エヌアイシ・オートテック株式会社5742
FA部門
アルミフレーム製造・FA装置開発を担う当社の主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,018百万円 | 5,429百万円 | ↓ |
| セグメント営業損益 | △73百万円(営業損失) | 156百万円(営業利益) | ↓ |
| セグメント資産 | 4,564百万円 | 5,744百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 229百万円 | 251百万円 | ↓ |
| 受注高 | 4,415百万円 | 5,803百万円(前期) | ↓ |
| 受注残高 | 705百万円 | 前期比53.9% | ↓ |
事業詳細
アルミニウム合金製構造部材「アルファフレームシステム」の開発・設計・製造・販売を中核とし、同システムを活用したFA装置(洗浄・検査・搬送・梱包)、クリーンブース、マシンカバー等の工業製品も手掛ける。自動車、半導体、FPD製造装置関連など幅広い製造業顧客を対象とし、設計サポートサービス「カクチャ™」・「マーキングシステム™」を組み合わせた高付加価値ソリューションを提供する。当社売上高の約8割を占める中核事業。
直近の概況
半導体・FPD・EV関連の設備投資減速により売上・利益ともに大幅悪化
2026年3月期のFA部門売上高は5,018百万円(前期比92.4%)と減収となり、セグメント損益は73百万円の営業損失(前期は156百万円の営業利益)に転落した。一般顧客向けアルファフレームシステムや「カクチャ™」「マーキングシステム™」の受注は順調に拡大し、大口顧客向け案件・大型構造物の安定受注も寄与したが、半導体関連・FPD製造装置関連・EV/二次電池関連企業の設備投資一時減速が業績を大きく圧迫した。受注高は前期比76.1%、受注残高は前期比53.9%と先行指標も悪化している。主要顧客キヤノン株式会社向け売上高は1,572百万円(前期1,532百万円)と増加し、当部門売上高に占める比率は高水準を維持している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 製造業全体での自動化・省人化ニーズの高まりによるFA装置需要の継続的拡大
- 「カクチャ™」「マーキングシステム™」を活用した設計〜組立支援による一般顧客向け受注件数の増加とリピート注文拡大
- 半導体・FPD製造装置関連企業の設備投資回復(AI・先端半導体需要拡大、次世代ディスプレイ開発)
- クリーンルームやFA関連機器・装置の需要拡大を見込んだ営業体制・製造体制の強化
- 省人化・自動化投資の底堅い推移(人手不足対応需要)
リスク
- 半導体関連企業・FPD製造装置関連企業・EV/二次電池関連企業の設備投資調整局面による受注減速(2026年3月期受注高前期比76.1%、受注残高前期比53.9%と先行指標が悪化)
- 販売管理費の増加による利益圧迫(2026年3月期はセグメント営業損失73百万円に転落)
- 地政学リスクや円安に伴う原材料価格上昇の継続(会社前提を超えるコスト増加の影響を受けた)
- 主要顧客(キヤノン株式会社)への売上集中リスク(当事業年度FA部門売上高の約31.3%を占める)
- 人材確保・育成の遅れによる開発力・生産体制強化への影響
最終更新: 2026年6月23日

