ノイルイミューン・バイオテック株式会社4893
ノイルイミューン・バイオテック株式会社(がん免疫療法創薬事業)
PRIME技術を核とした固形がん向け遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発単一セグメント企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 事業収益(第1四半期累計) | 0百万円 | 2百万円(前年同期) | ↓ |
| 営業損失(第1四半期累計) | △202百万円 | △241百万円(前年同期) | ↑ |
| 経常損失(第1四半期累計) | △153百万円 | △239百万円(前年同期) | ↑ |
| 四半期純損失(第1四半期累計) | △153百万円 | △240百万円(前年同期) | ↑ |
| 現金及び預金(期末残高) | 3,744百万円 | 3,918百万円(前事業年度末) | ↓ |
| 総資産 | 3,845百万円 | 4,012百万円(前事業年度末) | ↓ |
| 純資産 | 3,779百万円 | 3,932百万円(前事業年度末) | ↓ |
| 自己資本比率 | 98.1% | 97.8%(前事業年度末) | ↑ |
| 1株当たり四半期純損失 | △3.54円 | △5.55円(前年同期) | ↑ |
| 研究開発費(第1四半期累計) | 86百万円 | 122百万円(前年同期) | ↓ |
事業詳細
「がんを克服できる社会の創生に貢献する」を理念に、独自のPRIME(Proliferation-inducing and migration-enhancing)技術を用いたCAR-T・TCR-T等の遺伝子改変免疫細胞療法を開発。自社が主導する「自社創薬」と、PRIME技術を製薬企業にライセンスする「共同パイプライン」のハイブリッドビジネスモデルを採用。Adaptimmune、Autolus、中外製薬と共同パイプライン契約を締結している。
直近の概況
NIB103第Ⅰ相臨床試験で第1例目患者投与を達成、損失額は前年同期比で改善
2026年第1四半期(2026年1月〜3月)において、自社リード品NIB103の第Ⅰ相臨床試験における第1例目の患者への投与を達成した。事業収益は計上なし(前年同期は2百万円)。一方、研究開発費が86百万円(前年同期122百万円)に減少したことで営業損失は202百万円(前年同期241百万円)に縮小。山口県・宇部市の補助金収入45百万円の計上により経常損失は153百万円(前年同期239百万円)に改善した。継続企業の前提に関する注記は該当なし。
主要プロダクト
成長ドライバー
- NIB103の第Ⅰ相臨床試験における第1例目患者投与達成を起点とした自社創薬パイプラインの臨床ステージ進展
- Adaptimmune・Autolus・中外製薬との共同パイプラインにおける開発進捗に伴うマイルストン収入の潜在的獲得
- 山口県「令和7年度やまぐち再生医療等実用化・産業化推進補助金事業」および宇部市補助金(計45百万円/四半期)採択による研究開発費用の一部補填
- NIB104・NIB105の早期臨床ステージ移行および共同開発パートナー獲得による収益機会の拡大
- 山口大学との共同研究による次世代型PRIME技術・他家細胞療法の開発進展と新規ライセンス契約獲得機会の拡大
リスク
- 事業収益が計上なし(2026年第1四半期)と極めて限定的であり、研究開発費・一般管理費を賄えず継続的な純損失(153百万円/四半期)が発生している
- 手元現金3,744百万円は研究開発費の継続支出により年々減少しており、将来的な追加資金調達の必要性がある
- パイプラインの臨床試験結果や規制当局の判断次第で業績が大きく変動するリスクがあり、2026年12月期通期業績予想は未開示
- パートナー企業による事業進展状況や新たなライセンス契約の成否によって収益が大きく変動する構造的リスク
- NIB101の第Ⅰ相臨床試験中止、NIB102の武田薬品による試験終了など、パイプラインの開発中断リスクが過去に顕在化している
最終更新: 2026年3月23日

