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丸一鋼管株式会社

5463東証プライム鉄鋼業

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丸一鋼管株式会社5463

日本

国内鋼管製造・販売の中核セグメント。グループ売上の約59%を占める。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客+内部)145,757百万円155,706百万円
セグメント利益21,851百万円19,563百万円
セグメント資産170,596百万円162,604百万円
減価償却費4,823百万円4,429百万円
有形・無形固定資産増加額13,844百万円16,527百万円

事業詳細

丸一鋼管(単体)を中心に、丸一ステンレス鋼管㈱等の国内連結子会社で構成。構造用・建築用・配管用溶接鋼管、ステンレス鋼管、BA精密細管、異形管、めっきコイル、照明柱など多様な製品を製造・販売し、建築・自動車・農業・半導体関連産業を主要顧客とする。2026年3月期は数量減・単価下落により減収となったが、単体の増益が丸一ステンレス鋼管㈱の減益をカバーし、セグメント利益は増益を確保した。

直近の概況

減収ながら利益は増益。ステンレス事業の減益を単体増益でカバー。

2026年3月期の日本セグメント売上高は144,139百万円(前年度比7.1%減)と減収。単体は販売数量△1.6%・単価下落が重なり減収、丸一ステンレス鋼管㈱も関税問題による輸出減・半導体向け在庫調整・自動車向けBA管数量減で減収。一方、セグメント利益は21,851百万円(前年度比11.7%増)と増益を確保。名古屋工場3号機(6インチミル)は2025年9月末から稼働開始。下関ステンレスパークでの工場建設も順調に進捗中。

主要プロダクト

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構造用・建築用・配管用溶接鋼管

中小建築、農業、建機・農機、自動車関連向けに幅広く供給。2026年3月期は需要低迷により単体販売数量が前年度比△1.6%と減少し、単価も下落した。

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ステンレス鋼管・BA精密細管

丸一ステンレス鋼管㈱が製造・販売。半導体向けBA管は在庫調整の影響で数量減、米国関税問題によるステンレス管輸出減も重なり、2026年3月期は減収・減益となった。足元では半導体向け案件の受注が上向きになりつつある。

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異形管・めっきコイル・照明柱

建築・インフラ・電力関連向けに供給する特殊製品群。主力の溶接鋼管と補完関係にあり、グループの製品ラインアップを多様化する役割を担う。

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自動車部品加工品

一部メーカーの販売不振などから2026年3月期は荷動きが低調。国内自動車生産動向に業績が左右されやすい製品群。

成長ドライバー

  • ステンレス鋼管事業拡大投資:下関の丸一ステンレスパークにステンレス溶接鋼管工場および大型プレス工場を建設中(2025年7月・9月着工)、竣工後の生産能力増強を見込む
  • 次世代造管機の稼働:女性も扱える次世代造管機を造管機メーカーと共同開発、名古屋工場3号機(6インチミル)が2025年9月末から稼働開始し生産効率向上に寄与
  • 半導体向け受注の回復:足元では半導体向け案件の受注が上向きになりつつあり、丸一ステンレス鋼管㈱の高採算品拡販による利益改善を見込む
  • 基幹系システムの刷新:営業・生産・間接部門の業務効率化等の生産性向上を図るため、単体での基幹系システム刷新を予定
  • コスト転嫁の推進:製造経費などのコスト上昇分の販売価格転嫁に積極的に取り組み、スプレッド確保を目指す

リスク

  • 国内鋼材需要の低迷継続:中小建築・農業・建機・農機関連の荷動きが低調で、販売数量の確保が引き続き困難な見通し
  • 販売単価の下落圧力:需要低迷の中で他メーカーが値下げを実施しており、コストアップ分(コイル仕入価格値上げ要請含む)の転嫁が困難な状況
  • 丸一ステンレス鋼管㈱の業績リスク:半導体市況の回復遅れによるBA管数量減、米国関税問題によるステンレス管輸出減が継続するリスク
  • 固定費負担の増加:販売数量減少によりトン当たり製造コストの固定費負担が増加するリスク
  • 大型設備投資に伴うリスク:ステンレス鋼管事業拡大のための大規模投資が進行中であり、需要回復遅れによる投資回収リスクが存在

最終更新: 2026年6月19日