中部鋼鈑株式会社5461
鉄鋼関連事業
電気炉による厚板製造・販売を中核とする主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 48,346百万円 | 47,926百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 547百万円 | 2,290百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 64,530百万円 | 53,022百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 2,043百万円 | 1,925百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 1.1% | 4.8% | ↓ |
事業詳細
中部鋼鈑本体とシーケー商事株式会社で構成。主原料の鉄スクラップを仕入れ、電気炉による厚板鉄鋼製品の製造・販売を行う。主需要先は産業機械・建設機械向けおよび建築・土木向け。連結売上高の約95%を占める中核事業であり、グループ収益の大部分を担う。前期の溶鋼漏れ事故から復旧し、生産・受注活動は正常化したが、鉄鋼市況悪化による販売価格下落でメタルスプレッドが縮小し利益は大幅減少。
直近の概況
溶鋼漏れ事故から復旧し販売数量は回復も、市況悪化で利益が大幅減少
2026年3月期は前期の溶鋼漏れ事故から新電気炉が稼働再開し、生産・受注活動が正常化したことで販売数量は前期を上回り売上高は48,346百万円(前期比419百万円増)となった。一方、鉄鋼市況の悪化により厚板販売価格が前期を大きく下回り、販売価格の下落幅が鉄スクラップ価格の下落幅を上回ったためメタルスプレッドが縮小。セグメント利益は547百万円と前期比1,742百万円の大幅減益となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新電気炉の安定操業と性能発揮による生産性向上とコストダウンの実現
- 高炉メーカーをはじめ各社の販売価格値上げ推進による厚板市況の高値水準推移見込み
- 生産用機械・汎用業務用機械の生産増加による需要回復傾向
- グリーンスチール・エコリーフ取得による脱炭素需要への対応と付加価値拡大
- AIスクラップ検収システム導入による品質確保と原料調達精度向上
- ㈱中山製鋼所との業務提携を活用した製造・販売体制強化
リスク
- 鉄鋼市況の悪化による厚板販売価格の下落リスク(当期も前期比で大幅下落、メタルスプレッド縮小)
- 主原料である鉄スクラップ価格の高値水準継続および国内外相場・為替変動によるコスト上昇リスク
- 製鋼工場における設備事故リスク(前期の溶鋼漏れ事故の再発懸念)
- 主需要先(産業機械・建設機械・建築・土木)の需要低迷リスク(建築向けは人手不足・資材高騰で低迷継続)
- エネルギー価格高騰リスク(中東情勢の混迷による原油・電力コスト上昇)
- 米国通商政策(相互関税)や中国経済減速など海外経済環境の悪化リスク
最終更新: 2026年6月22日

