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株式会社イトーヨーギョー

5287東証スタンダードガラス・土石製品

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株式会社イトーヨーギョー5287

コンクリート関連事業

バイコン製法によるコンクリート二次製品の製造・販売を担う中核事業。

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)2,298百万円2,023百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)214百万円69百万円
セグメント資産(2026年3月期末)3,265百万円3,448百万円
減価償却費(2026年3月期通期)61百万円55百万円
売上高前期比(2026年3月期)113.6%108.4%
セグメント利益前期比(2026年3月期)308.1%
全社売上高に占める構成比(2026年3月期)約58.4%約59.5%

事業詳細

道路関連製品・バイコン製品を中心に製造販売を行うセグメント。少ないセメント量で高強度製品を製造できる「バイコン製法」を採用し、他製法比でCO₂排出量を削減できる点が特徴。主要顧客は官公庁(国道・高速道路・都道府県道等)および民間施設。縁石一体型側溝「ライン導水ブロックシリーズ」、油水分離ます「ヒュームセプター」、無電柱化製品「D.D.BOX」「S.D.BOX」等を展開し、公共インフラ整備・環境対策需要を取り込む。当社売上高の約58%(2026年3月期)を占める主力セグメント。

直近の概況

売上高13.6%増・セグメント利益208.1%増と大幅な収益改善を達成。

2026年3月期のコンクリート関連事業は、売上高2,298百万円(前期比13.6%増)、セグメント利益214百万円(同208.1%増)と大幅な増収増益を達成した。「ライン導水ブロックシリーズ」を中心とした道路製品が堅調に推移したことに加え、「ヒュームセプター」が高速道路関連事業や民間施設の環境対策として好調に推移したことが主因。低炭素型製品ラインナップへの移行推進および各種展示会でのPR活動強化も継続している。

主要プロダクト

product
ライン導水ブロックシリーズ

道路製品の中核をなす縁石一体型側溝シリーズ。バイコン製法による高強度・低CO₂製品として公共道路工事に広く採用されており、2026年3月期も堅調に推移した。

product
ヒュームセプター

高速道路・国道・都道府県道等の交通量の多い道路や工場・商業施設向けの油水分離ます。省スペース施工・簡易施工・油の再流出防止等のメリットから採用実績が増加しており、2026年3月期も高速道路関連事業や民間施設向けに好調に推移した。

product
D.D.BOX / S.D.BOX

国土交通省が推進する無電柱化施策に対応した電線共同溝用製品。2026年度から5年間の次期推進計画において市街地の緊急輸送道路での工事完了目標が盛り込まれる予定であり、採用増加が期待される。

product
ヒュームセプターMP2フィルター・ソーラー縁石システム・レインガーデンシステム

G20サミットや締約国会議でも取り上げられるマイクロプラスチック対策・温室効果ガス削減・気候変動対策への具体的ソリューションとして開発中の環境関連製品群。各種展示会・イベントへの出展を通じてPR活動を強化している。

product
バイコンマンホール・バイコン台付管

少ないセメント量で高強度を実現するバイコン製法を適用した管渠製品。国土交通省の「低炭素型コンクリート試行工事」要求基準を満たす製品開発を完了しており、主力品種の低炭素型への移行を推進中。

成長ドライバー

  • 国土交通省の防災・減災・国土強靱化予算および予防保全型メンテナンスへの本格転換による道路整備需要の継続
  • 無電柱化推進計画(2026年度〜5年間の次期計画)によるD.D.BOX・S.D.BOX等の採用増加期待
  • ヒュームセプターの高速道路・民間施設向け環境対策需要の拡大
  • バイコン製法のCO₂削減効果および低炭素型製品ラインナップへの移行によるカーボンニュートラル対応製品としての訴求力向上
  • 民間市場への積極参入による収益基盤の多様化
  • マイクロプラスチック対策・気候変動対応の環境関連新製品(ヒュームセプターMP2フィルター等)の販売拡大

リスク

  • 資材・人件費・物流費の高騰による公共工事の案件規模縮小傾向(コンクリート二次製品業界全体の出荷量減少)
  • 公共投資依存度が高く、国の予算動向・政策変更による業績への影響が大きい
  • 米国通商政策の影響による景気下振れリスクおよび物価上昇継続による個人消費への悪影響
  • コンクリート二次製品業界全体の出荷量減少トレンドの継続リスク
  • セグメント資産が前期比183百万円減少しており、固定資産売却等による資産縮小が将来の生産能力に影響する可能性

最終更新: 2026年6月26日