昭和化学工業株式会社4990
昭和化学工業株式会社(珪藻土・パーライト事業)
珪藻土・パーライトを主力とする単一セグメント事業体
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 9,272百万円 | 9,237百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期) | 446百万円 | 346百万円 | ↑ |
| 経常利益(通期) | 801百万円 | 571百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(通期) | 624百万円 | 411百万円 | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 4.8% | 3.7% | ↑ |
| 自己資本比率 | 64.4% | 59.5% | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 278百万円 | 255百万円 | ↑ |
| 海外売上高(通期) | 1,705百万円 | 1,815百万円 | ↓ |
| 持分法による投資利益 | 163百万円 | 43百万円 | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 881.42円 | 762.37円 | ↑ |
| 年間配当金 | 10.00円 | 6.00円 | ↑ |
事業詳細
昭和化学工業グループは珪藻土・パーライト事業を唯一のセグメントとして展開。濾過助剤(売上構成比61.7%)、建材・充填材(同16.1%)、化成品(同16.2%)、その他製品(同6.0%)の4製品群で構成される。顧客は食品・製薬・化学・建材・水処理等の広範な産業に及び、国内外に販売。持分法適用会社オーベクス㈱の業績変動が経常利益に大きく影響する構造を持つ。
直近の概況
持分法投資利益の急増と特別損失縮小により純利益が前期比51.7%増
2026年3月期は売上高9,272百万円(前期比0.4%増)と微増にとどまったが、持分法による投資利益が163百万円(前期43百万円)と約3.8倍に拡大し経常利益は801百万円(同40.3%増)に急伸。投資有価証券売却益86百万円の計上と特別損失の大幅縮小(前期30百万円→当期6百万円)も寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は624百万円(同51.7%増)を達成。自己資本比率は64.4%に改善。2027年3月期は売上高9,400百万円・営業利益200百万円を予想するが、持分法適用会社オーベクス㈱の業績予想未定のため経常利益以下は非開示。本日付で新たな中期経営計画を策定・公表。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 持分法適用会社オーベクス㈱からの投資利益増加による経常利益の押し上げ効果
- 建材・充填材および化成品の国内外市場での売上増加(それぞれ前期比4.8%増・2.1%増)
- 生産性向上・省エネ・安定供給のための設備投資(有形固定資産取得390百万円)による長期的収益性強化
- お客様への技術提供を通じた商品の継続的利用促進と新規事業活動の展開
- 投資有価証券の含み益拡大(その他有価証券評価差額金643百万円増加)による財務基盤の強化
- 積極的な拡販活動・新規事業育成・全社規模でのコスト削減・災害リスク低減等の各種施策推進
リスク
- 持分法適用会社オーベクス㈱の業績変動リスク(業績予想未定のため経常利益・純利益の見通しが非開示)
- 各種エネルギー価格・原材料価格の高止まりによるコスト増圧力
- 運送費および人件費の継続的な増加による利益圧迫
- 濾過助剤・プール用塩素剤の夏季集中需要による季節変動リスク(天候不順の影響)
- 海外売上高の減少傾向(前期1,815百万円→当期1,705百万円)および各国通商政策の動向(関税問題等)による海外事業への影響
- 国内少子高齢化による国内需要の長期的縮小懸念
- ウクライナ・中東情勢ほか地政学的リスクの高まりによる事業環境の不透明化
最終更新: 2026年6月24日

