外部環境変化による加入者減少
スマートフォン普及や低価格動画配信サービスの台頭により、生活者のコンテンツ接触スタイルが多様化し、顧客離れによる正味加入者数の減少リスクがある。主要収入が視聴料収入であるため、加入者数の増減が収入・利益を直接左右する構造となっている。加入推進活動の強化が必要になった場合、コスト増加が業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
サイバー攻撃による機能不全
近年脅威が増しているサイバー攻撃を受けた場合、顧客個人情報の漏洩のみならず、システムダウンに伴うサービス停止やアクセス制限が発生するリスクがある。社内システムだけでなく社外取引先への攻撃に起因する機能不全も対象となり、サービス提供困難が業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
放送設備一極集中による災害リスク
当社グループの放送設備は東京都江東区辰巳に一極集中しており、大規模地震や風水害等の自然災害により当該地区が甚大な被害を受けた場合、設備損壊によりサービスが長期間停止するリスクがある。交通・通信インフラの寸断や従業員の被災も重なり、全社的な事業活動が制限され、事業継続および業績に甚大な悪影響を及ぼす可能性がある。
コンテンツ調達不能リスク
国内外の大規模災害・感染症の発生や、競合事業者による権利独占、権利者からの売り止め、訴訟の発生等により、希望するコンテンツが調達できなくなるリスクがある。放送・配信の継続が困難になった場合、不満を持つ加入者の解約が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
円安・インフレによるコスト増
海外から現地通貨建てで購入するコンテンツが含まれており、通貨ヘッジ取引を行っているものの、急激かつ大幅な円安の進行や急激なインフレの発生によりコンテンツ調達コスト等が高止まり・増加するリスクがある。これにより当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。
重要システムの機能不全
番組編成・放送運行システム、配信運行システム、顧客管理システム等について現用系統に加え予備系統を有しているが、自社のシステム障害、通信等サービス提供元の障害、またはシステム運用ミスによる機能不全が発生した場合、放送・配信サービスの停止や顧客管理業務の停止等が生じる可能性がある。規模によっては業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
個人情報漏洩リスク
放送・配信サービスの加入者やさまざまな事業の利用者から取得した顧客情報・契約情報等の個人情報を管理しており、個人情報保護マネジメントシステムの構築・運用等の対策を講じているが、情報漏洩が発生した場合は加入契約に基づく法的責任を負う可能性がある。社会的批判による信用低下が事業および業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
法令違反・コンプライアンス違反
放送事業は総務大臣からの認定または免許等の対象となっており、中小受託取引適正化法等の各種法令の遵守も求められる。適用法令や許可条件に従わなかった場合や重大な法令違反・コンプライアンス違反が発生した場合、社会的信用が低下し事業および業績に悪影響を与える可能性がある。「WOWOW企業行動規範」等のルールを定め周知徹底を行っているが、役職員・派遣社員・スタッフによる不祥事やインサイダー取引等も対象となる。
優秀人財の大量流出
既存事業構造の抜本的な転換を進め競争環境が激化する中、会社の魅力や従業員のモチベーションが低下し、優秀なプロデューサー等の人財が大量に流出するリスクがある。人財確保が困難になることで事業遂行能力の低下を招き、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
投資有価証券・M&Aリスク
上場株式については株式市場における時価下落、非上場株式等については対象会社の財政状態の悪化等により、保有有価証券の評価損の計上が必要となる可能性がある。また新規サービス展開に向けたM&Aにおいては財務・法務・経営・人材等の各種リスクが伴い、当社グループの事業および業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

