点到達まで赤字を計上する可能性があり、建設資材価格・人件費の上昇や建設業界の人手不足により投資額が計画を上回るまたは開設時期が遅延するリスクがある。また既存施設でも医療機器の価格上昇や為替変動により設備投資額が増加する可能性があり、顧客数・症例数が想定を下回った場合は稼働率低下により減価償却費等を吸収できず業績に影響を及ぼす可能性がある。

法規制

法的規制変更リスク

獣医師法・獣医療法・医薬品医療機器等法等の法令改廃または新規規制が設けられた場合、事業展開および業績に影響を及ぼす可能性がある。2022年5月施行の愛玩動物看護師法への対応としてチーム診療体制の充実を推進しており、管理本部法務課を中心に法令改正情報の収集と各部署での対応を行っているが、法令改正や規制強化に適切に対応できなかった場合は許認可の取消しや行政処分、追加的対応費用が発生する可能性がある。

テクノロジー

情報漏洩リスク

顧客・取引先の個人情報や機密情報が漏洩した場合、信用低下および顧客等への賠償責任が発生し事業展開および業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは社内管理体制の整備と従業員への情報管理・セキュリティ教育等の対策を推進しているが、サイバー攻撃や内部不正等のリスクを完全に排除することは困難である。

財務

有利子負債依存リスク

2026年3月末現在の有利子負債は5,163,631百万円(千円単位の原文を百万円換算すると約5,164百万円)、有利子負債依存度は45.6%と高水準にあり、金利水準が上昇した場合や計画どおりに資金調達ができなかった場合は経営成績および財政状態に影響を与える可能性がある。現状は借り換えを含め順調に調達できているが、金融環境の変化には継続的な注意が必要である。

財務

財務制限条項抵触リスク

複数の金融機関との借入契約の一部に財務制限条項が定められており、経営成績が著しく悪化して条項に抵触した場合、借入先金融機関の請求により期限の利益を喪失し一括返済を求められる可能性がある。この場合、財政状況および業績等に重大な影響を及ぼす可能性があり、財務規律の維持が重要な経営課題となっている。

テクノロジー

自然災害・事故リスク

地震・風水害等の自然災害により社員・病院・設備等に被害が発生した場合、財政状態および業績に悪影響を受ける可能性がある。また重大な労働災害や事故が発生した場合も事業展開および業績に影響を及ぼす可能性があり、当社グループは安全衛生委員会を設けて安全対策の推進・安全教育の実施等に取り組んでいる。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日