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大幸薬品株式会社

4574東証プライム医薬品

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大幸薬品株式会社4574

医薬品事業

大幸薬品の主力セグメントで、連結売上高の約94%を占める胃腸薬事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年12月期第1四半期)858百万円989百万円(2025年12月期第1四半期)
セグメント利益(2026年12月期第1四半期)160百万円314百万円(2025年12月期第1四半期)
セグメント利益率(2026年12月期第1四半期)18.6%31.7%(2025年12月期第1四半期)
国内売上高(2026年12月期第1四半期)659百万円903百万円(2025年12月期第1四半期)
海外売上高(2026年12月期第1四半期)198百万円86百万円(2025年12月期第1四半期)
セグメント売上高(2025年12月期通期)5,771百万円
セグメント利益(2025年12月期通期)1,573百万円

事業詳細

「正露丸」「セイロガン糖衣A」「正露丸クイックC」等の一般用医薬品を製造・販売する中核事業。国内では薬局・ドラッグストアを通じて一般消費者へ供給し、海外では香港・台湾市場を中心にアジア圏へ展開。主成分である日局木クレオソートは自社製造し、子会社の大幸TEC株式会社に製造委託している。120年以上の歴史を持つ「正露丸」ブランドが国内外で高い認知率を維持し、止瀉薬市場において中核的な地位を占める。

直近の概況

国内売上が前年同期比27.0%減の一方、海外は香港・台湾向け増加で130.6%増

2026年12月期第1四半期の医薬品事業売上高は858百万円(前年同期比13.2%減)。国内は「正露丸」の供給不足継続、競合他社製品の供給再開、インバウンド需要の減少等の複合要因により659百万円(同27.0%減)と大幅減少。一方、海外は香港・台湾市場への出荷数量増加により198百万円(同130.6%増)と急拡大。セグメント利益は供給体制強化に関わるコスト増加等により160百万円(同49.0%減)、利益率は18.6%に低下。下期以降のリードタイム短縮・生産性改善に向けた設備更新等の準備を進めている。

主要プロダクト

product
正露丸

120年以上の歴史を持つ大幸薬品の基幹製品。国内止瀉薬市場で中核的地位を占める。現在も供給課題が継続しており、下期以降のリードタイム短縮・生産性改善に向けた設備更新等の準備が進行中。

product
セイロガン糖衣A

正露丸の独特の臭いを抑えた糖衣錠タイプ。携帯用サイズ等の新製品投入によりユーザー層の拡大を図っている。

product
正露丸クイックC

正露丸ブランドの製品ラインアップを構成する派生製品の一つ。

product
ピシャット下痢止めOD錠

水なしで服用できる口腔内崩壊錠タイプの下痢止め薬。

product
ラッパ整腸薬BF

腸内フローラの改善を目的とした整腸薬製品。

成長ドライバー

  • 中期経営計画(2026-2028年)における医薬品事業への投資集中方針と正露丸ブランドのエクイティ強化
  • 下期以降のリードタイム短縮・生産性改善に向けた設備更新等の準備推進による供給体制強化
  • 香港・台湾市場への出荷数量増加による海外売上の拡大(2026年12月期第1四半期海外売上高198百万円、前年同期比130.6%増)
  • 夏の需要期に向けた広告宣伝費増額方針に基づくマーケティング施策の計画推進
  • 「セイロガン糖衣A携帯用」等の新製品投入とWEBプロモーションによる新規ユーザー獲得

リスク

  • 「正露丸」の供給制約継続リスク(製造設備更新・リードタイム短縮が進行中であり、供給課題は未解消)
  • 原材料・製造コストの上昇による収益性悪化(2026年12月期第1四半期セグメント利益率18.6%、前年同期31.7%から大幅低下)
  • 競合他社製品の供給再開による国内市場シェア喪失リスク(国内市場規模が前年同期比94.0%と低調)
  • 中東情勢の影響による資材価格高騰・調達遅延に伴う生産への影響リスク
  • 為替変動リスク(海外売上高が第1四半期セグメント売上高の約23%を占め、香港・台湾向けが主軸)
  • 物価上昇・消費減速によるインバウンド需要減少および国内需要の下振れリスク

最終更新: 2026年3月24日