株式会社TOブックス
500A・東証スタンダード・情報通信業
株式会社TOブックス
500A・東証スタンダード・情報通信業
株式会社TOブックス500A
IP創出・展開事業(単一セグメント)
小説・コミックスを起点にアニメ・舞台・グッズ等へ一体展開するIPプロデュース企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,795百万円 | 9,426百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 1,984百万円 | 1,149百万円 | ↑ |
| 経常利益 | 1,954百万円 | 1,145百万円 | ↑ |
| 当期純利益 | 1,310百万円 | 775百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 16.8% | 12.2% | ↑ |
| 自己資本比率 | 69.6% | 69.1% | ↑ |
| 総資産 | 10,441百万円 | 6,160百万円 | ↑ |
| 純資産 | 7,273百万円 | 4,261百万円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 4,363百万円 | 1,264百万円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 422.09円 | 258.47円 | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 2,067.77円 | 1,419.78円 | ↑ |
| 年間配当金(1株当たり) | 76.00円 | 23.00円 | ↑ |
| 配当性向 | 18.0% | 8.9% | ↑ |
事業詳細
WEB小説の発掘・書籍化・コミカライズから、TVアニメ・映画・舞台・ドラマCD・オーディオブック・グッズ・イベントまでを社内一体で企画・展開する「IPプロデュース型」ビジネスモデルを採用。主要顧客は電子書籍取次(㈱メディアドゥ、LINE Digital Frontier㈱、㈱カカオピッコマ、NTTソルマーレ㈱)で、売上の大半が国内電子書籍流通経由。IP創出・展開事業の単一セグメントで運営。
直近の概況
2026年4月期は売上高25%増・営業利益73%増の大幅増収増益を達成
2026年4月期は売上高11,795百万円(前期比25.1%増)、営業利益1,984百万円(同72.7%増)と大幅増収増益を達成。2025年夏クール放映のTVアニメ『水属性の魔法使い』が主要動画配信12サイトでランキング1位を獲得し、書籍・コミックス販売を牽引。2026年2月の東証スタンダード市場上場により株式発行収入1,770百万円を獲得し、現金及び現金同等物残高は4,363百万円へ大幅増加。2026年3月には新レーベル「Celica」を創刊。2027年4月期は売上高12,500百万円(前期比6.0%増)、営業利益1,900百万円(同4.3%減)を予想しており、増収ながら利益面では微減を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 電子出版市場の継続拡大(2025年1月~12月の電子出版市場は前年比2.7%増の5,815億円)がライトノベル・コミックス分野の追い風に
- TVアニメ『水属性の魔法使い』が主要動画配信12サイトでランキング1位を獲得し、原作書籍・コミックスの販売を大幅に牽引
- 2026年4月開始TVアニメ『本好きの下剋上~領主の養女』による書籍販売増加効果が継続見込み
- 刊行タイトル数の着実な積み上がりによる収益基盤の多様化・安定化
- 2026年3月創刊の新レーベル「Celica」による新規ユーザー獲得と新規IP創出
- 2026年2月の東証スタンダード市場上場による資金調達(払込総額1,770百万円)でIP創出・展開体制の強化が可能に
- ミュージカル再演(2026年8月予定)等リアルイベント領域での収益拡大と認知度向上
リスク
- 特定アニメタイトルの放映時期・成否への業績依存度が高く、アニメ化の採算変動が利益に直接影響(2025年4月期は前期複数アニメ化の反動で営業利益26.8%減)
- 主要顧客4社(㈱メディアドゥ、LINE Digital Frontier㈱、㈱カカオピッコマ、NTTソルマーレ㈱)への売上集中リスク(上位4社合計で売上高の約59%を占める)
- 紙書籍市場の縮小傾向が継続しており、電子書籍への移行加速に対応した販売戦略の継続的な見直しが必要
- AI技術の急速な進展・海賊版増加・著作権管理の複雑化による知的財産保護コストの増大リスク
- 編集者・プロデューサー等クリエイティブ人材の確保・育成が事業拡大の制約要因となる可能性
- 製作委員会への主体的出資拡大に伴うアニメ制作リスク(制作費超過・興行不振等)の増大
- 2027年4月期は営業利益1,900百万円(前期比4.3%減)を予想しており、増収下での利益減少リスクが顕在化(販売費及び一般管理費の増加が要因とみられる)

