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バリオセキュア株式会社

4494東証スタンダード情報通信業

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バリオセキュア株式会社(単一セグメント)

国産自社開発機器を軸にネットワークセキュリティをワンストップで提供するリカーリングビジネス

期間今期前期増減率
売上収益(IFRS)2,843百万円2,668百万円
営業利益(IFRS)562百万円492百万円
セキュリティBPOサービス売上収益2,491百万円2,345百万円
インテグレーションサービス売上収益352百万円323百万円
解約率(金額ベース)0.72%

事業詳細

インターネットセキュリティサービス事業の単一セグメント。自社開発のネットワークセキュリティ機器VSRを中核に、機器調達・設置・監視・運用保守をワンストップで提供する。主要顧客は中堅・中小企業で、通信事業者やISP等の販売代理店を介した間接販売が中心。月額課金のリカーリングレベニューモデルにより安定収益を積み上げ、2026年2月末時点で全国47都道府県7,651拠点にサービスを提供している。

直近の概況

価格改定・EDRライセンス増加・IS高単価案件増加により前期比6.6%増収、IFRS営業利益は14.1%増

2026年2月期(第11期)の売上収益は2,843百万円(前期比6.6%増)、IFRS営業利益は562百万円(同14.1%増)。セキュリティBPOサービスでは既存顧客・代理店への価格改定実施とVario EDRのライセンス数増加が寄与。インテグレーションサービスではISの高単価案件増加が貢献。一方、VCRは競合激化で減収。費用面ではライセンス費用・保守費用の値上げ等により増加。売上収益・営業利益ともに期初計画は未達だが修正計画は上回った。2025年8月にはランサムウェア対策パッケージを新たに提供開始。HEROZ株式会社による完全子会社化を機に人材採用・経営体制強化を推進中。

主要プロダクト

service
VSRを利用した統合型インターネットセキュリティサービス

自社開発のネットワークセキュリティ機器VSRをインターネットとユーザー社内ネットワークの境界に設置し、24時間365日の監視・運用・保守をワンストップで提供。月額課金モデルで機器購入不要。2026年2月末時点で7,651拠点に稼働。

service
Vario EDR(エンドポイントセキュリティサービス)

従来のウィルス対策ソフトでは検知困難なマルウェアの行動を監視し、サイバー攻撃を阻止するEDRサービス。リスクレベルのスコア化と対応支援により運用負担を軽減。主要代理店でのライセンス数増加が当期増収に貢献。

service
VDaP(データバックアップサービス)

企業のデジタルデータをVDaP機器に一時バックアップした後、自動的にデータセンターへ転送する二重構造で耐障害性を確保。バージョン管理されたデータ保持と使いやすい復旧インターフェースを提供。

service
VarioマネージドLAN/Wi-Fiサービス

ネットワークスイッチやWi-Fiアクセスポイントの脆弱性対応・障害特定をマネージドサービスとして提供。企業DX化に伴う情報システム担当者の業務負担増加に対応し、最小限の管理負担で安全なビジネスインフラを実現。

service
インテグレーションサービス(VCR・ネットワークIS)

SOPHOS Ltd.製品を自社ブランドで販売するUTM機器VCRと、ネットワーク機器の調達・設計・構築を行うネットワークインテグレーションサービス(IS)で構成。当期ISは高単価案件増加で増収、VCRは競合激化により減収。

成長ドライバー

  • ストック型リカーリングレベニューモデルによる収益積み上げと低解約率(0.72%)の維持
  • サイバー攻撃の多様化・高度化を背景としたセキュリティアウトソーシング需要の拡大
  • 既存顧客・代理店への価格改定実施による単価向上
  • Vario EDRのライセンス数増加によるエンドポイントセキュリティ領域の拡大
  • 通信事業者・ISP等の販売代理店ネットワークを活用した全国47都道府県カバーの営業基盤

リスク

  • 特定販売代理店への売上依存(USEN ICT Solutions 35.5%、ソフトバンク 20.7%で上位2社合計56.2%)
  • クラウド環境への移行等の技術環境変化への対応遅れリスク
  • 原材料・エネルギー価格高騰に起因するライセンス費用・保守費用の上昇による利益圧迫
  • VCR(UTM機器)における競合激化による販売数低迷
  • 自社開発機器・システムに係るシステム障害・情報漏洩リスク

最終更新: 2026年5月27日