旭コンクリート工業株式会社5268
コンクリート関連事業
コンクリート二次製品の製造販売・工事・資材販売を柱とする主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(通期) | 7,594百万円 | 7,180百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期) | 660百万円 | 585百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 11,954百万円 | 11,417百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 237百万円 | 226百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(通期) | 421百万円 | 267百万円 | ↑ |
事業詳細
コンクリート二次製品部門(ヒューム管、ボックスカルバート、共同溝、耐震性防火水槽等の製造・販売)、工事部門(コンクリート製品の敷設工事等)、その他部門(工事用資材およびコンクリート製品装着資材の仕入・販売)の3部門で構成。公共インフラ整備・国土強靭化を主な需要基盤とし、CIM(3D空間モデル・3Dプリンターモデル等のデジタル技術)を活用した設計折込活動と選別受注により収益改善を推進している。
直近の概況
資材販売の大幅増収が牽引し、セグメント売上高・利益ともに増加
2026年3月期のコンクリート関連事業は売上高7,594百万円(前期比5.8%増)、セグメント利益660百万円(前期比12.9%増)と増収増益を達成。その他部門(工事用資材・装着資材)が前期比18.3%増の2,671百万円と大幅増収となり全体を牽引した。一方、コンクリート二次製品部門は0.6%増収にとどまり、工事部門は5.8%減収。設備投資は421百万円と前期267百万円から大幅に増加し、重点工場の設備更新が進んでいる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国土強靭化計画の推進による災害対策・インフラ整備工事の堅調な需要
- 都心部の駅前再開発事業・郊外の物流倉庫・工場建設等の民間需要
- 建設業ICT化の進展に伴う現場打ちコンクリート構造物のプレキャスト化需要の拡大
- CIM(3D空間モデル・3Dプリンターモデル等)を活用した設計折込活動による受注獲得
- 選別受注による損益改善および生産効率化への取り組み
- 工事用資材・装着資材の仕入販売(その他部門)の拡大による売上構成の多様化
リスク
- 原材料・エネルギー価格の高騰による原価上昇と採算管理の悪化
- コンクリート二次製品部門の成長率が0.6%増収にとどまり、主力部門の伸び悩みが継続
- 工事部門が前期比5.8%減収と2期連続の減収傾向にあり、施工案件の確保が課題
- 公共事業予算の年度・地域間変動が大きく、安定的な需要予測が困難
- 建設業における労働力不足の深刻化と工事期間遅延による売上計上時期のずれ
- 販売費及び一般管理費が前期968百万円から1,017百万円へ増加しており、固定費上昇圧力が継続
最終更新: 2026年6月24日

