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美濃窯業株式会社

5356東証スタンダードガラス・土石製品

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美濃窯業株式会社5356

耐火物事業(耐火物セラミックス)

セメント業界向け耐火物とセラミックス製品を展開する美濃窯業の中核事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年3月期)6,992百万円6,267百万円
セグメント利益(2026年3月期)422百万円343百万円
セグメント資産(2026年3月期)7,089百万円7,148百万円
減価償却費(2026年3月期)366百万円322百万円
有形・無形固定資産増加額(2026年3月期)479百万円641百万円

事業詳細

耐火煉瓦を中心とした耐火物およびセラミックス製品の製造販売を行う当社グループの基幹セグメント。主要顧客はセメント業界であり、高温下での耐久性・耐火性が求められる炉や窯の建設・補修に使用される製品を提供する。近年は電子部品・半導体産業向けキルンファニチャーや受託加工など高付加価値セラミックス分野への展開を積極推進しており、2026年3月期より従来の「耐火物事業」から「耐火物セラミックス事業」へセグメント名称を変更している。

直近の概況

売上高・利益ともに前期超え、減損損失163百万円を計上

2026年3月期の耐火物セラミックス事業は、売上高6,992百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益422百万円(前年同期比23.0%増)と増収増益を達成した。既存取引先への販売強化に加え、セラミックス分野の新規取引先開拓、生産性向上への取り組み、原燃料価格高騰に伴う価格転嫁の推進が寄与した。一方、当セグメントにおいて固定資産に係る減損損失163百万円を計上しており、資産効率の観点では注視が必要。

主要プロダクト

product
耐火煉瓦

高温環境下での耐久性・耐火性が求められるセメントキルン等の炉体に使用される耐火煉瓦。顧客要求スペックへのカスタマイズ対応を強みとし、セメント業界向け耐火物市場でのシェア拡大を継続推進している。

product
不定形耐火物

煉瓦形状に成形せず、施工現場で成形・硬化させる耐火材料。セメント業界を中心に、炉の補修・修理用途で使用される。

product
キルンファニチャー(セラミックス製品)

電子部品や半導体の焼成工程で使用されるセラミックス製の棚板・支柱等の治具類。需要が旺盛な電子部品・半導体産業向けに供給体制強化を進めており、セラミックス分野の新規取引先開拓の主力製品。

service
セラミックス受託加工

顧客の要求仕様に応じたセラミックス製品の受託加工・製造サービス。リサイクル事業とともに収益基盤の多様化と事業領域拡大を目的として拡充を図っている。

成長ドライバー

  • セラミックス分野(電子部品・半導体産業向けキルンファニチャー、受託加工)への新規取引先開拓および供給体制強化
  • セメント業界向け耐火物市場における継続的な価格改定(適正価格への転嫁)の推進
  • セメント業界向け耐火物市場でのシェアアップと高付加価値製品の拡販
  • 生産性向上への積極的取り組みによるコスト競争力強化
  • リサイクル事業・受託加工事業の拡充による収益基盤の多様化と事業領域拡大
  • 中期経営計画「Take off~新しいステージへの挑戦~」に基づく耐火物セラミックス事業への転換推進

リスク

  • 国内セメント生産量の中長期的な減少傾向による主力市場の縮小
  • 人件費・原燃料価格の高騰による製造コスト上昇と価格転嫁の限界
  • 耐火物市場における価格競争の激化
  • 米国通商政策の動向や地政学リスクに伴う資源価格の不安定化など外部環境の不透明感
  • セラミックス分野への転換に伴う設備投資負担と需要変動リスク
  • 固定資産の減損リスク(2026年3月期に163百万円の減損損失を計上)

最終更新: 2026年6月26日