神鋼鋼線工業株式会社5660
特殊鋼線関連事業
PC鋼線・ばね用鋼線等を製造販売する神鋼鋼線工業の中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客向け) | 17,913百万円 | 18,044百万円 | ↓ |
| 売上高(セグメント間含む) | 18,590百万円 | 18,624百万円 | ↓ |
| 営業利益 | 283百万円 | 485百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 17,522百万円 | 17,388百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 587百万円 | 550百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(設備投資) | 554百万円 | 513百万円 | ↑ |
事業詳細
PC関連製品(PC鋼線、PC鋼より線、ケーブル加工製品等)とばね・特殊線関連製品(ばね用鋼線、めっき鋼線、ステンレス鋼線、特殊金属線等)の製造・販売を行う。土木・橋梁・自動車・プリンター等の幅広い産業を顧客基盤とし、グループ全体売上高(外部顧客向け)の約54%を占める最大セグメント。主要原材料は親会社の株式会社神戸製鋼所から商社経由で調達し、製造の一部を関係会社に委託する。
直近の概況
販売数量減少と諸コスト上昇が重なり、営業利益は前期比201百万円の大幅減益
2026年3月期の特殊鋼線関連事業は、売上高17,913百万円(前期比130百万円減収)、営業利益283百万円(前期比201百万円減益)。PC関連製品は土木橋梁・民間建築の双方で発注・着工が低迷し販売数量が減少。ばね・特殊線関連製品は中国での日系自動車メーカー販売不振および欧州向けプリンター需要の落ち込みが響いた。一方、ファイベックス株式会社を新規連結子会社として取り込み、事業基盤の拡充を図っている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 諸コスト上昇に対する販売価格改定の推進による収益改善
- 橋梁・インフラの老朽化に伴う補修・補強案件の増加(PC関連製品)
- 市場ニーズにマッチした製品提供の強化による競争力向上
- 新エネルギー分野を始めとした新分野の市場開拓と新事業育成
- ファイベックス株式会社の連結子会社化による事業基盤拡充
- 生産性向上施策の推進によるコスト競争力強化
リスク
- 公共事業分野における新設工事発注数の継続的減少
- 中国での日系自動車メーカー販売不振による自動車向け鋼線需要の低迷
- ガソリン車から新エネルギー車への移行進展に伴う自動車向け需要の長期的減少
- 米国通商政策の不透明感による輸出・関連市場への影響
- 原材料・人件費を始めとした諸コストの上昇継続
- 民間建築分野における住宅着工件数の減少および労働力不足に起因する工事遅れ
- プリンターメーカーの欧州向け販売減少および在庫調整による需要低迷
最終更新: 2026年6月25日

