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虹技株式会社

5603東証スタンダード鉄鋼業

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虹技株式会社5603
市場

事業環境・需要変動リスク

素形材を主力とする当社グループは国内市場に大きく依存しており、民間設備投資や公共投資の動向、重要顧客の生産活動の変化が経営成績に直接影響する。鋳物関連事業は市場の成熟化が進むことが予想されており、高付加価値製品の開発や新規市場開拓に取り組んでいるが、景気変動による需要減少リスクは継続する。対応策として、大型鋳物事業部と鉄鉄鋼事業部を統合した素形材事業部の設置や環境エンジニアリング事業部の強化によりリスク分散を図っている。

市場

原材料価格変動リスク

鋳物関連事業の業績は、銑鉄・スクラップ・ニッケル等の合金鉄を含む主要原材料の市況・購入価格の変動に大きく左右される。価格高騰時には原材料費増加を販売価格へ転嫁するまでに時間を要するため利益率が低下する可能性があり、地政学的リスクが顕在化した場合には原材料の安定調達が困難となる恐れもある。当社グループは情報収集を通じた的確な調達判断と適切な在庫量の維持・確保により対応している。

テクノロジー

電気料金上昇リスク

鋳物関連事業は大量の電力を使用しており、再生可能エネルギーの導入拡大等に伴う国内電力供給環境の変化によって電力料金が上昇した場合、経営成績に影響を与える可能性がある。電力コストは製造原価に占める割合が大きいため、料金上昇は収益性を直接圧迫する。当社グループは省資源・省エネルギーを追求した生産体制の構築によりリスクの最小化に取り組んでいる。

財務

海外事業リスク(中国)

中国に設置した海外子会社「天津虹岡鋳鋼有限公司」及び「南通虹岡鋳鋼有限公司」において、現地の政治・法環境の変化、米中貿易摩擦による経済状況の急変、社会的混乱等の予期しない事象が発生した場合、事業遂行に支障をきたす可能性がある。当社の執行役員が海外子会社の総経理に就任するとともに、取締役会での定期報告・助言体制を整備し、海外事業部による経営管理・支援機能の強化を図っている。

テクノロジー

自然災害・事故災害リスク

地震・台風・水害や不慮の事故等により製造設備が損害を被った場合、操業が滞り経営成績に影響を与える可能性がある。製造設備への依存度が高い鋳物関連事業においては、生産停止が直接的な売上損失につながるリスクがある。当社グループは定期的な保守点検・設備投資に加え、事業継続計画(BCP)の策定・訓練実施および組織的な労働安全衛生体制の運用によりリスク低減に努めている。

財務

保有株式の時価下落リスク

当社グループは上場・非上場株式を保有しており、市況悪化や投資先企業の業績悪化により株式の時価または実質価額が著しく下落した場合、経営成績に影響を与える可能性がある。純投資目的株式については機動的な売却体制を整備し、純投資以外の目的で保有する株式については保有目的の合理性を定期的に精査し、合理性が認められない場合は適宜売却する方針としている。

財務

固定資産の減損リスク

保有する固定資産について、時価が著しく下落した場合や事業損失が継続する場合には、減損損失の計上により経営成績と財政状態に重大な影響を与える可能性がある。特に鋳物関連事業の設備は大規模であり、減損損失が発生した場合の影響は大きい。当社グループは定期的な減損テストの実施および必要に応じた不動産鑑定評価の実施により潜在的な減損リスクの把握に努めている。

財務

繰延税金資産の回収リスク

繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得見込額に依存しており、業績変動等により課税所得の見積りに影響する要因が発生した場合、繰延税金資産の修正が必要となり純損益が変動する可能性がある。回収可能性の判断には将来の課税所得見込額とタックス・プランニングを考慮しているが、業績悪化時には評価性引当額の追加計上が生じるリスクがある。関係部門が定期的に監査法人と連携し、潜在的な税務リスクの把握に努めている。

テクノロジー

感染症拡大リスク

新型コロナウイルス等の感染症の流行により生産体制・物流体制・営業活動に支障が生じた場合、経営成績に大きく影響する可能性がある。また、世界的なサプライチェーンの途絶による急激な景気悪化が生じた場合も業績への影響が懸念される。当社グループは従業員の体調管理徹底、テレワーク・WEB会議の導入、出張制限・勤務形態の見直し等を実施し、事業・営業活動の継続に努めている。

財務

子会社化によるグループ統合リスク

2024年に子会社化したアルミニウム合金鋳造品メーカーの株式会社小口合金鋳造所との連携において、期待するシナジー効果が得られない場合や統合プロセスに想定外のコストが発生した場合、経営成績に影響を与える可能性がある。当社グループは同社との連携による相乗効果を通じた営業基盤の強化・拡大を目指しているが、統合に伴うオペレーション上のリスクが存在する。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日