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大阪製鐵株式会社

5449東証スタンダード鉄鋼業

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大阪製鐵株式会社5449

鉄鋼業

普通鋼の一貫製造・販売を行う単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(通期)95,096百万円116,424百万円
営業利益(通期)△259百万円5,328百万円
経常利益(通期)33百万円4,911百万円
親会社株主に帰属する当期純損益(通期)△20,936百万円3,227百万円
鋼材売上数量(通期)913千トン1,047千トン
自己資本比率72.4%76.7%
1株当たり純資産3,722.41円4,008.00円
総資産153,778百万円203,485百万円
純資産113,522百万円158,211百万円
営業キャッシュ・フロー8,821百万円7,613百万円
現金及び現金同等物期末残高19,743百万円44,140百万円
年間配当金0.00円34.00円

事業詳細

大阪製鐵グループは形鋼・棒鋼・平鋼等の鋼材および鋼片・鉄鋼加工品の製造販売を行う単一セグメント企業。主要需要先は国内建設業界。国内4拠点(堺工場等)を中心に事業展開。インドネシア子会社KOS(PT.KRAKATAU OSAKA STEEL)は2026年1月に事業停止を決定し、2026年5月の取締役会にて解散方針を決議。親会社は日本製鉄㈱。

直近の概況

KOS解散決議・事業撤退損失19,990百万円計上で最終損失は20,936百万円

2026年3月期は売上高95,096百万円(前期比18.3%減)、営業損失259百万円に転落。インドネシア政府のインフラ予算削減によりKOSの需要が急激に低迷し、2026年1月に事業停止を決定。減損損失14,602百万円を含む事業撤退損失19,990百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主帰属の当期純損失は20,936百万円。2026年5月12日の取締役会でKOS解散方針を決議(解散決議は2026年12月予定)。自己株式9,000,000株を22,050百万円で取得し財務活動CFは△24,328百万円。2027年3月期通期予想は売上高95,000百万円・経常利益2,500百万円・当期純利益1,300百万円で配当は未定。

主要プロダクト

product
形鋼・棒鋼・平鋼(国内)

国内4拠点で製造する普通鋼製品。主要需要先は建設業界で、人手不足・資材高による工期遅延の影響を受け需要低迷が継続。2026年2月に堺工場で省エネ・省CO2型電気炉が稼働開始し、製鋼〜圧延〜出荷一貫の体質強化を推進中。

product
中小形形鋼・鉄筋棒鋼(インドネシア・KOS)

PT.KRAKATAU OSAKA STEEL(大阪製鐵86%出資)がインドネシア国内向けに供給していた鋼材。2025年初頭のインドネシア政府インフラ予算大幅削減により需要が急激に低迷し、2026年1月に事業停止を決定。2026年5月に解散方針を決議。2025年12月期の売上高は16,537百万円、経常損失は2,995百万円。

service
鋼材運送・構内作業

グループ内の鋼材物流・構内作業を担うサービス。連結損益計算書上、運搬費は3,249百万円(前期3,625百万円)。物流費の上昇がコスト圧迫要因の一つとなっている。

成長ドライバー

  • 2026年2月稼働開始の堺工場省エネ・省CO2型電気炉による製鋼〜圧延〜出荷一貫の体質強化とコスト競争力向上
  • 国内4拠点の有機的連携による商品競争力・納期対応力の発揮
  • スクラップ調達ソース多様化(安価屑利用拡大)による原料コスト低減
  • 歩留・原単位改善等の現場活動によるコスト削減継続
  • 中期経営計画最終年度(2027年度)目標:売上高125,000百万円・経常利益9,500百万円・ROE5%程度の達成に向けた収益改善施策の推進
  • 資本効率化対策の継続検討(自己株式取得等)

リスク

  • 国内建設需要の構造的低迷(人手不足・資材高による工期遅延が継続)
  • 主原料である鉄スクラップ価格の上昇によるコスト圧迫(年度後半に上昇)
  • 電力費・物流費の継続的な上昇
  • KOS解散手続きの長期化・追加損失発生リスク(清算結了の具体的日程は未定)
  • 米国関税政策・中東情勢等を起因とする世界経済の下振れリスク
  • 2027年3月期も建設向け鋼材需要の大幅回復が見込めない事業環境の継続

最終更新: 2026年6月23日