日本製罐株式会社5905
金属缶製造販売事業
国内向け18L缶・美術缶を製造販売するグループ中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 11,278百万円 | 11,095百万円 | ↑ |
| セグメント営業損益 | -391百万円 | -624百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 8,715百万円 | 8,892百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 340百万円 | 370百万円 | ↓ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額) | 341百万円 | 437百万円 | ↓ |
| 減損損失 | 15百万円 | 607百万円 | ↓ |
事業詳細
当社(日本製罐株式会社)と子会社・新生製缶株式会社で構成。関東拠点の当社と関西拠点の新生製缶がOEM生産を含め国内全域をカバーする。主力製品は塗料・化学・油糧向け18L缶(売上構成比77.8%)と美術缶(同18.2%)。主要顧客は西部容器株式会社(売上高1,930百万円)および株式会社明治(同835百万円)。事業は国内のみで海外売上・海外固定資産はなし。
直近の概況
営業損失は391百万円に縮小したが、工場閉鎖損失60百万円を計上し黒字化は未達
2026年3月期の金属缶製造販売事業の売上高は11,278百万円(前期比1.6%増)、営業損失は391百万円(前期損失624百万円から改善)。美術缶新設備の稼働進展により売上は増加したが、コスト削減効果の顕在化遅れ・稼働安定化の遅れ・新製品の顧客承認取得の遅れにより当初計画を下回った。特別損失として工場閉鎖損失60百万円(千葉工場閉鎖関連)を計上。減損損失は前期607百万円から15百万円へ大幅縮小。主要顧客の西部容器株式会社向け売上高は1,930百万円、株式会社明治向けは835百万円。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 美術缶新規製造設備の稼働安定化による生産能力の本格回復と売上拡大(前期比8.1%増を実現)
- 千葉工場閉鎖を含む生産集約による固定費削減効果の段階的顕在化(2027年3月期以降)
- 採算を意識したProduct-Mixの改善による収益性向上
- 高付加価値製品製造ラインの稼働率アップと新規顧客承認取得の進展
- 新規取引の開拓による売上基盤の多様化
リスク
- 美術缶新設備の稼働安定化に引き続き時間を要するリスク(2026年3月期も遅延が継続)
- 新製品に係る顧客承認取得が想定以上に長期化するリスク
- 鋼材・エネルギー価格の高止まりと人件費上昇による収益圧迫
- 国内金属缶需要の長期的縮小(人口減少・企業の海外移管)
- 主要顧客への売上集中リスク(西部容器株式会社・株式会社明治の2社で売上高の約24%)
- コスト削減効果の顕在化が当初計画を下回るリスク(2026年3月期も計画未達)
- 2027年3月期においても黒字化に至らない見込みであり、収益回復の遅延リスク
- 追加減損損失の発生リスク(当期は15百万円に縮小したが設備の収益性次第で再発の可能性)
最終更新: 2026年6月25日

