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日本精蝋株式会社

5010東証スタンダード石油・石炭製品

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テクノロジー

原材料の調達リスク

2023年12月期に減圧蒸留装置の稼働を停止し原料転換を実施した結果、ワックス製造の主原料はスラックワックスに移行している。供給元の多様化を進めているものの、主要供給元における装置トラブル等による供給障害が長引いた場合、生産活動および業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。引き続き供給元の多様化を推進することで対応している。

市場

原油価格変動リスク

製品コストの大半を占める原料油価格は原油価格・石油製品価格市況に連動しており、大幅かつ急激な市況変動が生じた場合に業績へ直接影響する。原油市況は地政学的要因や需給バランスにより変動するため、コスト管理の難易度が高い。有報上、具体的なヘッジ手段の記載はなく、市況変動リスクへの構造的な脆弱性が残る。

市場

需要・市況変動リスク

ワックス製品は国内外の多様な産業分野・生活消費財分野で使用されており、各国経済および各産業界の動向に需要が左右される。また副産物である重油は原料転換に伴い減産・減販を進めているが、気候や電力需給の影響を受ける。ワックス製品の高付加価値化と脱重油の推進により影響の最小化を図っている。

財務

金利・為替変動リスク

有利子負債を保有しているため、金利上昇は借入コストの増加に直結する。また、輸入原料のコストや輸出製品の販売価格は為替変動の影響を受けるため、円安・円高いずれの局面においても業績への影響が生じうる。有報上、具体的なヘッジ手段や有利子負債残高の記載はなく、リスク規模の定量的把握は別途財務諸表の確認が必要。

テクノロジー

災害・操業事故リスク

地震・台風等の自然災害や人為的操業事故が発生した場合、操業停止等の緊急措置が必要となり、生産・販売活動に支障をきたす可能性がある。定期的な設備点検等の安全対策を徹底しているものの、製造業としての設備依存度が高く、長期停止は業績に直接影響する。

財務

退職給付債務リスク

従業員退職給付費用および債務は、年金資産の運用収益率や割引率等の数理計算上の前提に基づいて算定されている。年金資産の運用環境悪化により前提と実績に乖離が生じた場合、将来の退職給付費用が増加し業績に影響を及ぼす可能性がある。会計基準に従い適切な処理を行っているが、外部市場環境に依存するリスクが残る。

財務

資産価値下落リスク

棚卸資産・固定資産・投資有価証券は、資産価値の下落による評価損や減損リスクにさらされている。原料転換に伴う設備構成の変化や市況変動により、固定資産の減損リスクが顕在化する可能性がある。会計基準に従い適切な処理を行っているが、さらなる資産価値低下が生じた場合は業績への影響が避けられない。

テクノロジー

情報管理・サイバーリスク

社内情報システムへの障害やサイバー攻撃が発生した場合、生産・販売活動に支障をきたし業績に影響を及ぼす可能性がある。ウイルス対策・全PCの常時集中監視・外部記録媒体の使用制限・システムインフラのクラウド化によるBCP対策を講じているが、情報システム障害の発生可能性をゼロにはできないと有報上明記されている。

財務

海外事業リスク(タイ)

当社グループはタイ王国において事業展開を行っており、現地の法令・行政手続・商習慣に即した事業活動を実施している。しかし、予期しない政治状況の激変・法制度の変更・地政学的リスクが内在しており、これらが顕在化した場合に業績へ影響を及ぼす可能性がある。タイ単一国への海外事業集中が地政学リスクの集中要因となっている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月28日