株式会社ミルボン4919
株式会社ミルボン(化粧品製造・販売 単一セグメント)
美容室専売の化粧品メーカーとして国内外でヘアケア・染毛剤等を展開
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年1Q累計) | 12,415百万円 | 11,180百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 営業利益(2026年1Q累計) | 1,250百万円 | 712百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 売上高営業利益率(2026年1Q累計) | 10.1% | 6.4%(2025年1Q) | ↑ |
| 経常利益(2026年1Q累計) | 1,337百万円 | 625百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年1Q累計) | 1,015百万円 | 462百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 国内売上高(2026年1Q累計) | 8,462百万円 | 8,165百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 海外売上高(2026年1Q累計) | 3,952百万円 | 3,014百万円(2025年1Q) | ↑ |
| 海外売上高比率(2026年1Q累計) | 31.8% | 27.0%(2025年1Q) | ↑ |
| 1株当たり四半期純利益(2026年1Q) | 31.96円 | 14.20円(2025年1Q) | ↑ |
| 1株当たり純資産額 | 1,530.80円 | 1,543.67円(2025年12月末) | ↓ |
| 自己資本比率 | 85.4% | 84.9%(2025年12月末) | ↑ |
| 通期売上高予想 | 54,800百万円(前期比3.7%増) | 52,863百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想 | 6,300百万円(前期比11.4%増) | 5,652百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
事業詳細
当社グループは化粧品の製造・販売を単一事業として営む。主力はヘアケア用剤(売上構成比63.2%)と染毛剤(同32.3%)で、美容室・ヘアデザイナーを主要顧客とする。独自のフィールドパーソンシステムによる教育型営業、TAC製品開発システムによる現場起点の商品開発を強みとし、国内では「エルジューダ」「オージュア」等のプロフェッショナルブランドを展開。海外は連結子会社を通じ米国・EU・韓国等7リージョンで事業を推進する。
直近の概況
2026年1Qは売上高11.0%増・営業利益75.4%増と大幅な増収増益を達成
2026年1Q(1月〜3月)の連結売上高は12,415百万円(前年同期比11.0%増)。ヘアケア用剤が13.1%増、染毛剤が8.2%増と主力カテゴリが揃って伸長。海外売上高は3,952百万円(同31.1%増)と急拡大し、売上構成比が27.0%から31.8%へ上昇。米国・EUの高成長継続に加え、前年同期に政治的混乱の影響を受けた韓国も高い売上成長を達成。為替差損(前年同期113百万円)が消滅し為替差益6百万円に転換したことも経常利益の大幅改善(113.7%増)に寄与。通期業績予想は前回(2026年2月13日発表)から変更なし。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 海外売上高の急拡大:米国・EUでの高成長継続、韓国の政治的混乱からの回復により1Q海外売上高が前年同期比31.1%増の3,952百万円に達し、売上構成比が31.8%まで上昇
- ヘアケア用剤の多面的成長:プレミアムブランド「ミルボン」の海外堅調に加え、国内新ブランド「スワエ」・スタイリング剤「ニゼル」新商品が計画的営業・教育活動の成果により好調
- 高付加価値カラー戦略:ICEA認証「ヴィラロドラカラー」が引き続き高成長を維持、「オルディーブアディクシー」等ファッションカラーも国内減収幅が縮小
- 為替環境の改善:円安の恩恵により海外売上の売上総利益が伸長、前年同期の為替差損113百万円が消滅し経常利益の大幅改善に貢献
- 重点エリア戦略の成果:中期事業構想(2022-2026)の7リージョン戦略を再検証し、市場性・成長力の高い米国・EU・韓国を重点エリアに設定した積極的活動の成果が着実に顕在化
- milbon:iD会員基盤による店販品売上拡大:デジタル会員プラットフォームが国内ヘアケア用剤の店販品売上成長を構造的に支援
リスク
- 染毛剤市場の競争激化:業務用品を中心に競争環境が激しくなっており、一部サロンの低価格ブランドへの切り替えリスクが継続
- コスト構造の変化:人員増およびベースアップによる人件費増加、海外向け出荷増に伴う物流費増加により販売費及び一般管理費が増加(1Q:6,622百万円、前年同期比4.4%増)
- 国内消費の節約志向:物価上昇継続に伴う消費者の節約志向の高まりが国内売上の伸び悩みに影響するリスク
- 地政学リスク・海外市場の不確実性:中東情勢の緊迫、米国の関税政策、為替・金利変動が日本経済および海外事業に与える影響
- 中期事業構想目標の下方修正リスク:2026年度が中期事業構想(2022-2026)の最終年度であり、通期営業利益予想6,300百万円は当初目標8,400百万円から大幅に引き下げられた水準
- 化粧品カテゴリの低成長:売上構成比1.3%と小規模にとどまり、事業多角化の観点から成長寄与が限定的
最終更新: 2026年4月15日

